-
1/500 CROSSAIR Embraer ERJ-145 Reg.HB-JAB
“Moritz Suterの夢” “CROSSAIR”さんは1975年にドイツ・フランス国境に接する、ライン川のほとりの美しいスイス第3の都市“Basel”へ欧州域内の近距路線をターゲットに、パイロットで起業家の“Moritz Suter氏”らによって設立されます。 その後90年台後半にスイスのフラッグキャリア“Swissair”さんの傘下となるも、2001年同社の経営破綻に伴い、翌2002年に運営路線/機材もろとも“Swiss International Air Lines”へ移行し“クロスエア”さんとしてのブランドは消滅します。 近距離専門という事で多くの小型機を所有していた同社の中でも、最大数の22機を有していたのがEmbraer社のERJ-145でした。 今回展示したモデルは“CROSSAIR”さんとしては最後の標準塗装機を再現したモノで、Skyliners500さんから2005年に360機限定で販売されましたが、国内で見つけることができず、ミュンヘン空港内売店で遭遇/即購入しました♪ あまり聞かないメーカーさんですが、造形/印刷ともとても素晴らしいデキですね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Skyliners 500 ・製品番号 :- ・製品タイトル:CROSSAIR_Embraer ERJ-145 ・発売年次 :2005年 【実機資料】 ・運用会社 :CROSSAIR ・実機メーカー:Embraer ・実機形式 :ERJ-145 ・製造番号 :145240 ・Reg. :HB-JAB ・エンジン :RR…AE3007A_x2 ・進空年次 :2000年3月 ・同社運用期間:2000年3月〜200213年2月
飛行機模型 民間機_旅客機 1/500ちゃぽん
-
1/500 Boeing Company Boeing757-200 Reg.N505EA
”ポストB727” 名機B727の後続として開発され、1983年にした進空したのがB757型です♪ 当時B727を多数採用していた我が国の航空会社でしたが、結局各社とも本機を採用すること無く、代わりに兄弟機であるB767が採用されます。 そんな我が国には今一つ縁の薄い本機ですが、前記の理由より当時ボーイング社自体は日本市場を重視しており、進空直後に日本へデモ機を派遣します。 今回展示したReg.N505EAがそれで、1983年の8月12日に成田空港へ飛来しました。 超個人的な話ですが、この時ちょうど成田空港の管制塔にて本機に対する飛来対応(TWR)を見学してまして、眼の前で着陸した無塗装で輝く機体が印象深く、思い入れのある機体です🎵 1/500モデルとしてはSky500さんブランドで発売されていたのは知っていましたが入手し難く、今回やっとオークションで入手🎵 嬉しすぎて思わずアップさせて頂きました😆 Boeing社のハウスカラーながら、ローンチカスタマーでもあるEartern Airさんへの導入提機のためか“無塗装”ベースのスキームとなっており、形式もカスタマーコード“25”が付与、さらにReg.にも”EA”付いてますね。 【模型資料】ベースモデル ・模型メーカー:Sky500(HK) ・製品番号 :0637BE ・製品タイトル:Boeing 757-200 N505EA ・発売年次 :2009年4月 【実機資料】 ・運用会社 :Boeing Company(US) ・実機メーカー:Boeing(US) ・実機形式 :757-225 ・製造番号 :22195/6 ・Reg. :N505EA ・エンジン :RR/ RB211-535E4_x2 ・運用開始年次:1983年5月
飛行機模型 試作機_旅客機 1/500ちゃぽん
-
1/500 Luftwaffe Heinkel He111-H4 "5J+DM”
