Eccoptochile sp.

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Eccoptochile sp.
Baoshan, Yunnan, China
Ordovician
全長: 39mm
写真1〜5: ポジ
写真6: ネガ

雲南省保山市産。
非常に脆い母岩ですが、その分、細かいニュアンスが保存されている様に思います。当初は供給元からの情報をそのままにCeraurinusと記載しましたが、ご指摘があり、?をつけた状態でした。今回、どうもEccoptochileとするのが良い様に思いましたので、記載を変更いたします。この産地からは、種名がよく分からない標本(恐らく未記載種を含む)が出てくるのは確かです。

追記: Pseudosphaerexochus (Pateraspis) yinganensisとして市場に現れた標本と同じ様に見えます。こちらが正解かもしれません。

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    Trilobites

    2022/03/01

    実に不思議な標本ですね。胸部から尾部にかけて柔らかい棘と分かり、カンブリア紀Yiliangellaの子孫でないかと思ってしまいます。属名でCeraurinusとされていますが、Ceraurinusといえばカナダ産のCeraurusの一種を思い浮かぶのですが、この標本にCeraurusの要素は無いので多分違うかなと思います。だからと言って私もまだ正式な属名が分かる訳では無く、Pupiaoの産出種は、市場優先で集めておいて、何年かすれば研究が追い付いて命名されるだろうだ位に思っています。

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    Sanchan

    2022/03/01

    おっしゃる通りかもしれません。ここては、供給元からの情報をそのまま記載しました。中国産三葉虫は情報が少なくて、種名が分からない標本が色々ありますね。

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