Asaphus kowalewskii

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ロシアのアサフスといえば、この種類が最も注目されると思います。眼軸が3cmほどの高さがあり、先端に複眼が付いています。化石化していない触覚は別にあり、現生のカタツムリとの違いはカタツムリは大触覚の先端に光を感じる程度の眼を持っていますが、この三葉虫はしっかりと映像を捕らえる眼を持っていました。しかし眼軸は伸び縮みは出来ず、泥底の海底から眼だけを飛び出させて身を隠していたと想像されています。海底から眼が飛び出ていればそこに居るのが敵に分かるのでは?思ってしまいますが、他の種類のアサフスより多く産出することをみるとそれなりに順化していたのだと思います。数多くの三葉虫の中でも眼軸がここまで長い種類は他になく、奇抜さはトップクラスです。見た目も可愛らしく、愛嬌がありますので、一般受けのする種類なのではと思います。

【標本リンク】FFストア
http://www.ffstore.net/detail/akw_055.html

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    Trilobites

    2020/08/16

    ORM2020年04月18日 19:47
    コワレウスキィで85mmは相当立派ですね。
    入門種的な位置づけでありながら、その奇妙さと可愛らしさはトップレベルで、どこまでいっても色褪せぬ種でもありますね。
    こういった真っ直ぐ伸びた標本は勿論素晴らしいですが、この種に関しては(というよりも多くのアサフスで)防御姿勢の標本も私は好みで、何パターンか集めたくなってしまいます。
    そこまで言いつつ、私はまだこの種を所有できていませんが。

    2020年04月18日 21:03
    > ORMさん 
    a.kowalewskiiは、80mm超えると高額になりますね。ただ20年位価格変動をウォッチしていると、このクラスは今が最安値だと感じます。姿勢に関しては裏彫りが1番入手が難しく、本種の完全エンロールは、その次位でしょうか。完全エンロールは、まだ幼体の小さい個体しか見つからないので、数が出回らないんですよね。

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