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大幅値上げとなった国鉄新運賃・料金掲載ほか 交通公社の時刻表 1976年 12月号
交通公社の時刻表 1976年 12月号 表紙は、函館本線を走行するキハ82系特急北海号です。当時の編成は食堂車も連結された堂々10両編成。 さて、今回は、時刻表紙面よりもインパクトのある情報として、1976年11月6日に施行された国鉄の運賃・料金改定についての情報掲載をメーンとさせていただきました。 詳しい情報は、先達の皆様がすでに言及されている通り、当時の高度経済成長期のさなか、インフレと国鉄の収支改善のため、大幅な運賃・料金の値上げがされました。初乗り運賃比較だと、値上げ前が30円(〜3km)がこの改定で60円に値上げに。その他各種料金も大幅値上げとなりました。また、この運賃改定を皮切りに、以降民営化前まで毎年のように運賃値上げが繰り返されていくことになります。 その他、東海道新幹線の工事にともなう半日運休の情報とそのダイヤもピックアップしてみました。 ちなみに、全国を走る急行列車に連結されていたビュッフェの営業は、1976年11月30日付けで全廃となりました。最後までビュッフェを営業していたのは急行アルプス号、急行妙高号、急行信州号で、12月1日医工は編成内にビュッフェは残っているものの「営業休止」扱いとなっている状況が紙面から分かります。 #時刻表 #鉄道 #特急北海 #キハ82
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餘部橋梁の保守作業完了のお知らせグラビアページなど 交通公社の時刻表 1976年 3月号
交通公社の時刻表 1976年(昭和51年) 3月号 表紙は国鉄宮津線(現京都丹後鉄道宮豊線)の名所、由良川橋梁を走る特急あさしお号です。 そのあさしお号も走る山陰本線の餘部橋りょうの保守作業完了のお知らせが、国鉄のグラビアページが上がっておりました。 その他、特急・急行列車の自由席設定についてのお知らせ。3月1日から自由席が設定される特急、急行が列挙される中、全席指定として引き続き残る列車もありまして、北海道の特急、東北地方の青函連絡船連絡特急、関東近郊の避暑地への臨時列車といったところです。 ピックアップしたのは、 ・特急いしかり号の「計画運休」。北海道に投入された485系1500番台は極寒に耐えられず、故障による運休が度重なったため、このころのは事前に「運休」することを前提に運行されていました。この計画運休は1979年2月まで実施されていました。 ・北海道「上志文銀嶺号」というかなりマニアックなスキー列車です。万字炭山駅に伸びていたローカル線万字線に唯一はしった名称付き列車ではないでしょうか。種別は「普通」のままながら、札幌〜岩見沢〜上志文という稀な設定の列車があったという記録です。 #時刻表 #鉄道 #いしかり号 #485系 #あさしお号 #万字線
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中国高速線開通後の国鉄ハイウェイバスグラビア特集など 交通公社の時刻表 1976年 4月号
交通公社の時刻表 1976年(昭和51年) 4月号 前オーナーが高校の先生だったのか?「狭山ヶ丘高校」の文字がくっきりのこっており、あわせて子供の落書きと思われるものが表紙の所々に。。。通読には問題ないのでコレクションの一つとしてカウントしています。 紙面について、この号から、特急ページ、連絡早見表がオフセット印刷に変更となり、従来の1色から現在でお馴染みの2色刷りに変わりました。全自動写植システム(STCシステム)稼働開始の結果です。 さて、表紙は日豊本線を走るDC特急にちりん号。当時の日豊本線の電化は南宮崎まででした。また宮崎〜鹿児島を結ぶ特急もこのにちりん1往復以外は設定されておらず、この1往復博多〜西鹿児島間というロングランの特急でした。 グラビアでは、1975年に開業した国鉄ハイウェイバス中国高速線を取り上げて、グラビア特集が組まれています。とっても懐かしい型のバスが載っています!ダイヤについても、当時の運転本数は毎時1本とコンスタントに運行されていたようです。 最後に、ピックアップしてみたのは急行北アルプス号。1976年10月に特急への格上げがなされました。急行当時のダイヤをピックアップしております。名鉄神宮前駅から高山本線の飛騨古川駅までが通常の運転、季節的に富山地方鉄道の立山まで足を伸ばしていた貴重な歴史の一面です。 #時刻表 #鉄道 #にちりん号 #国鉄ハイウェイバス #北アルプス号
