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Decurtatus
Decurtatus conicus Guole biota, Guangxi Zhuang Autonomous Region, China Upper Cambrian 全長 14mm 広西チワン族自治区産。 Zhu & Xuejianが2005年に提唱したが、学術的な正式名称としては、まだ認められていない種だと言う事です。
Remopleurididae Decurtatus Asaphida カンブリア紀Sanchan
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Symphysurus lubrica
Symphysurus lubrica Guotang Formation, Sandu City, Guizhou Province, China Lower Ordovician 全長 14mm 写真1〜3: ポジ 写真4: ネガ 貴州省産。 ちょっと地味ですが、綺麗な完全体です。 Symphysurusと言うと、市場ではモロッコ産のものをよく見かけますが、それとは特に頭鞍部の形が異なっている印象です。
Nileidae Symphysurus Asaphida オルドビス紀Sanchan
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Parabarrandia
Parabarrandia sp. Pupiao Formation, Changputang Village, Baoshan City, Shidian County, Yunnan Province, China Middle Ordovician 全長 31.5mm 雲南省施甸県保山市産。 頭部の先端がほっそりと少し尖っているのが特徴です。高速列車の先頭車両に似ていて「カッコ良い」と思います。
Nileidae Parabarrandia Asaphida オルドビス紀Sanchan
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Trinucleiid
Trinucleiid (undescribed) Pupiao Formation, Yunnan, China Ordovician 全長 13mm 体長(頬棘を除く)7mm “Trinucleiid”とは、”Trinucleusの仲間”ということです。頬棘を含めて綺麗に保たれた標本です。
Trinucleidae ? Asaphida TrinucleioideaSanchan
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Niobella yangjiawanensis
Niobella yangjiawanensis Sandu Formation, Yangjiawan Village, Sandu Shuizu Autonomous County, Quiannan Buyi Miao Autonomous Prefecture, Guizhou Province, China Upper Cambrian 全長 42.5mm 写真1〜5: ポジ 写真6: ネガ 写真7: 左ポジ、右ネガ 貴州省チェン南プイ族ミャオ族自治州三都スイ族自治県産。 Niobellaと言うと、普通はロシア産のオルドビス紀のものが頭に浮かびますが、これは中国産で、なんとカンブリア紀です。なかなかに珍しい。立派な大きさのポジネガ標本です。
Asaphidae Niobella Asaphida カンブリア紀Sanchan
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Tsinania
Tsinania laevigata Guole biota, Guangxi Zhuang Autonomous Region, China Upper Cambrian 全長 15mm 広西チワン族自治区産。 いかにもアサフスの仲間、という姿をしています。幼体標本と比較してみて下さい。 ✳︎Shergoldiaと呼ぶ方が正しいらしいのですが、ここでは供給元からの名前を示してあります。
Asaphidae Shergoldia Tsinania AsaphidaSanchan
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Orygmaspis calvilimbata
Orygmaspis calvilimbata Mckay Group Formation, Cranbrook Area, British Columbia, Canada Upper Cambrian 全長 46mm 頬棘は長いのですが、肋棘はごく短いのが特徴です。本種としては大型で、周囲や背部に小さな三葉虫を従えた、堂々とした個体です。
Parabolinoididae Orygmaspis Asaphida カンブリア紀Sanchan
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Asiocephalus 大小
Asiocephalus sulcatus Xiyangshan Formation, Xiyangshan Village, Changshan County, Quzhou City, Zhejiang Province, China Upper Cambrian 浙江省衢州市常山県産。 小型種のポジネガ標本です。小型種ですので、「大」といっても小さいです。成体(全長 8.3mm)と幼体(Meraspid: 全長 4mm)が比較できます。 写真1〜4: ポジ(成体) 写真5: ネガ(成体) 写真6: ポジ(Meraspid) 写真7: ネガ(Meraspid)
Ceratopygidae Asiocephalus Asaphida カンブリア紀Sanchan
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Charchaqia
Charchaqia sp. Sandu Formation, Yangjiawan Village, Sandu Shuizu Autonomous County, Qiannan Buyi Miao Autonomous Prefecture, Guizhou Province, China Late Cambrian 全長 13mm 貴州省チェン南プイ族ミャオ族自治州三都スイ族自治県産。 一寸見にくいですが、頬棘が両側とも保たれた完全体です。市場では見かけませんが、信頼できる供給元からの情報です。
Ceratopygidae Charchaqia Asaphida カンブリア紀Sanchan
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Hedinaspis shengi
Hedinaspis shengi Sandu Formation, Yangjiawan Village, Sandu Shuizu Autonomous County, Qiannan Buyi Miao Autonomous Prefecture, Guizhou Province, China Late Cambrian 全長 50mm 貴州省チェン南プイ族ミャオ族自治州三都スイ族自治県産。 右自在頬は脱落しているか、ずれているのだと思われます。頬〜体節〜尾部にかけて小さな棘があります。Hedinaspis canadensisと同種には見えないのですが、信頼できる供給元からの情報を示してあります。
Ceratopygidae Hedinaspis Asaphida カンブリア紀Sanchan
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Eosaukia
Eosaukia sp. Baoshan Formation, Danianzi Village, Baoshan City, Yunnan Province, China Late Cambrian 全長 12mm 雲南省保山市産。 供給元からは”Eosaukia latililimbata”との名前を聞きましたが、これが学術的に正しいのか、裏付けが取れませんでした。”Eosaukia latilimbata”と言う種があるのは小林貞一氏の論文で確認出来ましたが、それは写真6の姿をしており、本標本とは少し異なる様に見えます。結局、よく分からないので、Eosaukia sp.と言う表現に留めておきました。
Saukiidae Eosaukia Asaphida カンブリア紀Sanchan
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Macropyge
Macropyge sp. Guotang Formation, Shidian County, Yunnan Province, China Lower Ordovician 全長 9mm 雲南省産。 幅のある槍先の様な、特徴的な尾板を持ちます。なかなか珍しい種類です。 (Guotang Fm.が正しいのか、よく分からないところがありますが、供給元からの情報を示してあります。)
Ceratopygidae Macropyge Asaphida オルドビス紀Sanchan
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Niobe
Niobe schmidti St. Petersburg Region, Russia Middle Ordovician 全長直線 61.2mm ロシア産の中でも希少な種類です。類縁種のNiobellaの尾板には、はっきりとした溝が観察されませんが、本種の尾板には溝が観察されます。
Asaphidae Niobe Asaphida オルドビス紀Sanchan
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Asaphellus tataensis
Asaphellus tataensis Tata, Morocco Ordovician 全長 208mm この地域からは、他では見られない様な大型個体が産出します。固い岩盤で、採取するのが大変だという事です。最後の写真は、普通のAsaphellusとの比較で、圧倒的な大きさであるのがよく分かります。そして良く見ると体の造りも少し違う様ですので、単に大型化したというのではなく、種類が違うのだと考えます。
Asaphidae Asaphellus Asaphida オルドビス紀Sanchan
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Apatokephalus
Apatokephalus incisus Fezouata Formation, Tahramte, Zagora Area, Morocco Lower Ordovician 背棘を含んで全長 39mm (背棘を含まないと 25.5mm) 長い頬棘と背棘、ギザギザの尾板が特徴です。体が中程で少しよじれてはいますが、全てのパーツが良く観察できます。希少種の完全体で、貴重な標本だと言えるでしょう。
Remopleurididae Apatokephalus Asaphida オルドビス紀Sanchan