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1/43 Coloni SUBARU C3B
1987年より5シーズンF1へ参戦し続けたイタリアのチーム“Coloni Motorsport”さん、弱小チームに多い“万年資金不足”と言う敵に抗いながら参戦を続けていきます。 そんな中、1989年に日本の自動車会社“富士重工(現スバル)”さんがチームの株50%を買い取り、更にワークスエンジンまでも供給するという、夢のようなお話が舞い込み、当然チームは乗っかります。 供給されることとなったエンジンは、89年より施行された“NA3.5ℓ統一”ルールに則り、イタリアのレーシングエンジンメーカー“Motori Moderni”さんと共同開発で誕生した、FHIさんお家芸“水平対向型”の“1235 F12"型エンジンで、これを手持ちのシャーシ“C3”を改造を施して搭載し完成したマシンが“C3B”でした。 当時のモータースポーツ雑誌に、この“1235”エンジン単体だけのポスターが付属していたり、“C3B”を囲むように、同じカラーリングに彩られた、数台の“レバシーツーリングワゴン”とチームスタッフさん達の集合写真をよく見かけました。 それだけ日本国中が期待していたってことなんでしょうね、でも結果は皆さんご存じの通りの悲しいものになっちゃいました。 その後FHIさんは1シーズンでF1より去り、翌91年にはコローニさんもF1を撤退してしまいましたね。 展示モデルはそんな“歴史の1幕に欠かせない1台”である本車を“Racin ON”さんが創刊30周年記念のモデルの一つとして読者投票で選出、スパークさん特注モデルとして発売されたモノです。 最初で最後の(今のところ)SUBARUエンジン搭載F1!、スバリストとしては入手しない訳にはいきません(笑) 【模型資料】 ・模型メーカー :Spark ・製造国 :中華人民共和国 ・製品番号 :FS11 ・製品タイトル :Coloni SUBARU C3B Canada GP B.Gachot ・発売時期 :2018年10月 ・定価 :¥9,990 【実機資料】 ・コンストラクター:Coloni Motorsport ・シャーシ形式 :C3B ・デザイナー :Paul Burgess ・エンジン :SUBARU-Motori Moderni 1235_ 3.5ℓ_F12 ・完成年 :1990年 ・カテゴリー :F1 ・ドライバー :Bertrand Gachot(第1~8戦) ・投入イベント :1990年第1~8戦(全予備予選落ち)
ミニカー Spark ¥9,990ちゃぽん
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1/43 Peugeot 905 Gr.C
1986年から1990年まで開催されていた【世界スポーツプロトタイプカー選手権・World Sports Prototype Championship・WSPC】にとって替わり、1991年度よりスタートしたのが【スポーツカー世界選手権・Sportscar World Championship・SWC】でした。 そこに参戦するための主力マシンのエンジンは、それまでの“排気量・形式は問わない”というモノだったのに対し、当時のF1用と同じ3.5ℓNAに統一するというレギュレーションへ変更、これは参戦の容易さとコストダウンを狙ってFIAによって導入されたモノだったのですが、結果は裏目に出て、SWCはたった2年で終了してしまいます。 その新たなカテゴリーへいち早く参戦を表明したのが、85・86年WRCを205T16で連覇(86年はちょっと怪しいですよね・笑)翌87~90年は同じく205T16とカウル変更型の405T16で3連覇して勢いに乗る、Jean Todt監督が率いる“Peugeot Talbot Sport”さんですね♪ 初のサーキットイベント用マシンとして用意されたのが、“205T16”と同じくAndré de Cortanze氏がをデザインした“905”でした。 1990年の発表会に登場したプレゼンモデルは“205T16”と共通のカラーリングのせいもありますが、どう見ても“プジョー”という美しいものでした。 ボディワークをあの“Dassault”が担当、乗降ドアではなく“窓”から行ったり、バックミラーもビルトイン設置する等新たなアプローチも見られます。 90年のメキシコでテスト参戦を実施、翌91年より本格参戦を開始します。実線モデルでは軽量化の為“ヘッドライト”だったところがカラーリング表現へ変更、“本物のライト”はフロントインテーク内へこっそり設置、フロントタイヤ上面のエア抜き等の変更はあったものの、基本的なラインはプレゼンモデルのラインを踏襲していました。 しかしこのあとライバル達との戦いの中で“切磋琢磨”され外形はどんどん変化、最終形のevo2ではコクピット周り以外、全く別な車へと進化していきました。 展示モデルは1991年のル・マン24hへ参戦した最初の“905”で、P・Alliot選手/J-P・Jabouille選手/M・Baldi選手組で出場したものの、22周でエンジントラブルでリタイアしたマシン。 モデル仕様は“昼間仕様”何ですが、車検場に現れた“夜間仕様”にはプレゼンモデルと同じヘッドライトが着いていました(こっちも立体化して欲しかったなぁ♪) 【模型資料】 ・模型メーカー:Spark ・製造国 :中華人民共和国 ・製品番号 :S4740 ・製品タイトル:Peugeot 905 Le Mans 1991 ・発売時期 :2018年8月 【実車資料】 ・実車メーカー:Peugeot ・形式 :905 ・シャーシ# :#EV14 ・エンジン :Peugeot_SA35_3,499cc_NA_V10 ・ディレクター:Jean Todt ・デザインー :André de Cortanze ・完成年 :1990年 ・カテゴリー :Gr.C ・投入レース :SWC
ミニカー Spark ¥7,181ちゃぽん