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ブロントテリウム
Brontotherium
哺乳綱奇蹄目馬型亜目ブロントテリウム科
生息時代 始新世後期〜漸新世前期
生息分布北アメリカの陸地
体長4.3m肩高2.5m
食性 植物食

かっぷくの良いブロントテリウム。体の幅もあり、四肢も太く力強い。頭は見ての通りに巨大である。何よりブロントテリウム類の特徴は、鼻づらの上に生えた"ツノ"であった。初期のブロントテリウム類では、小さなコブのようなものだったが進化と共に大きくなり、作例のブロントテリウムでは、Y字形の立派な*ツノ"となっている

初期のブロントテリウム類は、イヌほどの大きさであったが、その進化と共に巨大化がすすみ、最大種であるブロントテリウムでは、現在のサイよりも大きい。見てのとおり、サイに似た姿をしてはいるが、系統的にはよりウマに近い。頭部を支える
ために、肩の上部は筋肉が発達しており、力強く盛りあがっている。植物食であるがこの体を維持するのは大変だったろう

そう、哺乳類なので、コーモンがある。しっかり作ったので、しっかり見てほしいのだ!!
ブロントテリウムの前肢には指が四本、後肢には三本、そしてそれぞれに、ヒヅメのような爪があった。分類上は、ウマの仲間つまり奇蹄
目に分類される分厚い皮膚におおわれた感じに仕上げる。体表のシワの重なり具合や、ひじ、ひざにあたる
四肢のシワ、皮膚のたるみ、"骨、を感じさせるために強調した肋骨の浮き出しに注目。サイはくちびるが厚く、器用に動くが、ブロントテリ
ウムも同様だったのだろうか

上唇や耳にはゴワッとした毛が生えているが、これも現生のサイを参考にアレンジしている。ドールヘアを植毛しているが、テグス等も使えよう。目は市販のドールアイを使用。この透明感は塗装では出せないところだ

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