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ベラクルス産アメシスト
メキシコのベラクルス産のアメシスト。淡い紫色で透明度が高く、細長い美しい結晶が特徴で、世界一美しいアメシストと言われることも。 ベラクルスの山岳地帯にあるタタティラで採れるが、すでに絶産。現状は入手は容易だが、きれいなものはどんどん減っていくのかも。 この原石は、透明度の高さと躍動感ある形が面白い。 トップ近くは途中で横方向に干渉する結晶や、中に虹がきらめく結晶(2枚目)が。 また、セプター(キノコ状にたとえられる、トップの方が大きい結晶)らしい結晶も見られる(3枚目)。サイズも最大部が4cm以上あり、存在感あり。 通常のアメシストは低温熱水鉱脈で採れることが多く、結晶は大きく成長しないため短い。 しかし、ベラクルスアメシストは低温型水晶の中でも比較的高い温度の中で安定してゆっくりと成長したため、細長く成長するのではとも言われる。 なお、アメシストは日光で褪色するため、日が当たらない場所に保管したほうがいい。 #鉱物 #標本 #原石 #アメジスト #アメシスト
鉱物 7 ワイズミネラルofugutan
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オールドマイン産のパライバトルマリン
元祖、パライバトルマリンの産地であるパライバ州のサンジョセ・ダ・バターリャ鉱山のもの。 現在のパライバトルマリンは、ブラジルでもほかの産地やモザンビーク産などがあるため、この元祖鉱山産のものはオールドマイン産とも言われる。 バターリャ鉱山産はインクルージョンが入りやすいが、このルースは非常に珍しいノーインクルージョンで照りが強い。緑みより青が強く、これぞバターリャ鉱山産のトップカラーとのこと。 ちなみにブラジルのパライバトルマリンの産地は、ほかにリオ・グランデ・ド・ノルテ州のパレーリャス鉱山(ニューマイン)産がある。 また、オールドマインでごく初期に取れた、非常に濃厚な色をしたパライバトルマリンは「エイトリータ」と特別に呼ばれる。100数十万するため、手に入るような価格ではないが。 #パライバトルマリン #希少石
0.15 宝石ルース 7ofugutan