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伊豆急行線 地震災害による臨時ダイヤ収録など 交通公社の時刻表 1978年 4月号
交通公社の時刻表 1978年 4月号 表紙は山陽本線を走る583系明星号。ちなみに電車「明星」は1980年10月1日ダイヤ改正をもって、すべて客車化されてしまいます。 さて、この号でのお知らせですが、 ・新幹線半日運休による工事実施のお知らせ ・新東京国際空港のアクセス案内→3月30日に開港したばかりの「成田空港」へのアクセスまとめられております。 ・営団地下鉄千代田線の代々木公園〜代々木上原間が3月31日開業に伴う、小田急線との相互乗り入れ開始のお知らせ。 最後ピックアップしたのは、1月14日に発生した伊豆大島近海の地震により伊豆稲取 - 河津間が同年6月14日まで不通になっており、その臨時ダイヤについて。特急あまぎ号は、東京発〜伊豆稲取での折返しというダイヤ、稲取〜河津間はバス代行で、河津〜伊豆急下田は各駅のみの運転という変則的な運用がされていた時期がありました。その記録です。 #時刻表 #国鉄 #新東京国際空港 #千代田線 #特急あまぎ #伊豆大島地震
時刻表 冊子 交通公社の時刻表 1978年 4月号 日本交通公社time_table
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信越本線 地すべり災害にともなう迂回運転など 大時刻表 1978年 7月号
大時刻表 1978年 7月号 弘済出版社が刊行した大時刻表です。この年の5月20日に、新東京国際空港(成田空港)が開港しました。特集ページでは成田空港へのアクセス情報が仔細に説明にされています。 また、夏の臨時列車の紹介として、空きスペースを利用して?東北地方の海水浴列車が掲載されています。理由は不明ですが「かっぱ」とついた列車が多数設定されていますね。 最後に記録として、信越本線で発生した地すべりに伴う不通区間発生と、迂回運転等の情報も載っています。不通区間は妙高高原〜関山間で、当該区間を通過する列車は妙高高原、または関山で折り返し運転されていましたが、特急白山号においては、当時設定されていた3往復のうち1往復が上越線への迂回運転が実施されました。編成表にもその表記されていました。ちなみに他の2往復の白山号は長野、妙高高原で折り返し運転となっていました。迂回区間の停車駅は上り下り共に長岡、柏崎でした。 #時刻表 #国鉄 #特急白山 #成田空港 #かっぱ
時刻表 冊子 大時刻表 1978年 7月号 弘済出版社time_table
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交通公社の時刻表 1977年 6月号
交通公社の時刻表 1977年(昭和52年) 6月号 表紙について。現在は存在しませんが、能登半島を横断していた能登線を走る急行能登路(のとじ)号。蛸島(たこじま)まで伸びていた線路だったのですが、珠洲(すず)が終点となる列車が大半でした。 背表紙のペン書きは、前オーナーによるもの。詳細はわかりません。。 ピックアップしてみたのは、能登線のダイヤを取り上げてみたのですが、あわせて国鉄がこの地域で運行していた「国鉄定期観光バス」について。グラビア特集されていました。 また、ダイヤで注目は、ロングラン急行列車。大阪から米原経由で輪島・珠洲行きのゆのはな号(穴水以降は普通列車)。名古屋からは高山本線経由で穴水、珠洲行きののりくら6号。のりくら6号は名古屋発のみ設定された夜行臨時列車だったのです。9時間半の座席車!!その足で海水浴だったんだろうな。。。 また、七尾線には、七尾発4:22発の快速列車がありました。おそらく行商の方が利用されたであろうスジの設定にとても興味をそそられました。 #時刻表 #鉄道 #能登線 #七尾線 #急行能登路 #ゆのはな号 #のりくら号 #国鉄バス
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交通公社の時刻表 1977年 8月号
交通公社の時刻表 1977年(昭和52年) 8月号 表紙は紀勢本線を走る特急くろしお号。写真からみたところキハ80系の編成のようです。紀勢本線の電化開業は1978年10月なので、1年強前のスナップでしょうか。今回、紀勢本線の紙面もアップしてみました。当時は完全な非電化幹線だったんですね。 そのほか、 ・房総夏ダイヤ ・新幹線の工事にともなう、午前中運休ダイヤのお知らせ です。快速「白い砂」(外房線)、「青い海」(内房線)と聞くと、房総夏ダイヤを思い出す方、多いのではないでしょうか。 #時刻表 #鉄道 #国鉄 #特急くろしお #キハ80 #快速青い海 #快速白い砂
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大幅値上げとなった国鉄新運賃・料金掲載ほか 交通公社の時刻表 1976年 12月号
交通公社の時刻表 1976年 12月号 表紙は、函館本線を走行するキハ82系特急北海号です。当時の編成は食堂車も連結された堂々10両編成。 さて、今回は、時刻表紙面よりもインパクトのある情報として、1976年11月6日に施行された国鉄の運賃・料金改定についての情報掲載をメーンとさせていただきました。 詳しい情報は、先達の皆様がすでに言及されている通り、当時の高度経済成長期のさなか、インフレと国鉄の収支改善のため、大幅な運賃・料金の値上げがされました。初乗り運賃比較だと、値上げ前が30円(〜3km)がこの改定で60円に値上げに。その他各種料金も大幅値上げとなりました。また、この運賃改定を皮切りに、以降民営化前まで毎年のように運賃値上げが繰り返されていくことになります。 その他、東海道新幹線の工事にともなう半日運休の情報とそのダイヤもピックアップしてみました。 ちなみに、全国を走る急行列車に連結されていたビュッフェの営業は、1976年11月30日付けで全廃となりました。最後までビュッフェを営業していたのは急行アルプス号、急行妙高号、急行信州号で、12月1日医工は編成内にビュッフェは残っているものの「営業休止」扱いとなっている状況が紙面から分かります。 #時刻表 #鉄道 #特急北海 #キハ82