”Doppel-Blitz” 本形式は戦前戦中におけるドイツ主力航空機メーカーの一つ”Heinkel Flugzeugwerke“社の初期主力製品の一つだったHe70”Blitz“をベースに双発化したモノで、そのため当初”Doppel-Blitz”と呼ばれていました。 開発はDr.Ernst Heinkel氏の下で、双子のSiegfried Günter氏とWalter Günter氏兄弟によって行われ、彼らが用いた美しい”楕円翼“を採用した中でも、最も生産数の多い機材へと成長していきます。初期型よりエンジン換装を初め、機首形状の大幅変更、防御火力強化等々の改良が進められ、大戦を通じLuftwaffeを象徴する機材の一つへとなりました。 (本来ならば” Projekt Bomber B“へ置き換えられるはずが、失敗により使わざる得なかったというのが本音のような~) 展示モデルは “seagull”さん製で、無印刷+シールのパッケージや他製品用の内部ブリスター利用など、それ程生産数は多くモノではないのかと思います(ラベルにある10/19の意味するものは、全生産数19個ということなのかな?) カラーリングは良く知られたスプリッター迷彩ではなく緑単色のモノで、そこへ同社らしく細かい印刷が施されています。 Reg.より1940年6月19日にRAFのDuke Woolley中尉によって撃墜された機材だと判りますね。 一部のキャノピー枠等には”寄れやカスレ“があったので塗直しています♪ 製品状態ではプロペラブレードが省略されていたので、プラ板で自作して追加しました(^^)/ 【模型資料】 ・模型ブランド:seagull ・製造国 :クロアチア_ザグレブ ・製品番号 :- ・製品タイトル:Heinkel He111 ・発売時期 :不明 【実機資料】 ・実機メーカー:Heinkel Flugzeugwerke ・形式 :He111-H4 ・Reg. :5J+DM ・製造番号 :不明 ・実機所属 :Luftwaffe Kampfgeschwader 4 "General Wever" (KG 4) ・実機エンジン:Junkers:Jumo211-F1_x2
飛行機模型 軍用機_WW2 1/500ちゃぽん
-
1/500 Wizz Air AIRBUS A320-200 Reg.HA-LPA
“New Hungarian Wings” Wizz Airさんは2004年に運航を開始したハンガリー初のLCCで、就航以来順調乗客数を順調に伸ばしていきます。このWizzさんの順調さのせいか、2012年にフラッグキャリアだったMalév, Magyarさんが破綻、結果同国唯一の航空会社となって現在に至ります。 初めてこのキャリアの機材を現地で見たとき、『うん?なんでここに“Peach Aviation”さん?』と驚いた記憶があります。よ~く見るとピーチさんとは“白/紫”の配色パターンが前後逆ですね。(2015年からの最新カラーでは、ピーチさんと同じ配色パターンに変更されましたが、逆に色目が変更され、前より違う印象に~) 展示モデル“Reg. HA-LPA”はWizzさん開業当時の所属1号機で、2004年~11年の間活躍した機材です。 herpaさんが2005年に発売した一般モデルなのですが、なぜか国内で見かけた事がなく、海外の空港で入手しました。 同社からはA320ceoが多数発売されていますが、本モデルはNG化した最初の金型から作られたタイプです。 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :514606 ・製品タイトル:Wizz Air Airbus A320 ・発売年次 :2005年 【実機資料】 ・運用会社 :Wizz Air(HA) ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A320-233 ・製造番号 :833 ・Reg. :HA-LPA ・エンジン :IAE/V2527E-A5_x2 ・進空年次 :1998年7月 ・運用年次 :2004年6月〜2011年8月
飛行機模型 民間機_旅客機 1/500ちゃぽん
-
1/500 Lockheed SR-71B “Blackbird”
“Blackbird” 現在と異なり人工衛星による偵察がまだ実用化されていなかった冷戦時代、米国でも航空機による偵察が一般的でした。 そんな米国がライバルのソ連を偵察するためにまず採用したのは、Lockheed社がF-104をベースに開発し1955年に進空させた”U-2 DragonLady”で、敵機が上がってこれない超高空(約21,000m)を亜音速飛行し偵察撮影を行うのが任務でした。 ところが次第に地対空ミサイルの能力が向上、ついに1960年5月1日ソ連領空を飛行していたU-2が撃墜されるという事態が発生します。 この事件を受け当時のD Eisenhower大統領は“超々高空をミサイルより速やく飛行可能な機材”という新たなコンセプトの偵察機開発を指示、U-2と同じロッキード社が選択され、K Johnson氏が率いる同社の先進開発部門“Skunk Works”が担当します。 