Walliserops hammii

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ワリセロプス ハミー
デボン紀中期
モロッコ、ジュベル・ガラ・エル・ズギルマ、
ティムハンハート フォーメーション

三又の一部が欠損していますが、十分に魅力を備えている標本だと思っています。
この艶やかでしっとりした質感が、ハミー氏のプレパラートされた標本の特徴だと思います。なにかオイルのようなものを付けておられるようですがなんなのでしょうか。

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    Trilobites

    2024/04/27 - 編集済み

    Hammi氏のW.hammiiなんて羨ましいですね。シンボルの突起は確かに残念ですが、元からの欠損に見えますので、標本自体の価値を下げるものでは無いですし、この様な個体も収集対象となっているので、面白い標本だと思います。

    艶ですが、Hammi氏の標本は、サンドブラストの研磨素材を適切に選択した事で質感を維持しているので、外骨格は基本は無塗装ですね。ひび割れや母岩の補強には使われる事はありますが、表面コーティングなどはされていないです。

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      トリロモト

      2024/04/27

      ありがとうございます。欠損であれば、さらに興味深い標本になりそうで嬉しいです。
      ハミー氏はやはりサンドブラストだけで、この質感を出されているのですね。何かオイルのような物を使っておられると聞いたことがあるので。
      しかし、ハミー氏の標本はまるで生きているような質感でずっと見ていられます。ほぼ、しまったままですが。

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    trilobite.person (orm)

    2024/04/27 - 編集済み

    素晴らしい標本ですね。三叉の一本が欠けているのも、Trilobitesさんが仰るように元々に見えて、病理標本として興味深いです。またW.hammiiの特徴の、外側フォークの強い湾曲が強くはっきり出ていて模範的ないい標本ですね。

    あと昔はフォーク部分を浮かした標本が多かった気がしますが、折れてしまうのが怖いですし、浮かさないハミーの最近のプレップは安心で私的には嬉しいです。

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      トリロモト

      2024/04/27

      ありがとうございます。病理標本であればこの個体がどのような事象でフォークを欠損したのか考えがめぐります。
      刺を全て剖出した標本はカッコいいのですが、恐る恐るしか触れないのでヒヤヒヤです。この標本もビニール、クリアテープのハミー式梱包に元に戻そうとして、刺が1本折れてしまいました。木工ボンドで修復出来ましたが。もう梱包を開封したくないです。

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