ベアモデル ガイラ スタンダードサイズ 平成物

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琵琶湖の岩で裂かれたサンダの肉片が海に流れ込み、その細胞から誕生したのが“海のフランケンシュタイン”ことガイラです。
緑色の体毛に覆われた鱗状の体表を持つ人型怪獣で、人間に友好的なサンダとは異なり、人間を好んで捕食する、獰猛で残忍な性格の持ち主。そんなガイラが、羽田空港を襲撃した際に女性を捕食するシーンは怪獣映画史上に残るトラウマシーンとして知られていますが、個人的には東宝の名脇役、沢村いき雄氏演じる老漁師が、海中から漁船を狙っているガイラと目が合ってしまうシーンが怖かったですね。あれ、子供の頃に観ていたら絶対しばらくの間、悪夢にうなされていたと思います...

こちらは平成14年(2002年)にイベントと通販限定で発売された、ベアモデル製スタンダードサイズのガイラです。
前項で紹介したサンダ同様、セミリアルに近い造形で、劇中のガイラの姿を上手く捉えた仕上がりとなっています。そういえば本編のガイラのマスクは中に入っている中島春雄氏の顔から直接型取りして作られたそうですが、このベアモデルのガイラ、眺めているうちに段々と中島氏の顔に見えてくるから不思議です。
口と、胸からヘソの辺りにかけて吹かれた赤スプレーも、獲物を捕食した後のように見えて不気味ですね。
5枚目の画像ではサンダと組ませてみました。やはり2体揃うと良いですね。ちゃんとガイラのほうをちょっとだけ小さく作ってある辺り、判っているなぁという感じです。

#ゴジラ #ベアモデル #東宝 #ソフビ #怪獣

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