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1/500 Boeing 377--10-26 “Stratocruiser” Reg. NX1039V
“歴史の始まり” 日本人に最も認知されている大戦機の一つ言えるのが米国の“B-29”ですね。 日本軍機が到達できない高々度を悠々と飛行し爆弾の雨を降らせるという、日本国民にとって恐怖の対象でしかなかった機材でしたが、その大型で高性能という特性を生かしBoeing社では輸送型“C-97《Stratofreighter》”を開発、大戦末期に投入しました。 戦後ボーイングは本格的な旅客機製造に乗り出し、このC-97をベース開発した“377《Stratocruiser》”を1947年に華々しく進空、ここから現在へと繋がる同社の旅客機の歴史が始まります。 オプションにもよりますが国際線仕様の本機の装備は驚くほど充実しており、2階建て構造の客室にはベットや洗面台、豪華なソファーやバーカウンターを備えたラウンジなどまさに《空飛ぶホテル》♪ 現代のA388豪華仕様に匹敵する装備を誇りました。 ただ他社製造機と比べ超高性能ながらも、導入/運用コストが非常に高額だった事やジェット機の台頭等々の諸事情により、兄弟機のC-97/KC-97が888機製造されたいのに対し、わずか56機で生産打ち止めとなった悲運の機材でもありました。 展示品はHerpaさんが展開した《Boeing Milestone Series》の1品で、当時のHousecolorを纏った仕様となってます。 Reg.よりこの機材は後に“Pan American”さんへ導入され“Clipper Good Hope”のペットネームが付けられ活躍しました。 ボーイング社の旅客機シリーズの原点ともいえる機材なだけにコレクションには欠かせませんね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE) ・製品番号 :513869 ・製品タイトル:Boeing 377 Stratocruiser ・発売年次 :2004年 【実機資料】 ・運用会社 :Boeing(US) ・実機メーカー:Boeing(US) ・実機形式 :377 -10-26_“Stratocruiser” ・製造番号 :15939 ・Reg. :NX1039V ・エンジン :P&W…-4360-59Bjikkikishu““ Wasp Major”_x4 ・進空年次 :1947年7月8日
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1/500 ITA AIRBUS A350-900XWB Reg.EI-IFB
“イタリアの新しい翼” 長年慢性的な経営不振だったところへ“新型コロナウイルスの世界的流行”による国際線の需要の喪失により、長年イタリアのフラッグキャリアとして君臨してきた“Alitalia”さんというブランドが2021年10月14日をもって消滅する事となってしまいます。 (ストラトス・131AB世代としてはホント悲しいの一言ですね~涙) アリタリアさん消滅を受け、イタリア政府が新たなフラッグキャリアとなる国有航空会社として、アリタリアさんから多くの資産を受け継ぐ形で設立したのが“ITA Airways(Italy Air Transport)”さんです。 これまでも多くの経営危機(過去にもあった国有化や分社化、他社の傘下化等々)に見舞われようとも一貫してアリタリアブランドを通し、1969年に制定されたスキームを基本的に守り続けてきた同社でしたが、今回はついにという感じですね。 新会社であるITAさんが採用したスキームはサッカーのイタリア代表チームのカラーを採用~ 有名なサッカー選手の名を冠して“Paolo Rossi”と呼ばれるれ美しいメタリックブルーが機体全体に施され、アリタリアさん時代とは全く異なる仕上がりになりました。 逆に言うと、これまでアリタリアさんに幾度となく泣かされてきた、イタリア政府の強い意志を感じますね(笑) 展示品はそんなITAさんが2022年5月より受領を開始し現在5機運行する新機材A350-900の2号機です。 2022年11月5日からは本機材を使った“ローマ-羽田”間の路線を週3便開設し航空ファンの目を楽しませてくれてますね♪ モデルは2023年11月に国内でも販売されてHerpaさんの製品で、実機さながらに再現された美しいカラーリングがコレクションの中でも際立つ存在です♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE) ・製品番号 :536974 ・製品タイトル:ITA Airways Airbus A350-900 – EI-IFB “Marcello Lippi” ・発売年次 :2023年 【実機資料】 ・運用会社 :ITA(IT) ・実機メーカー:AIRBUS(FR) ・実機形式 : A350-941_XWB ・製造番号 :270 ・Reg. :EI-IFB ・固有名称 :Marcello Lippi ・エンジン :RR…Trent 772B-60_x2 ・導入年次 :2022年5月
