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Der Steinkern - Heft 5
ドイツの化石雑誌です。A. Rückert & U. Resch両氏により、「Ein Klassiker der Trilobitenwelt: Die marokkanischen Riesen - "Phacopiden"」(モロッコの巨大ファコプス)という特集記事があります。Hypsipariops vagabundus、Drotops megalomanicus、Drotops armatusといった10㎝を超えるファコプスたちがカラー写真で載っています。よく考えてみたら10㎝を超える巨大ファコプスを産出するのは、モロッコ位だと思います。D.armatusは、産地の異なるLangstachler(ロングスパイン)、Kurzstachler(ショートスパイン)も載っていて比較できると思います。 https://www.steinkern.de/inhaltsangaben/923-heft5.html
Rainer Albert, Michael Ammich, Roger Furze, Thomas Magiera, Kai Nungesser, Udo Resch, Andreas Rückert, Friedrich Schiefer, Hans-Heinz Seyfarth, Sönke Simonsen, Boris Talosi Der Steinkern - Heft 5 1867-8858 GermanTrilobites
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Der Steinkern - Heft 18
ドイツの化石雑誌です。今号では、「Präparation eines Trilobiten der Gattung Nileus aus einem ordovizischen Geschiebe」という記事をPaul Freitag氏が寄稿し、自身が剖出した詳細な工程を写真と共に解説しています。ドイツ北東部、旧東ドイツにあたるメクレンブルク=フォアポンメルン州(Land Mecklenburg-Vorpommern)のメックレンブルクスイス自然公園(Naturpark Mecklenburgische Schweiz)からルディブンダス石灰岩(Ludibunduskalk)というオルドビス紀の地層から見つかったNileus platys platysという種類です。この地の三葉虫が市場に出た事を見た事が無いので、初めて知りました。今号では、他にハンバッハ(Hambach)という欧州最大規模の採石場の化石、ソルンホーフェンの良質なエビ類化石など興味深い特集が多いです。 https://www.steinkern.de/inhaltsangaben/1032-der-steinkern-heft-18.html 【参考リンク】Paul Freitag氏HP https://freitag-fossils.com/en/home/
S.Simonsen,M.Vosatka,S,Sachs,J.J.Hornung,R.Furze,S.Studer,C.Friis,U.Resch,R.Frattigiani,P.Freitag Der Steinkern - Heft 18 1867-8858 GermanTrilobites
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Der Steinkern - Heft 3
2008年より年間4巻のペースで発刊されているドイツの化石雑誌です。日本と比べ良質な化石が多く産出するドイツだけあり、化石愛好人口層も厚く、化石採取や収集が広く根付いている環境があると思います。この雑誌を出来る限り揃えて来ましたが、内容がドイツ国内の話題に留まらず、世界各地のあらゆる化石情報が毎回10以上取り上げられています。今号では、三葉虫関連は2つあり、大きな特集としては「Trilobiten aus dem Devon Marokkos - Asteropyginae」(デボン紀モロッコのアステロピゲの仲間)という内容で多くのカラー写真と共に記事が書かれています。ドイツ語なので内容はピンときませんが、アカステ超科(Acastoidea)ダルマニテス超科(Dalmanitoidea)の情報が7ページに渡り特集されています。 https://www.steinkern.de/inhaltsangaben/924-heft3.html
Rainer Albert, Michael Ammich, Thomas Balle, Andreas Martin, Andreas Mölder, Herbert Moths, Udo Resch, Andreas Rückert, Victor Schlampp, Heribert Schwandt, Sönke Simonsen, Rudolf Stanzel, Solveig, Karsten Witteck Der Steinkern - Heft 3 1867-8858 GermanTrilobites
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Fossilien im Hunsrück Schiefer
ドイツ西部ラインラント=プファルツ州(Land Rheinland-Pfalz)にあるブンデンバッハ(Bundenbach)は、古くからスレート建材の採掘で知られてきました。その黒色頁岩であるHunsrück Shaleは、デボン紀前期の海の生物の化石を含み、黄鉄鉱化した化石からは極めて貴重な軟体部を残す事で知られます。この書籍は、美術本の様にセンス良くデザインされているだけでなく、掲載化石も一級でフルカラーで載せられており、特に軟体部に関して、三葉虫もそれ以外の標本も現地のレベルの高い標本が拡大写真やレントゲン写真まで載せられています。 【参考リンク】Bundenbach-Fossilien.de http://www.bundenbach-fossilien.de/index.html
Gabriele Kühl, Christoph Bartels, Derek Briggs, Jes Rust Fossilien im Hunsrück Schiefer 978-3-494-01483-8 GermanTrilobites
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Eifel-Trilobiten3: Corynexochida, Proetida (2) ,Harpetida,Phacopida(2),Lichida
アイフェル地方(Eifel)は、ドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州(Land Nordrhein-Westfalen)、ラインラント=プファルツ州(Land Rheinland-Pfalz)それにベルギーの一部までの丘陵地です。古くからデボン紀の地層が知られ、三葉虫もモロッコで馴染みなある種類とほぼ同じ種類が産出します。研究が遅れていたモロッコ産も屡々アイフェルで産出した種類にて市場に出回る事も多くありました。この書籍は、4巻構成の第3巻、Corynexochida(コリネキソクス目)、Proetida(プロエトゥス目)の一部、Phacopida(ファコプス目)の一部、Harpida(ハルペス目)、Lichida(リカス目)について纏められています。
Martin Basse,Peter Müller Eifel-Trilobiten3: Corynexochida, Proetida (2) ,Harpetida,Phacopida(2),Lichida 3-494-01396-9 GermanTrilobites
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Eifel-Trilobiten2:Phacopida 1
アイフェル地方(Eifel)は、ドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州(Land Nordrhein-Westfalen)、ラインラント=プファルツ州(Land Rheinland-Pfalz)それにベルギーの一部までの丘陵地です。古くからデボン紀の地層が知られ、三葉虫もモロッコで馴染みなある種類とほぼ同じ種類が産出します。研究が遅れていたモロッコ産も屡々アイフェルで産出した種類にて市場に出回る事も多くありました。この書籍は、4巻構成の第2巻、ファコプス目の内、ケイルルス亜目(Cheirurina)、Acastoidea(アカステ超科)、Dalmanitoidea(ダルマニテス超科)について纏められています。
Martin Basse Eifel-Trilobiten2:Phacopida 1 3-494-01347-0 GermanTrilobites
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