-
THE LEGEND & BUTTERFLY
ゆっても「70周年記念企画」「本能寺」「キムタク」なんだろう? 無難なとこで納めて「はい皆さんよくできました!」って感じじゃないの? なんてこと言ってましたが。 いやいや。昼食直後の暖房効きまくりの脚伸ばせるラクチンシートで、 寝なかった 涙出てきた 「新しい解釈」はいくらでもできるし、役者に合わせた脚本を用意すれば、いくらでもカッコよくなる。てぇしたもんだ。(ツッコミどころは、そりゃたくさんある。でもそこを指摘するのが野暮だ、と思わせるぐらいの力はある) ファンタジー部分は、思い切ったなー。でも、あれがなかったら平凡な「本能寺もの」になっちゃってたかも。 パンフレットは左とじの横長。金色なのは安土城をイメージ? 写真も情報もいっぱい。壮大なネタバレも、あるにはあるが、まぁ気づかない程度。 あと、パンフ買ったらおまけの「織田ちん小袋」ついてきた。お駄賃か。なるほど。
キムタク 監督 大友啓史 1000円 映画館BLACK
-
ばるぼら
手塚治虫(神)が、創作の女神を紙の上に描いた作品。それを手塚眞(神の子:生物学的な意味で)が映画として再解釈した作品。 ただまぁ、この漫画が発表された頃は「狂気の」「衝撃の」「問題作」だったかもしれないけど、今や少青年誌や深夜アニメででこのレベルの描写はありふれてるわけで。若い人がみても「どっかでみたような展開だな」としか思われないかも。 パンフレットは、でもしかし、原作に思い入れのある人が作ったとみえて、かなり凝った内容。原作マンガの一部をそのまま掲載してるし、映画の脚本を丸ごと載せたりしてる。製本タイプでかなり厚め。 面白いのは、裏表紙にあるように、この映画の英語タイトルは「Tezuka's Barbara」なのに、監督の名前の表記は「Tezka」。これはあくまで「治虫」の作ったミューズだよ、ということなのか。
実写化 監督 手塚眞 1000円 映画館BLACK
-
この世界の片隅に
2015-2016年の「情報の洪水で観客を気持ちよく酔わせる傑作映画群」の一つ。(何か上手い名付けはないもんか。)これ以降、こういう「情報レイプ」な映画は出てこない(あるかもしれないが、気持ちよくない)のは何でだろう。やっぱり難しいんだろうなぁ。 パンフレットは四角い正方形。真ん中折りで、その真ん中見開きは年表と用語解説。なるほど、正しく情報映画。主演の「のん」は、もちろん能年玲奈ですが「能年」の文字もキャリアも載ってない。この映画がデヴュー作のような扱い。 それから、キャストスタッフはもちろん、クラウドファンディングでの協力者も全員掲載。
太陽の帝国 監督 片渕須直 1000円 映画館BLACK
-
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
原題:Rogue One: A Star Wars Story 「エピソード4」つまり、無印スターウォーズの物語の直前、ほんとにほんとに「直前」のお話。「本編」ではないので、余計な横やりが少なかったと見えて割と真面目にスターウォーズしてます。まぁその。話の流れは「何だこりゃ」なんだけどね。いや、SWにそういう「納得いく人間ドラマ」とか求めてないし。つか、最後の10分、「彼」の大暴れがあるので、他のアレコレは全部どうでもいいです。そのシーンのためだけに何度も映画館へ通いました。 「直前」の話なので、登場人物のコスチュームや、登場メカの類は全部「あの時のスターウォーズ」のままです。万歳。パンフレットは分厚い21世紀仕様。新しい印刷で「あの頃」のキャラやメカを眺められるのは嬉しいね。 そんで、この物語のもう一つの主役、デス・スターもちょいちょい載ってます。雲の向こうに浮かぶデス・スターとかかっこよすぎる。断面図とかもう辛抱たまらん。
I have a bad feeling about this 監督 ギャレス・エドワーズ 1000円 映画館BLACK
-
2001年宇宙の旅
