Malvinella buddeae

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入手時は、Calmoniidae(科)の一種という名称で学名不明でした。ノジュール中に埋もれるデボン紀ボリビア産の三葉虫は、見た目が同じように見えてしまうのですが、Malvinellaは一目で区別ができます。それ程、密に生えている訳ではありませんが、全身が棘で覆われていたと思われる突起が確認できるからです。大きくならない種類でありますが、ノジュールという産状であり、棘として取り出す事ができないのですが、実物はもう少し長くて細い棘が生えていて派手な種類だったと想像できます。

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    tatsutoy

    2022/01/28 - 編集済み

    ボリビア、デボン紀の三葉虫達はまとめて、Calmoniidの呼び名である印象です。一部の種類を除いて、なんとなく同じです。
    先ほど、中国の節足動物の化石を探し当てい際、別添写真のボリビア産標本も出てきました。Schizostylus bとPennaia vという種類だそうです。

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      Trilobites

      2022/01/29 - 編集済み

      デボン紀ボリビア産は、同じ科に属すEldredgeia venustus(Metacryphaeus caffer)が供給の半分以上をしめているので、無理もありませんね。正直Eldredgeia以外は全て希少種ですからね。余り人気の無いように見えるデボン紀ボリビア産もバックヤードでは充実してきましたので、そろそろ纏めて公開しようかなとは思っています。tatsutoyさんのボリビア産も通ならではのコレクションですね。また正式公開を楽しみにします。

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