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Boeing T-43 U.S.AIR FORCE
ボーイング社 B737の離陸上昇能力や整備性の良さを生かして737-200をもとに作られた米国空軍の訓練・練習機。 1973年運用開始、19機ほど製作され2010年に退役。
飛行機模型 1/500 Inflight 500個人遺産の博物館
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Boeing 727-100 プロトタイプカラー
米国ボーイング社製 1963年初飛行、1964年就航開始 胴体を6m程伸長した200型は1967年に登場 乗客数は100型が約140名、200型が約180名 航続距離はおよそ各4,300kmと3,000km 1956年それまでのDC-4等プロペラ旅客機の代替ジェット機として開発開始された短・中距離旅客機。 エンジン故障時の安全性や小さな空港での推力増強の理由から後部3基エンジンレイアウトやT字尾翼といった特徴的なスタイルだが、胴体は同社の707機と共有コンポーネンツを使用している。 ローカル線を含め世界中の航空会社で運行され、純旅客機としては当時最多の1,800機程が生産された傑作機。 国内では全日本空輸、日本航空、日本国内航空で就航し当時は日本中の空港で多く見られた。 また1970年に起きた日航よど号ハイジャック事件の機体としても有名。 最初の100型は1973年に、また200型は1984年に後継となる同社の767機や他社のMD-80機の登場により生産終了。 写真のミニチュアモデルのカラーリングは航空会社では無く、ボーイング社の販売時のプロトタイプカラー。 ※5枚目写真は同スケールのB747-200(ジャンボ初期型)との大きさ比較。
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Sud Est SE-210 Caravelle Alitalia
仏国シュド・エスト社製 通称シュド・カラベル 初飛行は1955年、運用開始は1958年。 1972年の生産中止まで約280機製作され、各国で長く運用された短中距離用の双発ジェットエンジン機。 航続距離は1500〜2500km、乗客数は60〜80人程度。 ロールス・ロイス社のターボジェットエンジンを胴体後部に挟むように配置し、水平尾翼の位置を高くした独特な設計で後の旅客機のスタイルに大きな影響を与えました。 当時このようなハイマウント・リアエンジンの機体は一般的な主翼吊り下げポッド式の配置に比べ、主翼の揚力を上げ離着陸性能を向上させたり、片エンジン故障時の姿勢変化を少なくさせる等の利点が有りました。 日本の航空会社での採用は有りませんでしたが、近隣国からの日本乗り入れによく使用されていました。 Alitalia アリタリア航空 イタリアの航空会社としてそのロゴマークも含めて有名ですが、2000年以降経営危機を繰り返し2021年に国有化、新会社ITAに移行して終業。 ※5枚目写真は同スケールのB747-200(ジャンボ初期型)との大きさ比較。
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