-
We're Trilobites! vol. Devonian
日本の三葉虫ネットミュージアムとしてトップクラスの質と量を誇る「Galleryふぉっしる」の三葉虫化石の図鑑です。書籍と言ってもPDFでダウンロードできますので、PCやタブレットで閲覧する仕様です。4巻発行された「We're Trilobites! 」で、最初に発売された書籍で、直ぐに誤植修正や2011年発表のAdrainの新説による分類にも対応した第2版が発行され、初版購入者には無料でダウンロードが出来ました。32種が採用され、モロッコの棘々種やオクラホマ州ブラックキャットマウンテン(Black Cat Mountain)といった当時としてはレベルの高いコレクションが並びます。After Devonianとして石炭紀の紹介がありますが、石炭紀ペルム紀編を期待していましたが、本家の「Galleryふぉっしる」でもこの時代は力を入れてませんでしたので、続編は無さそうです。 【参考リンク】Puboo https://puboo.jp/book/41838
土屋 健 We're Trilobites! vol. Devonian - JapaneseTrilobites
-
We're Trilobites! vol. Silurian
日本の三葉虫ネットミュージアムとしてトップクラスの質と量を誇る「Galleryふぉっしる」の三葉虫化石の図鑑です。書籍と言ってもPDFでダウンロードできますので、PCやタブレットで閲覧する仕様です。「We're Trilobites!」で最後に発刊された書籍で、衰退期であったシルル紀らしく24種類が選定されています。地味な種類の多いシルル紀ですが、その中で特徴的な種類は網羅されており、中国産Coronocepharusの完全な個体やニューヨーク州のDicranopeltis(表紙)など簡単に入手できない種類も選定されています。 【参考リンク】Puboo https://puboo.jp/book/48410
土屋 健 We're Trilobites! vol. Silurian - JapaneseTrilobites
-
We're Trilobites! vol. Ordvician
日本の三葉虫ネットミュージアムとしてトップクラスの質と量を誇る「Galleryふぉっしる」の三葉虫化石の図鑑です。書籍と言ってもPDFでダウンロードできますので、PCやタブレットで閲覧する仕様です。50種類が選定されていますが非常に貴重な種類が多く、エンロール姿勢のアサフスやMetopolichasなどコレクター憧れの高額種が多く登場します。標本の姿勢や撮影にも拘りが感じられ、三葉虫図鑑としてレベルの高い仕上がりとなっています。当館所有の標本も幾つか元Galleryふぉっしる所有のコレクションがあり、この書籍でも紹介されています。 【参考リンク】Puboo https://puboo.jp/book/46338
土屋 健 We're Trilobites! vol. Ordvician - JapaneseTrilobites
-
We're Trilobites! vol. Cambrian
日本の三葉虫ネットミュージアムとしてトップクラスの質と量を誇る「Galleryふぉっしる」の三葉虫化石の図鑑です。書籍と言ってもPDFでダウンロードできますので、PCやタブレットで閲覧する仕様です。非常に低価格に抑えられており、三葉虫という購入者が限られる分野では紙媒体で出版すると高額化するしかないため、適切な判断と思います。時代毎に4巻が出されており、基本的にはWEB上で公開されている標本です。カンブリア紀版は、一般種から上級種まで分類毎に区分けされ、47種が選定されています。 【参考リンク】Puboo https://puboo.jp/book/43868
土屋 健 We're Trilobites! vol. Cambrian - JapaneseTrilobites
-
子供の科学★サイエンスブック アンモナイトと三葉虫 大むかしのヘンな生き物のヒミツ
歴史ある児童向け科学雑誌「子供の科学」の別冊シリーズです。恐竜を除けば化石で人気のある生物であるアンモナイトと三葉虫が取り上げられています。日本の書籍なので、日本にある化石コレクションより選定されており、児童書ですが化石は一級の標本から構成されています。アンモナイトは多くは三笠市立博物館のコレクションです。化石に関して、北海道のアンモナイトは世界を代表する産地である事が分かります。三葉虫は、国内で公開されている中で有数の高レベルのコレクションである「Galleryふぉっしる」の標本です。選定や文も土屋 健氏が担当していると思われ、コレクター目線での選定がされています。この書籍を子供の頃から見て影響を受け、将来コレクターや研究者になる子供もきっと出てくるでしょう。
子供の科学編集部 子供の科学★サイエンスブック アンモナイトと三葉虫 大むかしのヘンな生き物のヒミツ 978-4-416-21281-3 JapaneseTrilobites
-
Trilobites Common Trilobites of North America
「北米の一般的な三葉虫」とありますが、一部欧州の種類も登場します。一般的といっても希少種も結構登場しますので、題名には少し違和感があります。合計で41種が紹介されており、2ページ見開きで1種を紹介していくスタンスです。左側が種類の概要で、分類や産地、簡単な解説が載っています。右側は大きく三葉虫のイラストとなっており、写真ではないのが、この書籍の特徴です。イラストといっても表紙の写真と同じく、レベルは高く、ある意味、写真よりも特徴を捉えていると感じます。三葉虫の写真は一枚も載っていませんが、イラストが素晴らしいので全く写真が無くても問題はありません。
Jasper Burns Trilobites Common Trilobites of North America 9781478357940 EnglishTrilobites
-
ぞわぞわした生きものたち 古生代の巨大節足動物
「ぞわぞわ」という表現は、節足動物を指し、その中で絶滅した節足動物たちを短編的にテーマ毎に構成されていて、専門的というよりは分かりやすく一般向けの書籍です。章が6つあり、節足動物、三葉虫、ウミサソリ、多足類、六脚類と分かれています。三葉虫は、そこから18のテーマもあり、ボリュームがあります。一つずつのテーマは、意外とコレクターでも答えが出せないけど聞かれたら知りたい内容ばかりです。例えば「最初の三葉虫」「深海性三葉虫」「三葉虫の色」「最後の三葉虫」などで、なるほど!と勉強になる内容が多くありました。
金子 隆一 ぞわぞわした生きものたち 古生代の巨大節足動物 978-4-7973-4411-0 JapaneseTrilobites