Enrolled style

Enrolled style

6

三葉虫が弱肉強食の古生代の海の中、環境の変化にも耐え、3億年もの長きに渡り繁栄できた理由の一つに防御姿勢を取る事ができたのも一つの要素としてあると思います。現生のミツオビアルマジロやオカダンゴムシが、生物界において絶対的な優勢とは思いませんが、三葉虫が固い外骨格で身を固めるだけでなく、この防御姿勢が出来る事で脆弱な腹部を守り、少なからず繁栄の裾野が広がったことは確かだと思います。収集的側面で見た時に、真直ぐ伸びた典型的な姿勢だけでなく、同じ種類の個体でも防御姿勢の2体目コレクションを入手したくなる種類は多くあります。

Default