最初にCIA管轄/発注の“A-12 Oxcart”単座超高速偵察機が1962年に完成、ベトナムや朝鮮戦争へ投入され戦果をあげます。 これに目を付けた米空軍はA-12をベースに”Reconnaissance Systems Officer/RSO:偵察システム士官“用シートを追加しタンデム複座化、またある程度のステルス性を有する”ブレンデッドウィングボディ“+”ダブルデルタ“の機体を特殊塗料で塗装し、よりステルス性が高くなるよう改良を指示し1964年に進空、66年より運用を開始したのが”SR-71 Blackbird”です。 まるで宇宙飛行士のような飛行服を着用した搭乗員が乗り込み、高度24,000m以上を時速3,200km/h以上の超高速で飛行可能という超絶性能を生かし”きっと数々の大戦果を挙げただろう“本機ですが(極秘任務過ぎてどんな戦果かは未公開)、人工衛星の進化、莫大な運用費用、そして何と言っても目標だったソ連の崩壊などの要因が重なり1989年に米空軍より退役が決定、継続使用していたNASAも1998年に用途使用が完了し完全退役となりました。 展示モデルはオランダの”FSpaceRPG”さんが販売している、3Dプリント品をベースに、Herpaさんの1/200モデルを参考に形状を修正·ギア等の小物追加し自作デカールを製作貼付けして仕上げたモノです♪ 本品を最初手に取ったとき『えっ?こんなに小さいの?』って思ったのですが、測って計算するとドンピシャ! SR-71って小さい機体なんですね~ 【模型資料】 ・模型ブランド:FSpaceRPG ・製造国 :オランダ ・製品番号 :- ・製品タイトル:USAF SR-71 Blackbird ・発売時期 :- 【実機資料】 ・実機メーカー:Lockheed ・形式 :SR-71B “Blackbird” ・Reg. :61-7978 ・製造番号 :27391/588 ・機体名称 :Rapid Rabbit ・進空年次 :1988年3月 ・引退年次 :1990年 ・実機エンジン:P&W/J-58-1_x2 ・所属 :USAF 9th Reconnaissance Wing Beale Air Force Base (1972年 嘉手納基地派遣機)
飛行機模型 軍用機_現用 1/500ちゃぽん
-
1/500 NASA Boeing 757-225 "ARIES”
“空飛ぶ実験室” 1994年、NASAさんは“ARIES(Airborne Research Integrated Experiments System)と呼ばれる、新たな「飛行実験室」としてBoeing 757-200ベースに改造された機体を導入、これは1967年より27年間、同目的で使用されてきたB737-100ベース機の後任としての採用でした。本機は元々“Eastern Air Lines”さん向けとしてReg.”N501EA“で製造登録、引き渡しまでの期間Boeing社が757型の認証テストに使用していましたが、当のイースタン航空さんが破綻したことにより宙に浮いた形になっていたトコロをNASAさんが受入れたモノで、導入に当たり“グラスコクピット化”を初め“FDRS、TRS、RSIL”等の備最先端技術装備を追加改造、同時にReg.が”N577NA“へ変更されます。 NASAさんの“Langley Research Center”へ配備された本機は《GPSを使用した自動着陸装置開発》《ジェットエンジンが及ぼす大気への影響》《滑走路摩擦研究》等々の多くの重要な研究に従事し、今日の航空技術/産業/業界の発展に大きく寄与、2009年度に引退しました 展示したモデルは“netmodeles”さんが2004年にリリースしたモノで、成型色を生かした部分の黄変が若干気になりますが印刷も細かく出来ており、お気に入りの1機です♪ 【模型資料】 ・模型ブランド:netmodeles ・製造国 :中国 ・製品番号 :- ・製品タイトル:NASA Boeing 757-225 Langley Research Center ・発売時期 :2004年1月10日 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing ・形式 :757-225 ・Reg. :N577NA ・製造番号 :22191/2 ・機体名称 :ARIES ・進空年次 :1994年12月 ・引退年次 :2009年 ・実機エンジン:RR:RB211-535E4_x2 ・所属 :NASA
飛行機模型 特殊用途機 1/500ちゃぽん
-