原題:2001: A Space Odyssey 結局。2001年どころか、2020年になっても、「回転して疑似重力を産み出す宇宙船や宇宙ステーション」は実用化されてないなぁ。冷戦の無駄遣いは痛かった。でも、冷戦がなければロケット技術の向上もなかった。そして、先進国は「増えすぎた人口」に頭を悩ませることもなくなってしまった。宇宙は過ぎ去った未来なのかも。 それはそれ。リバイバル上映のときに入手したパンフレットです。発行はまさに2001年。現実の2001年にこの映画を改めて捉えなおしたパンフレットです。昔のパンフの表紙は「車輪型宇宙ステーションとパンナムのシャトル」だった気がするんだけど、それは主役じゃないって知れちゃったせいか、このパンフの表紙は「HALの胎内にいるボウマン」です。おー怖い。 真ん中見開きには、「実物大ディスカバリー号の重力デッキ」の撮影風景が載ってる。うひょ。本当に作ったんだ。 他にも筒井康隆や押井守が一文寄せてたり、手塚プロへのラブコールの顛末が書かれてたりと、読むとこたくさん。 映画のパンフレット、実家を家探しすればまだまだあるはずだけど、とりあえず手元にあるのは以上。けっこうあったな。 また発見したらUPします。
2001年もの 監督 スタンリー・キューブリック 1000円 映画館BLACK
-
仮面ライダー THE FIRST
そうそう、こういうのが見たかったんだよ、的なライダー。海の向こうじゃバットマンやらスパイダーマンやらが大金かけてリメイクされてるってのに、本朝ではなかなかそういう作品がでなかったんだよな。産業スパイとしてのバッタ男の使い方とか、ああそうだよな、そうそう、これが本来の改造人間の使い方だよな、とうなづきまくった記憶が。が、まぁその。成績的にはというと。 惜しいなあ。もうちょっとシナリオ練ってくれれば、と思わないでも。 パンフレット、ちょっと枚数多め。オリジナルに近づけつつ、すきっとした現代的なイケメンライダーをたっぷり見せてくれます。よく読むと、スタッフの中に思わぬ大物の名前があったりして、みんな仮面ライダー大好きなんだな、と。ただし、パンフレットの定価は1000円。あらびっくり。
リメイク 監督 長石多可男 1000円 映画館BLACK
-
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE. いい作品だったんだけどなぁ。「シンジ君は何回人生やり直さなきゃいけないんだ」的にナナメに見てた「序」から、「おおぉ。今度のループは違うかも」と思わせた「破」。でも「急」はなく「Q」になっちゃった。 パンフは表紙とウラまで完全封印のネタバレ厳禁仕様。でも、マリとか新型とか出るのって、事前にリークされてなかったっけ? 今や完全にネタバレを防ぎたいなら、それこそガルパンみたいに「公開2週目からパンフ販売」ってしないと。
怪獣映画 監督 庵野秀明 1000円 映画館BLACK
-
キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-
「どうしてこうなった」とまではいえないけど、かなり独自解釈が多い作品。だから、松本零士の原作を読み込んでるひとには受け入れにくいかも。 パンフは横長。製本してある。かなり情報量多し。そのパンフをみれば判るとおり、ビジュアルは原作をさらにかっこよく消化してる。ただし、ヤッタラン副長までかっこよく(デザイン、行動とも)しちゃったのはどうしたもんか。アルカディア号もかなりおどろおどろしいデザイン。私は好きだけど、結局模型は出なかったなー。
松本零士 監督 荒牧伸志 1000円 映画館BLACK
-
キカイダー REBOOT
キカイダー REBOOT キカイダーのリメイク。ロボットが絵空事だった原作の時代と違い、介護やら警備やらでリアルにロボットとの共存を考えなきゃならん21世紀の作品なわけだから、そらもう描かなきゃならんことはてんこ盛り。でも予算も時間も限られてる。「ああ、あそこはああしたかったんだろうな。でも仕方ないよな」などと製作側の事情を推し量りながらの鑑賞は、きっと正しい姿勢じゃないんだろう。 パンフも、真ん中ホチキス綴じのごく普通のタイプ。でも、描きたいこと、書きたい事山盛りだったと見えて、見方によっては「うるさい」くらいの情報量。
ロボットじゃないよ 監督 下山天 1000円 映画館BLACK
-
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE. 一体何回「逃げちゃだめだ」を聞かなきゃなんないんだろう。2007年の映画ですが、2019年現在、まだ完結してません。ただ、これは1995年のTV版(の前半)を丁寧に描きなおしたもので、画像映像にこだわる人にとっては嬉しいサービスサービスだったんじゃないでしょうか。 パンフは、きちんと製本した作りなのに、ひたすら「デジタルで描くとはどういうことか」って文章がこまかーい字で書いてあるだけ。これでこの値段!?と思ったことをよく覚えてる。
リメイク 監督 庵野秀明 1000円 映画館BLACK