Illaenus tauricornis

0

Illaenus tauricornis
Asery Level, Volkhov River,
St. Petersburg Region, Russia
Middle Ordovician
全長: 約67mm

幅が広く、大きな頭部。ボリューム感では最右翼と言っても良いでしょう。大きな頭部に圧縮変形や割れを起こす事が多いのですが、これはそのような物がなく、綺麗に左右対称で、大きな最上位クラスの標本です。三葉虫の胃袋は頭節にあったと考えられていますから、このIllaenusは大食漢であったと言えるのでしょう。カールした頬棘が特徴で、これを雄牛の角に見立てたのが、tauricornisの名の由来だという事です、

Default