ベネトン・フォード B191

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B191はピケのF1ラストマシンで、新旧交代の波を感じた91年だった。26.5ポイントでランキング6位。1勝でポディウムには3回上がった。開幕戦のアメリカGPではピレリタイヤが公道コースとの相性が良く、予選5位からタイヤ無交換で3位表彰台。第5戦カナダGPではファイナルラップでマンセルが止まりF1最後の勝利を掴んだ。第11戦ベルギーGPでは6番グリッドから波乱含みのレースを制して3位フィニッシュした。だが新たなミハエルという波に飲まれたのかひっそりF1から去った。参戦204戦23勝、ワールドチャンピオン3度の偉大なドライバーは晩年まで輝いていた。

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