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1/500 ANA Boeing 727-81 Reg.JA8305
“モヒカンルック727♪” 高度経済成長期のど真ん中だった1960年代の日本、増え続ける旅客需要や新路線開設に備え、一早く航空機のジェット化を決定した“全日本空輸”さんは、同社としては初めてとなるBoeingさんの機材を選定、それがB727-100でした。 1964年5月27日、同社は東京-札幌間へ投入を開始、好調な同社路線内で今一つ不振だった本路線に対し“東京-札幌60分”という、当時としては驚異的な速度が当たり一気に人気路線へ成長していきます。 1969年には定員を178席へ拡大した“-200”も投入され、727シリーズは以降四半世紀に以上にわたり同社で活躍していきます。 自分にとっては生まれた年の付近に就航を開始した本機はとても思い入れが深く大好きな機材の一つです。 展示品はそんな全日空さんで活躍したB721で、スキームは同社機代標準色の中でも、自分が最も影響を受けた“モヒカン塗装”です(^^)/ 今回のモデルは“全日空商事”さんが企画販売、“HoganWings”さんが製造した製品です。 特筆すべきは“無塗装部”の表現で、胴体部を“磨き出し”て表現するのは良くあるのですが、本モデルでは主翼にまで その手法が採用されています♪ (1/500では他に見かけたことが無い~) コクピットキャノピーにワイパー表現がなされているなど、細部にまで気が行き届いており1/500量産品としては至れり尽くせりな内容ですね♪ 余談ですが1970年に発生した”全日空アカシア便ハイジャック事件”は当機で発生しました。 【模型資料】 ・模型メーカー:全日空商事/HoganWings ・製品番号 :NH50020 ・製品タイトル:ANA 727-200 REGISTRTION NO.JA8305 (モヒカンブルー) ・発売年次 :2010年 【実機資料】 ・運用会社 :全日本空輸 ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :B727-81 ・製造番号 :18919/163 ・Reg. :JA8305 ・エンジン :P&W…JT8D-7A_x3 ・進空年次 :1965年7月 ・同社退役年次:1972年11月
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1/500 Northeast Boeing 727-95 Reg.N1638
“Yellowbirds” 1931年“Pan-Am”さんの米国北東部就航の委託先会社として、鉄道会社を母体として誕生した“Boston-Maine Airways”さん、その後1940年に“Northeast Airlines”へ改名、戦時下において軍の物資チャーター便を運用し成功を遂げます。 1960年になるとフロリダ方面路線へ6機のCV880を投入、67年からは当時最新鋭機材だったB727-100を同路線へ投入するなど、米国で最も有名な航空会社の一つとなります。 ところが積極的に見える経営も実は大変苦しく、紆余曲折の末の1972年に ついに“Delta Air Lines”さんに合弁という形で吸収され、その歴史に終止符が打たれました。 展示品は同社が運営していたB721で本機の導入と同時に採用された“Yellowbirds"塗装は、ライバルだった“Northwest Airways”の赤に対抗して採用されたのかどうかは判りませんが、ロゴ等を含め現在でも通じそうなぐらい斬新に感じます。 モデルは2002年に限定品としてHerpaさんより発売されたNGⅠです♪ ただこのころの同社の樹脂の問題なのか、成型色で再現されている部分の“黄変”が激しく、本機も該当箇所は追加塗装を行いました♪ (う~ん写真アップで見るとマスキングの後処理がイカンですね~笑) 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE) ・製品番号 :513104 ・製品タイトル:Northeast Airlines Boeing 727-100 ・発売年次 :2002年 【実機資料】 ・運用会社 :Northeast Airlines(US) ・実機メーカー:Boeing(US) ・実機形式 :B727-95 ・製造番号 :19596/479 ・Reg. :N1638 ・エンジン :P&W…JT8D-9A_x3 ・進空年次 :1967年10月23日
