Dicranurus monstrosus

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デボン紀モロッコ産において、最も人気が高い種類の一つです。オクラホマのDicranurus hamatus elegantusに比べれば入手はしやすいですが、思いのほか状態の良い標本が少ないです。特に近年は、採掘しつくされ、新たな原石が枯渇している状況と聞きます。現地では部分化石で採取される事が大部分ですので、安価な標本はコンポジットも散見します。この種類、状態が良いとこの標本の様に背軸に細かい1対の棘が並びます。モンスターという名前に恥じず、一度見たら忘れられない特異的な姿をしていて三葉虫界を代表する種類だと思います。

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    Trilobites

    2020/09/08

    爆裂する紅伝説2013年11月25日 21:50
    この種を最初に入手した時は、凄い感動ものでした。まさに「モンスター」にふさわしい風格ですよね! ぼくの標本はトゲは浮き彫りになっていませんが、それでもこの種は凄い迫力ですよね。

    2013年11月25日 23:15
    > フィロさん 
    確かに私も収集初期に憧れて高額なのに手を出してしまいました。当初は、この種類を入手したら、三葉虫収集も終わりにしようと思いましたが、それから15年で膨らみ続けてしまってます。

    まっきー2014年01月20日 12:57
    棘棘好きにはたまらない一品ですね。保管が大変そうなので大雑把な俺では無理かも。とびうさぎさん位保管のセンスがあったらいいな~と前伺った時に思いました。

    2014年01月22日 22:46
    > まっきーさん 
    私の場合、引っ越しが多くて場所も無く、インテリアにも気を使いたいので、自分で標本ごとに整理して保管してます。場所があれば博物館みたいに並べたいですが、無理ですね。

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