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VOLKSWAGEN SAMBA VAN
REAL-X フォルクスワーゲン・タイプ2 第1世代 T1 (1950年 - 1967年) 1950年にタイプ1(ビートル)をベースとするリアエンジン・リアドライブの汎用自動車として登場。オランダ人ディーラー、ベン・ポンのラフスケッチ程度のアイデアから後世に残る名車が生まれました。 タイプ1のサスペンションなどを補強したシャシにフル・キャブオーバー型の1BOXバンボディを架装し、3列のシートを配置できる床面積を有しました。 エンジンはタイプ1と同様の空冷・OHVの水平対向4気筒エンジンを搭載、当初は排気量1131ccで25psの最高出力でしたが、のちに改良により1192ccで40psまで向上しました。 ドイツをはじめとする欧州市場で大好評となり、北米市場でも便利なミニ・トランスポーターとしてヒット作となりました。 これにより、フォルクスワーゲンは「乗用車のタイプ1」と「マルチパーパスカーのタイプ2」の二本立て戦略で販路を広げることが可能になり、その後の同社の隆盛に大きく寄与することになりました。この販路拡大の途中、タイプ2は元来のバンタイプと小型バスタイプのほか、オープンデッキのトラックタイプ(ピックアップトラック)、救急車仕様車など多彩なバリエーションが展開されました。
ミニカー 1/72 REALTOY INTERNATIONAL 260円ts-r32
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VOLKSWAGEN CLASSIC BEETLE
REAL-X フォルクスワーゲン・タイプ1 1938年の生産開始以来、2003年まで生産が続き、四輪自動車としては世界最多の累計生産台数2152万9464台の記録を打ち立てた伝説的大衆車です。ビートル(Beetle)、バグ(Bug)などの愛称があります。 フェルディナント・ポルシェによる高性能小型大衆車のプランが、アドルフ・ヒトラーの大衆政策と結びついたことで開発が実現しました。1938年に量産型のプロトタイプが完成し、生産体制の整備が始められましたが、第二次世界大戦勃発で民生用量産は実現せず、1941年より主として軍人や要人向けに納車された以外、コンポーネンツは軍用車両の生産に利用されました。 戦後、1945年から本格生産が開始され、西ドイツ国内はもとより、アメリカ合衆国をはじめとする国外への輸出でも1950年代から1970年代にかけて大きな成功を収め、戦後の西ドイツ経済の復興に大きく貢献しました。 エンジンは軽量さと簡易性を重視して設計された4ストローク・強制空冷水平対向4気筒OHVで、軽合金を多用、空冷式のため各シリンダーは独立した構造。RRを前提に設計され、4速ギアボックス を収めたトランスアクスルと結合されて搭載されました。
ミニカー 1/72 REALTOY INTERNATIONAL 260円ts-r32
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NISSAN FAIRLADY Z
REAL-X 日産・フェアレディZ 4代目 Z33型 (2002年 - 2008年) 2002年、2年ぶりに復活。ボディタイプは2シータークーペのみで、歴代フェアレディZに設定されていた2by2は廃止され、V35スカイラインクーペに代替されました。エンジンは3.5Lで、最高出力は当初は自主規制で280psでしたが、最終的には313psまで向上しました。 モデルは、Z33標準車の栃木県警パトカーですが、栃木県警のVer.NISMO Z33のパトカーは見たことがありますが、ノーマルZ33のパトカーは見たことがありません。
ミニカー 1/72 REALTOY INTERNATIONAL 260円ts-r32
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MERCEDES-BENZ C-CLASS
REAL-X メルセデスベンツ・Cクラス 2代目 (2000年 - 2007年) W203 2000年にフルモデルチェンジされたDセグメントのセダン。外観では、瓢箪形のヘッドライトが特徴です。 従来、メルセデスベンツのモデル名は数字の下2桁が排気量を示していましたが、このW203型からその法則が途絶えています。例えば、C180は1.8Lではなく2.0Lで、C240は2.4Lではなく2.6L。 全長:4,535mm 全幅:1,730mm 全高:1,425mm ホイールベース:2,715mm 車両重量:1,470kg
ミニカー 1/72 REALTOY INTERNATIONAL 260円ts-r32
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MAZDA RX-8
REAL-X マツダ・RX-8 (2003年 - 2012年) 前後ドアが観音開きになる「フリースタイルドア」を採用、後部ドアのアウターパネルは、軽量化のためにアルミ製とされ、ピラーがビルトインされました。 搭載エンジンは、NAのロータリーエンジンで、マイナーチェンジ前のTYPE-S(6速MT)の最高出力は250ps/8,500rpm。 全長:4,435mm 全幅:1,770mm 全高:1,340mm ホイールベース:2,700mm
ミニカー 1/72 REALTOY INTERNATIONAL 260円ts-r32
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弁護士バイロン/つかこうへい
角川文庫 つか こうへい(1948年4月24日 - 2010年7月10日)は、劇作家、演出家、小説家。慶應義塾大学文学部哲学科中退。慶応では学生劇団「仮面舞台」に参加。のちに、早稲田大学の劇団「暫」に関わり、そこで当時早稲田の学生だった三浦洋一や平田満などと出会います。大学在学中からアングラ演劇第二世代の劇作家、演出家として活動を始め、"つかこうへい以前(第一世代)"、"つかこうへい以後(第三世代)"と呼ばれるほどの一時代を築き、1970年代から1980年代にかけて一大 "つかブーム"を巻き起こしました。
文庫本 角川書店 260円 1970年代ts-r32
