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日中国交回復20周年記念「生命の大進化」中国化石でたどる35億年
1992年3月20日~1993年2月21日まで、名古屋市科学館、仙台市科学館、福井県立博物館、浜松科学館、神戸市立青少年科学館を巡った「生命の大進化」展の図録です。日中国交回復20周年記念という事で、中国の中国科学院古脊椎動物与古人類研究所、中国科学院南京地質古生物研究所、山旺古生物博物館といった施設からの化石が展示されました。内容は多岐に渡り、生命の誕生から人類まで恐竜を含む中国の化石で構成されています。三葉虫も多く登場しており、特筆すべきは、この展示以外で見かける事が無い産地が多かった事です。新彊ウイグル自治区、内モンゴル自治区、浙江省など、この図録以外で見る事は無い種類が並びます。
濱田 隆士,冨田 幸光,東 洋一 日中国交回復20周年記念「生命の大進化」中国化石でたどる35億年 - JapaneseTrilobites
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Fossils Illustrated Trilobites
「三葉虫の化石」と題し、外骨格、付属脚、解剖的見地からの三葉虫の動き方、成長と脱皮、化石化の過程、分類といったテーマで学術的な記載がされています。白黒写真ながら120プレート程の化石も紹介されています。世界各地の細部の保存や軟体部の残された標本も多くあり、1990年代の化石としては非常に状態が良い標本ばかりです。産出地も世界各地に及び、古生物学者の記載だけあり、学術的な要素のある細かい解説がされています。
H.B.Whittington Fossils Illustrated Trilobites 0-85115-311-9 EnglishTrilobites