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ウィリアムズ・ホンダ FW11
ピケは不調のブラバムからホンダエンジンを積むウィリアムズに移ってきた。さっそく開幕戦の母国ブラジルGPで勝利し、チャンピオン争いは最終戦オーストラリアGPまでもつれ込んだ。ポイント上はマンセルが有利だったが、マンセルはバーストでリタイアしてピケも用心のためタイヤを交換した。そしてプロストがそのまま逃げ切って連覇を果たした。ピケは結局4勝でP•P2回で69ポイント、ランキングは3位だったがコンストラクターズはウィリアムズはぶっちぎりの1位だった。
N・ピケ ミニチャンプス 仙台市 オールージュ 2005.11.24ゆーじ
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ベネトン・フォード B191
B191はピケのF1ラストマシンで、新旧交代の波を感じた91年だった。26.5ポイントでランキング6位。1勝でポディウムには3回上がった。開幕戦のアメリカGPではピレリタイヤが公道コースとの相性が良く、予選5位からタイヤ無交換で3位表彰台。第5戦カナダGPではファイナルラップでマンセルが止まりF1最後の勝利を掴んだ。第11戦ベルギーGPでは6番グリッドから波乱含みのレースを制して3位フィニッシュした。だが新たなミハエルという波に飲まれたのかひっそりF1から去った。参戦204戦23勝、ワールドチャンピオン3度の偉大なドライバーは晩年まで輝いていた。
N・ピケ ミニチャンプス 仙台市 オールージュ 2004.9.6ゆーじ