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シェパード/フレデリック・フォーサイス
角川文庫 フレデリック・フォーサイス(Frederick Forsyth、1938年8月25日 - )は、イギリス・ケント州アシュフォード出身の作家。1970年、パリにいた際にフランスのシャルル・ド・ゴール大統領番として見聞きした大統領警護隊員のエピソードをヒントに、大統領暗殺未遂事件を書いた処女作『ジャッカルの日』は映画化され、各国でヒットしフォーサイスの名を一躍有名にしました。 『シェパード』は、「ブラック・レター」、「殺人完了」、「シェパード」の3つの作品を収録した中編小説集。
文庫本 角川書店 260円 1980年代ts-r32
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愛と笑いの夜/ヘンリー・ミラー
角川文庫 ヘンリー・ヴァレンタイン・ミラー(Henry Valentine Miller, 1891年12月26日 - 1980年6月7日)は、アメリカ合衆国の小説家。 愛と笑いの夜(Nights of Love and Laughter)(1955年) 汚濁の中に生きる娼婦に純粋無垢の天使性を見出す「マドモアゼル・クロード」、ハイスクールで出会った少女への淡い思慕と別れを哀切に謳いあげた「初恋」など5篇を収録。現代文明に呪詛の言葉を吐き続けたミラーの抒情的な一面を名訳で浮び上らせた短篇集。
文庫本 角川書店 260円 1980年代ts-r32
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お伽草子/太宰 治
新潮文庫 太宰 治(1909年6月19日 - 1948年6月13日)は、自殺未遂や薬物中毒を克服し、第二次世界大戦前から戦後にかけて多くの作品を発表。没落した華族の女性を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなります。その作風から坂口安吾、織田作之助、石川淳らとともに新戯作派、無頼派と称されました。主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』があります。 『お伽草紙』は、「瘤取り」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」の4編を収める短編小説集。
文庫本 新潮社 260円 1970年代ts-r32
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痴人の愛/谷崎潤一郎
新潮文庫 谷崎 潤一郎(1886年7月24日 - 1965年7月30日)は、明治末期から第二次世界大戦後の昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除き終生旺盛な執筆活動を続け、国内外でその作品の芸術性が高い評価を得た小説家。初期は耽美主義とみなされ、過剰なほどの女性愛やマゾヒズムなどのスキャンダラスな文脈で語られることが少なくありませんが、その作風や題材、文体・表現は生涯にわたって様々に変遷しました。『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』などの作品は、情痴や時代風俗などのテーマを扱う通俗性と、文体や形式における芸術性を高いレベルで融和させた純文学の秀作とされています。 『痴人の愛』は、1924年3月20日から6月14日まで『大阪朝日新聞』に連載し、いったん中断後に雑誌『女性』11月号から翌1925年7月号まで掲載された長編小説。カフェーの女給から見出した15歳のナオミを育て、いずれは自分の妻にしようと思った真面目な男が、次第に少女にとりつかれ破滅するまでを描く物語。小悪魔的な女の奔放な行動を描いた代表作で、「ナオミズム」という言葉を生み出しました。
文庫本 新潮社 260円 1970年代ts-r32
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月と六ペンス/モーム
新潮文庫 ウィリアム・サマセット・モーム(William Somerset Maugham、1874年1月25日 - 1965年12月16日)は、イギリスの小説家、劇作家。フランス、パリ生まれ。1919年に『月と六ペンス』で注目され、人気作家となりました。ロシア革命時は、イギリス情報局秘密情報部に所属した情報工作員でした。 作品は平明な文体と巧妙な筋書きで、面白い作品こそが自らの文学であると表明、そのため通俗作家と評されてきました。 『月と六ペンス』(The Moon and Sixpence)は、1919年に出版された小説。画家のポール・ゴーギャンをモデルに、絵を描くために安定した生活を捨て、死後に名声を得た人物の生涯を、友人の一人称という視点で書かれています。この小説を書くにあたり、モームは実際にタヒチへ行き、ゴーギャンの絵が描かれたガラスパネルを手に入れたといいます。新潮文庫(1959年初版)の訳者中野好夫氏の解説によると、タイトルの「月」は夢を、「六ペンス」は現実を意味するとされます。
文庫本 新潮社 260円 1970年代ts-r32
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赤と黒(上)/スタンダール
新潮文庫 スタンダール(Stendhal、1783年1月23日 - 1842年3月23日)は、グルノーブル出身のフランスのロマン主義、 写実主義の小説家。本名はマリ=アンリ・ベール(Marie Henri Beyle)。ペンネームのスタンダールはドイツの小都市シュテンダルに由来すると言われています。代表作は『恋愛論』(1822年)、『赤と黒』(1830年)、『リュシアン・ルーヴェン』(1835年)、『パルムの僧院』(1839年)。 『赤と黒』(Le Rouge et le Noir)は、実際に起きた事件などに題材をとった長編小説で、フランスのリアリズム小説の出発点となりました。サマセット・モームは世界の十大小説の一つにこの作品をあげています。野心的な青年、ジュリアン・ソレルの目を通して、来たるべき革命を恐れながら堕落した生活を送る王政復古下の聖職者・貴族階級の姿を描写し支配階級の腐敗を鋭くついています。
文庫本 新潮社 260円 1970年代ts-r32