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1/500 CROSSAIR Embraer ERJ-145 Reg.HB-JAB
“Moritz Suterの夢” “CROSSAIR”さんは1975年にドイツ・フランス国境に接する、ライン川のほとりの美しいスイス第3の都市“Basel”へ欧州域内の近距路線をターゲットに、パイロットで起業家の“Moritz Suter氏”らによって設立されます。 その後90年台後半にスイスのフラッグキャリア“Swissair”さんの傘下となるも、2001年同社の経営破綻に伴い、翌2002年に運営路線/機材もろとも“Swiss International Air Lines”へ移行し“クロスエア”さんとしてのブランドは消滅します。 近距離専門という事で多くの小型機を所有していた同社の中でも、最大数の22機を有していたのがEmbraer社のERJ-145でした。 今回展示したモデルは“CROSSAIR”さんとしては最後の標準塗装機を再現したモノで、Skyliners500さんから2005年に360機限定で販売されましたが、国内で見つけることができず、ミュンヘン空港内売店で遭遇/即購入しました♪ あまり聞かないメーカーさんですが、造形/印刷ともとても素晴らしいデキですね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Skyliners 500 ・製品番号 :- ・製品タイトル:CROSSAIR_Embraer ERJ-145 ・発売年次 :2005年 【実機資料】 ・運用会社 :CROSSAIR ・実機メーカー:Embraer ・実機形式 :ERJ-145 ・製造番号 :145240 ・Reg. :HB-JAB ・エンジン :RR…AE3007A_x2 ・進空年次 :2000年3月 ・同社運用期間:2000年3月〜200213年2月
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1/500 Régional Fokker 100 Reg.F-GIOG
“ヨーロッパの足” “Régional”さんはパリとリオンをハブとし、ヨーロッパ域内49空港間の短距離/少人数輸送を目的に“AIRFRANCE”さん全額出資の子会社として2001年に設立されました。 当初のカラーリングは親会社であるエールフランスさんの標準色をベースに小さくレジオネルさんのロゴが入ったモノでしたが、後にオリジナルのカラーに変更となりました。 同社はその後、同じくエールフランスさんの地域航空を担う子会社“HOP!”さんに2017年完全吸収統合され同社としての運行を停止しました。 レジオネルさん所属の“Fokker 100”は“HOP!”さんへ移行することなく“AIRFRANCE-KLM Group”の“KLM Cityhopper”さんへ全機移籍し消滅してしまいました。 展示モデルはHerpaさんより【AIRFRANCE BOX】限定品として2009年に発売された製品で、パリ市内のエアフラ直営店“Le Musée d'Air France”さんで購入しました。 グレード的にはHGⅠ相当なのでギア類はしっかりスケールですが、窓枠等の表現はまだありません。それでも歴史あるフォッカーさん最後の製品となったF100の特徴あるラインが、巧に再現されていてる好感が持てるモデルですね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE)) ・製品番号 :509473 ・製品タイトル:Air France Fokker 100 by Régional ・発売年次 :2009年 【実機資料】 ・運用会社 :Régional (FR) ・実機メーカー:Fokker(NL) ・実機形式 :100_(F.28-100) ・製造番号 :11364 ・Reg. :F-GIOG ・エンジン :RR/Tay Mk650-15_x2 ・進空年次 :1991年1月
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1/500 TAROM Ilyushin Il-62M Reg.YR-IRE