1/500 USAF F-117 A “Nighthawk”
“異形の航空機” 米国軍の戦闘機正式番号“F-18”の次が“F-20”となったことにより、航空機ファンの間で《謎の戦闘機“F-19”とはいったい?》と話題になっていた中の1980年8月、米国のマスコミが一斉に「未確認情報ながら米空軍はレーダーに映らない“ステルス戦闘機”を米開発している!」の報道が流れ、“F-19はその“ステルス戦闘“に違いない!”という事に~ さらに米国”テスター“社さんが” F-19 Stealth Fighter"のスケールプラモデルを発売、これが決定打となり「“ステルス戦闘機”とはこんな形状なんだ♪」と公然化していきました。 “テスター”さんの考えたデザインは”SR-71“や”D-21“の流れを級んだ、滑らかな曲線で構成されたもので誰もが納得の形状で非常に自然な流れでした。 1988年ついに”本物“のステルス戦闘機が公開され、制式名称が“F-19”ではなく“F-117”であること、また想定していたモノとは全く異なる直線のみで構成された、誰も見たことのない“異形の航空機”にであったことに皆愕然としました。 結局”F-19“が欠番だったのは、確実な真偽のほどは不明ですが、”F-20“の開発元である”ノースロップ社”さんの拘りだったというのが答えみたいですね。 展示モデルは “seagull”さん製のモノで、この“F-117”と言う事だけでなく“1/500単座戦闘機“の単品販売製品としても唯一のモノではないでしょうか? 内容は“seagull”さんスタンダードともいえるダイカスト製本体に、“3Dプリント”樹脂製小部品の組合せで、表面に“荒れ”が若干見られますが、印刷等も細かくなされており好感が持てる内容です♪ 製品番号からすると同社の最初の作品みたいですね。 【模型資料】 ・模型ブランド:seagull ・製造国 :クロアチア_ザグレブ ・製品番号 :S001 ・製品タイトル:Lockheed F-117 “Nighthawk” ・発売時期 :2012年 【実機資料】 ・実機メーカー:Lockheed Martin ・形式 :F-117A_“Nighthawk” ・Reg. :80-0788 ・製造番号 :A.4013 ・機体名称 :- ・進空年次 :1983年10月 ・実機エンジン:GE:F404-GE-F1D2_x2 ・所属 :米国空軍 第49戦闘航空団_ホロマン基地
飛行機模型 seagull ebay(クロアチア)ちゃぽん
-
1/500 USAF Douglas VC-9C
1968年、米国政府は地方当の小規模空港へのVIP輸送を目的とする軍用輸送機の開発を“Douglas Aircraft Company”へ依頼、傑作機“DC-9-30”をベースとして3機製造されたのがこの“VC-9C”です♪ 本機“73-1681”は1975年に進空し2011年の退役までに16,300時間を飛行、その間“Walter Mondale副大統領”を初め多くのVIPが搭乗、“Air Force Two”として活躍 してきました。退役後はカリフォルニア州アトウォーターにある“Castle Air Museum”に所蔵され大切にされたいます。 標準型機と比較した主な変更点は、航続距離を延ばすため大型の燃料タンクへの変更(DC-9-30の3,030kmに対し4,670km)や装備副大統領として特別な通信機器装備が挙げられるますが、外観はほぼ変更がありませんでした。 展示モデルは2008年に“Inflight 500”さんから限定品として販売された商品で、胴体下面は実機同様“磨き”で再現されています。 小さい機材ながら、各部プリントも大変細かく再現されており、大変満足なアイテムです♪ 【模型資料】 ・模型ブランド:Inflight 500 ・製品番号 :IF5930001 ・製品タイトル:United States Air Foce C-9A ・発売時期 :2008年 ・販売価格 :不明 【実機資料】 ・運用組織 :USAF ・実機メーカー:Douglas ・実機形式 :VC-9C/DC-9-32 ・製造番号 :47668/765 ・Reg. :73-1681 ・エンジン :P&W/JT8D-7A_x21 ・運用開始年次:1975年2月 ・退役年次 :2011年 ・飛行時間 :16,300時間
飛行機模型 Inflight 500 ミュンヘン国際空港内売店ちゃぽん
-
1/500 Singapore Airlines AIRBUS A380-800 Reg.9V-SKV (LUPA)