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気仙沼線全線開業など 交通公社の時刻表 1977年 12月号
交通公社の時刻表 1977年(昭和52年) 12月号 表紙は高山本線を走るキハ82系ひだ号です。それに関連して当時の高山本線のダイヤをアップしてみました。 特急ひだ号を筆頭に、名鉄からの乗り入れ特急、北アルプス号、急行のりくら号、急行たかやま号、冬ならではの急行たかやま銀嶺号、急行たかやまスキー号が走っており、運転区間についても富山以降も立山、宇奈月温泉、金沢といったロングラン運転が多数見られた時期でした。 その他、気仙沼線が1977年12月11日に全通しました。実はこの開業は従来の柳津線(前谷地〜柳津)と気仙沼線(気仙沼〜本吉)が従来開業しており、未開業区間の柳津〜本吉間34キロ開業を持って全通となりました。 ピックアップしているのは、北海道の特急いしかり号の「計画運休」について。当時運用されていた485系1500番台が極寒地での頻繁運用ができず、冬期のみ3往復運休することで車両をやりくりしていた時代がありました。 #時刻表 #鉄道 #ひだ号 #キハ82系 #急行のりくら #急行たかやま #特急北アルプス #気仙沼線 #特急いしかり #485系1500番台
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交通公社の時刻表 1978年 1月号
交通公社の時刻表 1978年(昭和53年) 1月号 表紙は、伯備線を走るキハ181系の特急やくも号。L特急としては唯一のDC特急でした。 その伯備線のダイヤを取り上げてみました。特急やくも号はもとより、急行伯耆(ほうき)号、快速伯備号(※臨時)にくわえ、スキー列車として快速ジャンプ大山号、急行伯耆銀嶺号と、優等列車が圧倒的に多かった伯備線ですので、様々な種別の列車が時刻表でも確認できました。 その他、特急あさかぜ号の車両取替のお知らせ。2月1日から東京〜博多の寝台車が、2段式B寝台、A寝台はオール個室となりました。これで東海道・山陽・九州線寝台特急列車は新型車両(24系25形客車)に切り替わったという記事です。 年末年始なので、優等列車の指定席車の変更のお知らせページもあります。 ・自由席車がなくなり、全席指定席車になる ・寝台車がなくなり、全席座席車になる ・(逆に)指定席車がすべて自由席車になる(グリーン車はそのまま) というパターンだったようです。 #時刻表 #鉄道 #国鉄 #特急やくも #キハ181系 #急行伯耆 #快速伯備 #特急あさかぜ
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中国高速線開通後の国鉄ハイウェイバスグラビア特集など 交通公社の時刻表 1976年 4月号
交通公社の時刻表 1976年(昭和51年) 4月号 前オーナーが高校の先生だったのか?「狭山ヶ丘高校」の文字がくっきりのこっており、あわせて子供の落書きと思われるものが表紙の所々に。。。通読には問題ないのでコレクションの一つとしてカウントしています。 紙面について、この号から、特急ページ、連絡早見表がオフセット印刷に変更となり、従来の1色から現在でお馴染みの2色刷りに変わりました。全自動写植システム(STCシステム)稼働開始の結果です。 さて、表紙は日豊本線を走るDC特急にちりん号。当時の日豊本線の電化は南宮崎まででした。また宮崎〜鹿児島を結ぶ特急もこのにちりん1往復以外は設定されておらず、この1往復博多〜西鹿児島間というロングランの特急でした。 グラビアでは、1975年に開業した国鉄ハイウェイバス中国高速線を取り上げて、グラビア特集が組まれています。とっても懐かしい型のバスが載っています!ダイヤについても、当時の運転本数は毎時1本とコンスタントに運行されていたようです。 最後に、ピックアップしてみたのは急行北アルプス号。1976年10月に特急への格上げがなされました。急行当時のダイヤをピックアップしております。名鉄神宮前駅から高山本線の飛騨古川駅までが通常の運転、季節的に富山地方鉄道の立山まで足を伸ばしていた貴重な歴史の一面です。 #時刻表 #鉄道 #にちりん号 #国鉄ハイウェイバス #北アルプス号
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シルバーシート設置線区の拡大など 交通公社の時刻表 1977年 10月号
交通公社の時刻表 1977年(昭和52年) 10月号 表紙は九州を走る特急にちりん号。私1977年に日豊本線沿線のとある駅近くの産婦人科でこの世に生をうけました。以来、にちりん号は自分にのってとても特別な列車になりました。 さて、この号では小粒でピリリな情報があるので、下記3点ピックアップしました。 ・特急・急行列車の車両取替・編成変更→東海道・山陽線では「安芸」「あさかぜ(下関発着)」「瀬戸」が2段式B寝台車に取り替え、かつA寝台車、食堂車がなくなりました。東北線では急行十和田号(2号)のグリーン車、八甲田号のB寝台車、宗谷線の利尻号のA寝台車がなくなりました。 ・シルバーシート設置線区の拡大 1977年9月15日の敬老の日から、南武線、横浜線、青梅線、五日市線、武蔵野線にてシルバーシートの運用開始されて、東京・大阪の国電にはほぼ設置完了となりました。 ・東海道線静岡駅構内の一部高架化をうけて、10月に時間変更が発生しました。普通列車の終点が清水行きになっていたり、急行東海2号の10月17日は由比駅止まりなど、細かいですが活字化されるとグッと来る情報です。 #時刻表 #鉄道 #にちりん号 #安芸号 #あさかぜ号 #瀬戸号 #十和田号 #八甲田号 #利尻号 #シルバーシート #急行東海号
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