-
【1985/09/14】第28回国際職業訓練競技大会記念郵便切手
第28回国際職業訓練競技大会を記念して昭和60年9月13日に40円郵便切手を発行しました。 国際職業訓練競技大会は、「技能オリンピック」の名で広く知られています。大会は職業訓練の振興と、参加する青年技能労働者の国際交流と親善を目的とし、加盟国の代表により構成される組織委員会が運営しています。 昭和22年にスペインで第二次世界大戦後の青少年対策の一環として組織された産業青年団が開催した技能競技大会が母体となり、その後、加盟国も次第に増え、現在では技能労働者の祭典と呼ばれるほどの規模となっています。 第28回大会は、大阪市を中心として20数か国、約450人の選手が参加して、36職種にわたって競技が実施されます。 なお、日本での開催は、昭和45年の第19回大会(千葉市)に次いで2回目です。
20枚(縦5枚・横4枚) 縦27.0mm・横22.5mm 大会マークと競技者windsurfcafe
-
【1986/04/09】建築学100年記念郵便切手
建築学100年を記念して昭和61年4月9日に60円郵便切手が発行されます。 日本建築学会は、日本の近代化の幕開けとともに、明治19年4月9日に創立者26人によって造家学会の名のもとに設立され、明治30年7月に建築学会と改称し、明治38年1月に社団法人化され、昭和22年1月に日本建築学会と改称し、現在に至っています。同学会は、約30,000人の会員を擁し、会員の相互協力により、建築に関する学術、技術、芸術の進展に寄与しています。 昭和61年4月9日に創立100年記念式典が挙行されるとともに、8月下旬には、札幌市で創立100周年記念大会が開催されることとなっています。
20枚(縦5枚・横4枚) 縦33.5mm・横25.0mm レリーフと黄金比windsurfcafe
-
【1986/06/25】日本薬局方公布100年記念郵便切手
日本薬局方公布100年を記念して昭和61年6月25日に60円郵便切手が発行されます。 日本薬局方は、明治政府が医薬品規制の基本的制度として明治19年に公布して以来、時代の変遷、医学・薬学の進歩、製造技術の改良、各種測定機器の発達等に応じて、幾多の改正を重ね、昭和61年には、100年を迎えます。日本薬局方は、それぞれの時代における重要医薬品の品質規格を定めるとともに、製剤方法、試験方法等を定めており、病院、診療所、薬局、薬店等で使用され、市販されているすべての医薬品の原典となっています。 薬局方制度は、世界的にみても、デンマーク、スウェーデンなどのように既に200年以上の伝統を誇っている国もあり、さらに、WHOにより、国際薬局方も作られるなど、国際的にも重要性が増しています。
20枚(縦4枚・横5枚) 縦22.5mm・横33.0mm 構造式とカプセルと錠剤windsurfcafe
-
【1986/07/26】商船教育110年記念郵便切手
商船教育110年を記念して昭和61年7月26日に60円郵便切手を発行しました。 我が国の商船教育は、明治8年9月に海員養成の専門機関として開設された「航海測量習練所」(創設者、近藤真琴、後に、その分校として鳥羽商船黌黌が開設されたが、これが現在の鳥羽商船高等専門学校の前身)及び同年11月に開設された「三菱商船学校」(創設者、岩崎弥太郎、現在の東京商船大学の前身)に始まりました。 現在、商船学校としては、東京商船大学及び神戸商船大学をはじめ、富山、鳥羽、広島、弓削(愛知県)、大島(山口県)の5か所に商船高等専門学校があり、いずれも国立となっています。 昭和61年7月には、商船教育関係者等により、商船教育110年を記念し、商船教育の先駆者の業績をたたえる行事が予定されています。 なお、切手の意匠は、運輸省航海訓練所所属の「日本丸」と商船教育の創始者である近藤真琴と岩崎弥太郎を描いたものです。
20枚(縦4枚・横5枚) 縦25.0mm・横33.5mm 日本丸と商船教育創始者windsurfcafe
-
【1989/08/10】62円及び72円慶事用郵便切手
新料額の慶事用として、平成元年8月15日(火)に慶事用62円及び72円郵便切手が発行されます。 慶事用62円郵便切手は、昭和57年8月23日に発行の「折鶴」を図案とした慶事用60円切手の刷色を変更の上、料額を62円としたものです。 この切手の意匠は、慶事用41円切手と同様折鶴です。 慶事用72円郵便切手は、昭和57年8月23日発行の「松竹梅」を図案とした慶事用70円切手の刷色を変更の上、料額を72円としたものです。 この切手の意匠は、松竹梅を亀甲型にデザインしたものです。