他シンガポールエアラインさん機の展示モデル内でも説明させて頂きましたが、SQAさんの1/500モデルは機内販売専用品として多くラインナップされています。 その製品を製造担当しているメーカーさんも数社あり、本展示モデルのブランドである”LUPAさん”は機内販売専用品として時々お目にかかる事がありますが詳細は不明です。 金型はHerpaさんやSky500さん等の流用ではなく、全く独自のモノですね。 スタイルも独特のモノで、精密な印刷共々良い雰囲気のモデルに仕上がっていると思いますね♪ ボックスアートはherpaさん製のモノと同じイラストが使われているものの、パッケージングはLUPAさん製品に共通の主翼が分離した独特なモノで、厚みのある細長いモノになっています。 本製品はReg.が省略されていたので、自分で撮影した機体より番号を選らび、デカールを自作/貼り着けてコレクションしました(^^)/ 【模型資料】 ・模型メーカー:LUPA ・製品番号 :- ・製品タイトル:SINGAPORE AIRLINES Airbus A380-800 ・発売時期 :2013年 ・販売価格 :不明 ・備海 :SQA機内販売専用品 【実機資料】(自作デカール機) ・運用会社 :Singapore Airlines ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A380-841 ・製造番号 :247 ・運用開始年次:2017年11月 ・退役年次 :運行中 ・Reg. :9V-SKV
飛行機模型 LUPA お土産として頂きましたちゃぽん
-
1/500 Singapore Airlines AIRBUS A380-800 Reg.9V-SKA (Herpa)
1990年代初頭にAIRBUSさんが、それまでの大型機の主力“ボーイング 747型”に取って代わるべく、総2階建ての超大型機“A3XX”の開発をスタートさせ、これがのちのA380になります。 ちなみに開発順序的にはA330・340の次なのに、なぜ飛び番でA380へなったかの理由には諸説ありますが“総2階建ての機体断面形状が”8”に似ているから”って説が面白いですね、また”-800”も色々説がありますが、個人的には”最大座席数800席”から由来しているというのが一番シックリします。 同時期にボーイングさんやロッキードさん、はたまたスホーイさんまでもが同様の開発に挑みましたが結果断念、いかにハードルの高い構想かが判りますね。 エアバスさんも自体も開発に手こずり、計画スタートから原型機初飛行まで16年の歳月を要し、更に“ローンチカスタマー”である“シンガポール エアライン”への納機へは2年が必要でした。 そんな難産の末にやっと誕生した本機ですが、それまでの根本概念“Hub-&-Spoke(拠点間は航続距離の長い大型機で、拠点から地方間は小型機で運用)”を打ち破る、“Point-to-Point(長距離間の地方間を小·中型機で直接を結ぶ)”概念機材を、ライバルのボーイングさんが“787型”として具現化したことにより、更に“新型コロナウィルス パンデミック”による航空需要が急速に落ち込んだ事で、早々と生産終了となった悲劇の機種とも言えます。 初めて本機を見たのが、フランクのラウンジで本機への搭乗待ちをしていた時だったのですが、タクシーで目の前のブリッジに接続する為、どんどん近づいてくるときの迫力を今でも覚えています♪(スケール感が変すぎる〜 笑) 展示モデルはシンガポールエアラインさんの機内販売専用品で、同エアライン搭乗時に購入したモノです♪ 同社が複数運用するのA380の中で、この“9V-SKA”は2007年度に最初に納機された機体でだったのですが、前記のように過剰機材となり機齢10年という短さで引退してしまいました。製品自体は製造元のHerpaさんらしいソツのない出来ですが、何故か左主翼裏面のReg.印刷が省略されていたので、自作デカールを貼って対応しました(^^)/ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa ・製品番号 :507141-002 ・製品タイトル:SINGAPORE AIRLINES Airbus A380-800 ・発売時期 :2007年 【実機資料】 ・運用会社 :Singapore Airlines ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A380-841 ・製造番号 :003 ・運用開始年次:2007年10月 ・退役年次 :2017年12月 ・Reg. :9V-SKA