“TAROM's Classic” 1920年に前身であるCFRNAさんとして起業したTAROMさんは大変歴史ある航空会社で、今日でもルーマニアのフラッグキャリアとして君臨しています。 68年にはBAC1-11を、また74年にはB707を採用、米国J・F・ケネディ空港との、さらにイスラエルのテルアビブとの定期便の就航を就航させるなど、東側陣営としては異例の“開かれた”運用を行っていました。 とはいうもののソビエト連邦健在当時の主力機はやはりソ連機で、中でも長距離用として73年に採用されたIl-62は新旧型含め5機在籍していました。 1989年のルーマニア革命後はAIRBUS等 西側機材の採用/運用が開始されソ連機は次々と退役していく中、同社のIl-62はA310等に混ざりながら99年まで使用されました。 展示モデルは退役当時最新のスキームに身を包んだIl-62Mで、Herpaさんより2020年に発売されたモノです。英国VC-10同様、後部に4発のエンジンを集中配置した特異なデザインは、コレクションの中でも目を引きますね♪ 本機材にはNATOが付けた識別名があり、旅客機は輸送機の1ジャンルという事で“Cargo”のCから始まる“Classic”というコードネームが付いてます。 しかしデビュー当時から“クラシック”とはちょっと可哀そうな気がしますね(笑) 【模型資料】 ・模型メーカー :Herpa(DE) ・製品番号 :534000 ・製品タイトル :Tarom Ilyushin IL-62M YR-IRE ・発売年次 :2020年12月23日 ・備考 :限定品 【実機資料】 ・運用会社 :Tarom(RO) ・実機メーカー :Ilyushin(USSR) ・実機形式 :Il-62M ・製造番号 :4831628/31-02 ・Reg. :YR-IRE ・エンジン :Soloviev:D-30KU_x4 ・運用期間 :1978年12月〜2005年5月(TAROMは1999年に退役)
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1/500 JAL McDonnell Douglas MD-90-30 Reg.JA8070
“鶴丸MD” 2013年3月30日をもって運行終了が決定していた日本航空さんのMD-90の内の1機“Reg.JA8070”は、引退直前2012年9月23日の検査上りで最新の”鶴丸“カラーを纏ってロールアウト♪ 運用わずか半年間だけという、最初で最後・唯一の“鶴丸”スキームMD-90となりました。 本機は前身である日本エアシステムさんが、故・黒沢 昭 監督が“虹”をテーマに7種デザインしたカラーリング機の内の1機(7号機)として1997年5月に導入した機材で、2002年の日本航空さんとの経営統合後も塗色を“アーク”カラーへ変更し通期約16年間活躍し続けてきました。 同社のMD-90引退をもって、戦後長年日本の航空会社で親しまれた、“ダグラス社”系の旅客機は全て姿を消しました(寂) 展示したモデルはF-toysさんが“JALウィングコレクション vol.5”の一つとして2015年3月に発売したモノで、製品の塗装やレタリングを活かしつつ、繋ぎ目処理やカーゴドア等のデカールを自作追加して製作したモデルです。 ところで結構有名だと思う本機ですが、1/500としては本モデルが唯一のモノだと思います♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:F-toys(JP) ・製品番号 :JALウイングコレクション vol.5 #3 ・製品タイトル:MD-90 (JA8070) ・発売年次 :2015年3月30日 ・販売価格 :\550 【実機資料】 ・運用会社 :日本航空 ・実機メーカー:McDonnell Douglas ・実機形式 :MD-90-30 ・製造番号 :53358/2179 ・Reg. :JA8070 ・エンジン :IAE:V2525-D5_x2 ・運用開始年次:1997年5月〜2013年2月
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1/500 British Airways AIRBUS A320-251 neo Reg.G-TTNA
“BA Sustainability Color” 2021年11月1日からイギリスのグラスゴーで開催された《国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)》を前に、British Airwaysさんが取組む持続可能性プログラム『BA Better World』に合わせ準備した特別塗装機で、“Sustainable Aviation Fuel=SAF”の積極的な使用をカラーリングで表現したものだそうです。 垂直尾翼の“チャタム・ドックヤード”や機首部の”スピードマーク“を含め、基本的には現行標準スキームを維持しつつも全体をブルー系へ変更、『BRITISH AIRWAYS』のロゴは、本プログラム名である『BA BETTER WORLD』へ変更され、同社の取り組みがアピールしされています。この美しいカラーリングを彼らは『BA Sustainability Color』と呼んでいます。 展示モデルは、国内では2022年9月にHerpaさんから発売された通常商品です。 “neo”仕様の特徴である”大直径”のエンジンを含め、細部まで本当に良く出来ていますね♪ 通常赤のパッケージも本機の塗装に合わせた特別なモノとなっています。 