マーミット メイツ星人 スタンダードサイズ ムルチ指人形付き 平成物

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地球の風土や気候を調査する為にやって来た宇宙人、メイツ星人。
ある嵐の夜、怪獣ムルチに襲われていた少年・佐久間良を助けた事がきっかけで、廃墟で良と親子のように暮らしていましたが、公害に汚染された地球の大気によって肉体が蝕まれ衰弱、そして、最期は暴徒と化した民衆から良を庇い、警官によって射殺されてしまうという悲劇の宇宙人です。劇中では「金山」という地球人の姿での描写が多く、星人本来の姿は冒頭のムルチ封印のシーンのみの登場ですが、このメイツ星人のマスクって、第31話「悪魔と天使の間に・・・」に登場したゼラン星人の流用なんですね。ゼラン星人は聾唖者の少年という「弱者」に化け、周囲を欺き、郷秀樹を罠に陥れた悪辣な宇宙人。脚本も違えばスタッフも違うので意識した訳ではないと思いますが、メイツ星人が「在日朝鮮人」問題を投影させたキャラクターであることを踏まえてみますと同じマスクでありながら一方は「集団に抑圧される弱者」で、もう一方は「弱者の仮面を被った悪魔」、というところに何か暗示的なものを感じてしまいます。

2006年に発売された、マーミット「怪獣天国シリーズ」のメイツ星人。
良くも悪くもマーミットらしい大味な造形ですが、マイナーキャラのメイツ星人の数少ない立体物として貴重なソフビです。(個人的には、メイツ星人はベアモデルでソフビ化して欲しかった!)
なお、このメイツ星人にはオマケとして、指人形タイプのムルチが付属していました。

#帰ってきたウルトラマン #マーミット #円谷プロ #怪獣 #ソフビ

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