100枚(縦10枚・横10枚) 縦22.5mm・横18.5mm A)折鶴 B)松竹梅windsurfcafe
-
【1989/08/10】41円慶弔用郵便切手
新料額の慶弔用として、平成元年8月10日(木)に慶弔用41円郵便切手が発行されます。 慶弔用41円郵便切手は、昭和58年11月22日発行の「折鶴」を図案とした慶事用40円切手の刷色を変更の上、料額を41円としたものです。 この切手の意匠は折鶴です。鶴は昔から「鶴は千年、亀は万年」などといわれ、長寿やめでたいことの鳥とされています。また、この折鶴には、鶴や亀とともに祝賀慶事の象徴とされている松竹梅が描かれています。 弔事用41円郵便切手は、昭和58年11月22日に発行の「花輪」を図案とした弔事用40円切手の刷色を変更の上、料額を41円としたものです。 この切手の意匠は、花輪をデザインしたものです。
100枚(縦10枚・横10枚) 縦22.5mm・横18.5mm A)折鶴 B)花輪windsurfcafe
-
【1988/09/03】第18回万国家禽会議記念郵便切手
第18回万国家禽会議を記念して、昭和63年9月3日(土)に60円郵便切手を発行しました。 家禽とは、鶏、アヒルなど、特に肉や卵をとることを目的に飼い養われる鳥の総称です。 万国家禽会議は、万国家禽学会が3~4年ごとに開催する国際会議で、家禽の生産性向上について総合的討議を行い、家禽産業の将来の発展の方向性を求めるものです。学術研究発表とともに家禽産業に関する展示会を開催することが、この会議の特色です。 第1回がオランダで開催されて以来、世界の各地域で順次開催されてきましたが、18回を迎える今回はアジアでは初めて開催されるものであり、メインテーマを”高度先端技術にもとづく効率的家禽生産”とし、9月4日(日)から9日(金)までの6日間、名古屋市の愛知県勤労会館、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で開催されます。 今回の主催は日本家禽学会、鶏病研究会、㈳日本養鶏協会、㈳日本畜産学会で、参加国は約60ヵ国で、参加者は国内、国外を合わせて約6,500人です。 意匠は、タマゴを表す円の中に、にわとり(名古屋種)を描いています。名古屋種は、卵肉兼用の品種として改良されたにわとりです。明治維新の頃、名古屋で、中国北部原産のパフコーチンと「日本」と称する地鶏とを交配して作り出されたので、名古屋コーチンと呼ばれました。その後、さらに改良がくわえられ、卵肉兼用種として確立されたので、名古屋種と呼ばれるようになりました。
20枚(縦5枚・横4枚) 縦36.0mm・横25.5mm にわとりとタマゴwindsurfcafe
-
【1987/11/13】1987年世界電気通信会議記念郵便切手
1987年世界電気通信会議を記念して、昭和62年11月13日に60円郵便切手が発行されます。 この会議は電気通信に関する世界最大の学術的国際会議で、通常毎年アメリカ国内で開催されます。伝送、光通信、宇宙通信、データ通信、放送など電気通信に関するすべての技術分野の研究成果について発表及び検討を行うものです。 米国電気電子技術者協会(IEEE)は世界の電気電子技術分野の学者・技術者によって組織されている世界最大の技術者団体で、その最先端技術の研究成果は初めて世界的に認められました。我が国の電気通信分野における技術水準は世界のトップレベルにありIEEE機関誌に掲載される論文数もアメリカに次いで2番目です。わが国のこの分野における技術の進歩が評価され今回の会議が開催されることになりました。会議は11月15日から18日まで東京都内で開かれます。主催はIEEEと電子情報通信学会及び国際科学振興財団です。 意匠は郵政省電波研究所鹿島支所に設置されている「通信衛星用準ミリ波帯パラボラアンテナ」です。これは昭和52年と58年にそれぞれ打ち上げられた実用静止通信衛星「さくら」及び「さくら2号」に使用されています。 鹿島支所は宇宙通信の研究開発、人工衛星の管制と研究、電波を利用する宇宙空間の研究等を行っており、実用放送衛星「ゆり2号」の実験用パラボラアンテナや、超長基線電波干渉計実験に使用する直径26mのパラボラアンテナなど数基の大型アンテナが設置されています。
20枚(縦5枚・横4枚) 縦33.0mm・横22.5mm パラボラアンテナwindsurfcafe