鮮やかなカラーリングはコレクションの中でも目を引く一品です♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa(DE) ・製品番号 :536400 ・製品タイトル:British Airways Airbus A320 neo “BA Better World" ・発売日次 :2022年9月15日 ・国内販売価格:\6,160(税込) 【実機資料】 ・運用会社 :British Airways(UK) ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A320-251_neo ・製造番号 :8108 ・Reg. :G-TTNA ・エンジン :CFM56-5B4/P_x2 ・運用開始年次:2018年04月〜(2021年9月~特別塗装)
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1/500 China Airlines AIRBUS A350-900XWB Reg.B-18908 "臺灣藍鵲"
“ヤマムスメ” 現在台湾のフラッグシップである中華航空さんでは14機のAIRBUS A350-900を運用しています。4機存在したスペシャルスキーム機の中でもReg. B-18908はAIRBUS社さんがデリバリーした“100機目のA359”という記念すべき機材で、中華航空さんの標準スキームをベースに台湾の国鳥である美しい鳥「臺灣藍鵲=和名ヤマムスメ」が後部胴体左右に大きく描き、2017年7月に就航しました。残念ながら今月成田空港で遭遇した本機からは、その「ヤマムスメ」が消え標準塗装機へとなってしまいました~(残念) 1/500の模型としてはRisesoonさんから中華航空さんの機内販売用としてリリースされたのが唯一商品で、成田で撮影して以来ずーっと探していたのですが、全く購入できる機会に恵まれませんでした。 この展示品は出張ついでに、以前この商品を国内で唯一扱っていたというお店へ、“ダメもと”と炎天下の中、往復40分歩いて訪問した際、”訳あり品の中華A333“として半額で売られていたモノで、その時は“やっぱり無かったですねぇ”とガッカリして帰宅、他に多数購入した“訳あり品”と共によく見てみると、何と!中身は欲しかったA359ではありませんか! 熱中症になりかけても行ったかいがありました♪ 結局“訳あり”は単なる汚れでコンパウンド磨いたら直ぐ復活♪、別記載のReg. B-18918号同様エンジンポッド等各部へ自作デカールを用いディテールアップを施し、コレクションに加える事が出来た、記憶に残る一品です~ (これだからお宝探しはやめられない♪) 【模型資料】 ・模型メーカー:Risesoon ・製品番号 :CAL50A359P02 ・製品タイトル:CHINA AIRLINES Airbus A350-900 (Urocissa Caerulea) ・発売年次 :不明 【実機資料】 ・運用会社 :中華航空/China Airlines(TW) ・実機メーカー:Airbus SE ・形式 :A350-941_XWB ・Reg. :B-18908 ・製造番号 :212 ・進空年月 :2017年7月~ ・実機エンジン:RR・Trent XWB-84_x2
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1/500 SKYMARK Boeing 737-800 Reg.JA73NA
“35年ぶりの挑戦” 航空業界の規制緩和を受け1998年9月にオリエンタルエアブリッジさんの前身である長崎航空さん以来となる、35年ぶりに新規航空会社してスタートしたのがスカイマークエアラインズさんです(2006年に社名を“スカイマーク”へ変更) 順風満帆な門出かと思われましたが、2014年のA380キャンセル問題、翌2015年には経営破綻/上場廃止に陥ってしまいます。その後これらの困難を乗り越え再建、2022年には再上場を果たし、“定時運航率”を2018年以来4年連続1位獲得、また“顧客満足度”も2020・22年には国内1位に選ばれるなど、国内“第3勢力”として再び上昇を開始したエアラインです♪ 経営立て直しの一環として機材更新を実施、その際に導入され、また現在運用されている唯一の機種なのが今回展示したBoeing 737-800です。 展示モデルは2019年にF-toysさんより発売されたもので、よく目にする同社の主力機ながら、実は1/500で唯一の製品だと思います。 いつもの様に繋ぎ目処理後修正塗装を行い、キャノピーやカーゴドア、一部レタリングやマークのデカールを自作追加しています♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:F-toys(JP)) ・製品番号 :日本のエアライン3…ぼくは航空管制官_#5 ・製品タイトル:スカイマーク 737-800 (貨物牽引車,貨物コンテナx2付属) ・発売年次 :2019年9月30日 ・販売価格 :¥638(税込) 【実機資料】 ・運用会社 :スカイマーク(JP) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :737-8HX ・製造番号 :33888/2394 ・Reg. :JA73NA ・エンジン :GE/CF6-80C2B6FA_x2 ・進空年次 :2010年8月(運行中)