飛行機模型 Herpa シンガポールエアライン機内ちゃぽん
-
1/43 LIFE L190
1987年イタリアのLamberto Leoni選手が立ち上げたF3000チーム“First Racing”さんは、翌1989年にF1ステップアップを試み”F189“を開発、しかしFIAのクラッシュテストをパスできず、結局F1参戦を断念してしまいます。 この資産を同じイタリア人のErnesto Vita氏が引継ぎ1990年に誕生させたチームが“Life Racing Engineering”さんです。 このシーズンは我が国からも富士重工業さんがイタリアのColoniさんと組んで“SUBARU-Coloniチーム”として参戦するなど、話題の多いシーズンでしたね♪ さてライフさんが準備したマシンが、ファーストさんが残した“F189”の発展型の“F190”でした。 このマシンの特筆すべき点は“変なエンジンを搭載している”の1点に尽きます(笑) Dino用V6ユニットや512S搭載のV12ユニットの開発者としても有名なイタリアの名エンジニア“Franco Rocchi技師“が提案した「V8エンジンの寸法/重量でV12エンジンのパワーを叩き出す画期的エンジン」を具現化した、“Life F35エンジン”は“60°のバンク角を持つF4ユニット“の真中へ”L4ユニット“を足したような”W12ユニット“という奇抜なレイアウトのユニットを完成させます。 しかしこのエンジン、コンセプトと裏腹に”V12より重くてV8よりパワーがない“という、残念な性能しか出せず、“L190”は1990年F1全16戦中で撤退した1戦を除き全て予備予選落ちという(後半の2戦はJudd CVへ換装)悲惨な結果を記録したマシンとなっちゃいました。でも同じ技術者をやってる身としては、このW12ユニットに対するロッキ氏の思いにロマンを感じますね♪ さて展示モデルは国際貿易さんのオリジナルブランド”KB models”さんの第一弾として2017年にCP MODELの製品を完成品として発売したモノです。 “ちょっと太め“のペンシルノーズや、”ちょっとスリム”なW12ユニットを包んだリアカウル形状等々気になるところはあるものの、なんとも緩~い感じが良いですね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー :KB models (CP MODEL) ・製造国 :イタリア ・製品番号 :KBC001 ・製品タイトル :LIFE L190 Bruno Giacomelli ・発売時期 :2017年4月 【実機資料】 ・コンストラクター:Life Racing Engineering ・シャーシ形式 :L190 ・デザイナー :Gianni Marelli・Ricardo Divilla ・エンジン :Life F35_ 3,493 cc_W12 ・完成年 :1990年 ・カテゴリー :F1 ・ドライバー :Gary Brabham(第1・2戦) Bruno Giacomelli(第3~12戦) ・投入イベント :1990年第1~12戦(全予備予選落ち)
ミニカー KB models (CP MODEL) Amazonちゃぽん
-
1/500 中国貨運航空 Boeing 747-400F
成田空港や関西空港で遭遇することのある、中華人民共和国の貨物航空会“中国貨運航空”さんが運行するB744Fの内、塗装こそ変わりましたが現在でも元気に飛んでいる2機の内の1機[B-2425]です♪ 展示モデルは《5Stars》さんがリリースした旧標準色のモノですが、なぜかB742Fを使った“ファンタジーモデル”仕様~(金型が無かったのかな?) でもそれでは面白くないので主翼をSKY500のB744の物を準備し、リューター・パテ大会で接続部を強引にフィットさせ、自作デカールを追加し仕上げたモノです。 【模型資料】 ・模型メーカー:5Stars ・製品番号 :A5B2076 ・製品タイトル:China Cargo 中国貨運航空 B-2425 Boeing 747-200 ・発売年次 :2007年 ・生産数 :504機 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing ・形式 :747-40BF/ER/SCD ・Reg. :B-2425 ・製造番号 :35207/1377 ・進空年月 :2006年9月 ・実機エンジン:P&W:PW4056_x4
飛行機模型 5 Stars メルカリちゃぽん