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1/500 AIRDO Boeing 737-700 Reg.JA15AN
“北海道の翼” 新幹線が開通する以前の北海道においては、航空便が首都圏間等との唯一移動手段でした。当時羽田-新千歳間はJALさんANAさんJASさんの大手3社により運行していたなか、当時の運輸省が1996年に導入した「幅運賃制度」により往復割引が廃止される等、実質的な値上がりへとなってしまいます。 この状況を憂いた札幌在中の実業家“浜田輝男氏”は「大手航空会社に掌握されている現状を打破し道内経済の安定と活性化目指すため、道内の経済界が集結し新たな航空会社を立ち上げる」という構想を叩き上げます。 その後、実質的に参入規制状態である航空業界に対する批判の高まりや、道内有志による結束と融資により1996年に「北海道国際航空株式会社」を設立、そしてついに1998年10月26日に路線免許を所得し新千歳-羽田間の運行を開始します。この時公募により同社の愛称が“AIRDO”に決定、紆余局瀬戸の末の2012年にはこの“AIRDO”を正式社名となります。 展示したモデルはF-toysさんから2014年に発売されたもので、同社が運用する737-700でReg.からも判るように元ANAさんの機材で1/500で唯一の製品だと思います。 いつもの様に繋ぎ目処理後修正塗装を行い、キャノピーやカーゴドア、一部レタリングやマークのデカールを自作追加しています。 添付した実機写真はセントレアで撮影した本機です♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:F-toys(JP)) ・製品番号 :日本のエアライン1…ぼくは航空管制官_#6 ・製品タイトル:AIR DO ボーイング737-700 ・発売年次 :2014年4月28日 ・販売価格 :¥540(税込) 【実機資料】 ・運用会社 :AIRDO(JP) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :737-781/ER ・製造番号 :33888/2394 ・Reg. :JA15AN ・エンジン :CFM/CFM56-7B24_x2 ・進空年次 :2007年10月(運行中)
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1/500 Ural Airlines Tupolev Tu-154M Reg.RA-85844
“エカテリンブルクの翼” 広大なロシア連邦中の内陸部、ウラル山脈西側の大都市“エカテリンブルク”に拠点を置く航空会社Ural Airlinesさんは 、1943年に結成されたSverdlovsk United Air Squadron(スヴェルドロフスク連合航空飛行隊)を起源に持つ老舗の航空会社です。 その後アエロフロートの一員として運用されてきましたが、1993年に独立し現在運営形態となりました。2018年には新千歳との便が開設されるなど、国際便も盛んに開拓されてきました。現在同社は全機西側(AIRBUS・Boeing)の機材で運用されていますが、それ以前はロシア製の機材も活躍していました。5機保有していたTu-154Mはその中でも最後まで使用された機材で2011年まで現役でした。 展示モデルはherpaさんより2007年に通常品としてNGグレードで販売されたモノです。現在の“垢ぬけた”同社カラーリングも良いですが、味のある旧カラーリンも魅力的ですね♪ 同社が一刻も早く世界の空へ戻ってくれるように、戦争の早期終了を切に祈願します。 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :500265 ・製品タイトル:Ural Airlines Tupolev Tu-154M ・発売年次 :2007年 【実機資料】 ・運用会社 :Ural Airlines(RA) ・実機メーカー:Tupolev ・実機形式 :Tu-154M ・製造番号 :03A992/0992 ・Reg. :RA-85844 ・エンジン :Soloviev/D-30KU-154-II_x3 ・進空年次 :2003年4月 ・退役年次 :2011年10月 ・解体年次 :2013年8月
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1/500 ANA Wings Boeing 737-5L9 Reg.JA359K
“スーパードルフィン” 先行するB727から遅れること5年後の1967年に初飛行を果たしたB737は、B727同様“切り詰めた”B707の胴体を持った100~200席クラスの短距離として誕生しました。 その後ライバルのMD-80シリーズに対抗するため、エンジン換装や垂直尾翼見直し等々の改良が加えられた第2世代機“Classic”(これは第3世代“Next-Generation”の登場により結果付加されたニックネーム、第一世代の-100/-200型は“Original”と呼ばれる)が1984年に登場します。この“クラシック”には-300/-400/-500の3シリーズが設定されており、今回展示の-500は、胴体長を-200型のまま航続距離を伸ばしたタイプになります。 日本ではこの-500をエアーニッポン/ANKさん(後のANAウィングスさん)とAIRDOさんが導入しました。 ANKさんでは本機材に”スーパードルフィン”というニックネームを付与、同時にエンジンカウルへカワイイ“イルカ”のキャラクターが描き長年活躍してきましたが、2022年6月14日の福岡→羽田ANAウィングスさんNH254便を持ち、同機材運用25年の歴史に幕が降ろされました。 展示したモデルはF-toysさんが“ANAウィングコレクション vol.5”の一つとして2017年3月に発売したモノで、いつもの様に繋ぎ目処理、キャノピーやカーゴドア、一部レタリングのデカールを自作追加して製作したモデルです。ところで結構有名だと思う本仕様機ですが、1/500としては本モデルが唯一のモノだと思います♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:F-toys(JP)) ・製品番号 :ANAウィングコレクション vol.5_#4 ・製品タイトル:Boieng737-500_スーパードルフィン+トーイングカー ・発売年次 :2017年3月27日 ・販売価格 :¥583(税込) 【実機資料】 ・運用会社 :ANAウィングス(JP) ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :737-5L9 ・製造番号 :28128/2817 ・Reg. :JA359K ・エンジン :CFM/CFM56-3C1_x2 ・進空年次 :1996年6月 ・運用年次 :2018年12月
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1/500 AIR Ukraine Tupolev Reg.UR-65757
“トルィーズブの誇り” 1992年ウクライナ共和国がソビエト連邦より独立した際、ソ連時代より運行していたAeroflot Kyiv Airlinesさんの機材・路線を引き継ぎ、垂直尾翼に国章である“トルィーズブ”を掲げて誕生したのが、ウクライナ国営/フラッグキャリア AIR Ukraineさんです。 しかしAeroSvit AirlinesさんやUkraine International Airlinesさんの台頭、世界情勢による経営悪化などにより、2002年に運航停止となってしまいました。 同社が受け継いだ機材は全てソ連製で、その中に本形式26機も含まれていました。 同航空会社へ引き継がれたTu-134は全て初期生産型で機首に“運航担当乗務員席”を設置する為、まるで“WW2爆撃機の様な”クラシカルなガラス張り風防が設けられているのが特徴です。通常の機材では機首に設置されるレーダーは一体何処にあるのかというと、機体下面の風防と前脚の間に追加設置されていました。 展示モデルはherpaさんより2003年に通常モデルとして発売されたモノで、NG第一世代の製品です。機首下のレーダーが無いとことから、1996年に“A3型”へ改修される前の姿を再現していると考えられます。 本航空会社の機材融通等を見ても、関係がとても良好だったのが判るロシアとウクライナ、一刻も早く戦争が終結する事を心から願っています。 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :510905 ・製品タイトル:Air Ukraine Tupolev Tu-134A-3 ・発売年次 :2003年 【実機資料】 ・運用会社 :AIR Ukrain(UR) ・実機メーカー:Tupolev ・実機形式 :Tu-134A ・製造番号 :62215 ・Reg. :UR-65757 ・エンジン :P&W/JT3D-3B_x4 ・進空年次 :1979年4月 ・運用年次 :2008年6月
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