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TEEラインゴルドからドームカー非連結。ICに2等車連結開始など ThomasCook ContinentalTimetable May ~June 1976
ThomasCook ContinentalTimetable May ~June 1976 この号でのトピックはいくつもありましたが、下記に絞って ・TEEラインゴルド号、エラスムス号からドームカーが外され、バーカーにリプレイスされています 参考:ドームカー https://ameblo.jp/marinehamakaze/entry-11920675966.html(個人サイト) ・TEEディアマント号(ブリュッセル〜ケルン)が廃止に。 ・オランダ国内のTEEで降るケータリングサービスを実施しているのはラインゴルド号だけとも記されています。 ・スペインTERがTalgoにリプレイス ここではマドリード〜アリカンテのTERがTalgo列車にリプレイスされた記事に沿ってダイヤを紹介。時刻表ではTER551列車となっていますが、欄外特記事項にはTalgoTrainと記載されるレアな組み合わせに。 参考:TER https://ameblo.jp/kiha17/entry-12078597114.html(個人サイト) ・この時期、西ドイツのICには、従来の1等車オンリー列車から、2等車連結列車が設定され始めています。最初に導入された路線はIC4号線(ブレーメン〜ハノーファー〜ミュンヘン)のドイツの「背骨」。見づらくて恐縮ですが、1等のみのICにまぎれて、ヤコブ・フッガー号、リーメンシュナイダー号、ノルドウィンド号が確認できます。 #時刻表 #ラインゴルド号 #エラスムス号 #ドームカー #TEE #ディアマント号 #TER #タルゴ
時刻表冊子 海外 ThomasCook ContinentalTimetable May ~June 1976 Thomas Cook Limitedtime_table
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長崎本線・佐世保線の電化開業特集ページあり 交通公社時刻表 1976年 8月号
交通公社時刻表 1976年(昭和51年) 8月号 表紙は長崎本線を走るL特急かもめ号、背表紙はキリンレモンの広告。 この年の7月1日に長崎本線と佐世保線の電化開業にともない、8月号の紙面では新たに誕生したL特急かもめ号、みどり号の紹介と長崎の旅案内のグラビアが掲載されていました。 L特急かもめ号、みどり号が博多〜肥前山口間での併結運転は有名ですが、当時は車両運用上、かもめ号単独ながら肥前山口駅で4両切り離す運用がありました。5号が小倉→長崎で肥前山口で4両切り離し、2号が長崎→博多で肥前山口で4両併結、というものです。 その他夏休みの臨時列車と特別な扱いのご案内という、混雑緩和対策の施策について編成変更、窓口対応の情報も掲載されていました。 #国鉄 #時刻表 #鉄道グッズ #L特急かもめ号 #L特急みどり号
時刻表 冊子 交通公社時刻表 1976年 8月号 日本交通公社出版事務局time_table
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交通公社時刻表 1976年 1月号
交通公社時刻表 1976年 1月号 表紙は前年に就航したばかりの宇高連絡船讃岐丸。背表紙は興銀お祭りカレンダー(1月、2月) 冬の臨時列車の収録がメーンのトピックながら、 ・国鉄のページでの「高速化・近代化した宇高航路」ではホバークラフトも紹介されている。 ・2月25日、3月10日に実施された新幹線運休計画も掲載 ・天理教関連での臨時列車について紙面を割いて掲載されている。近年の時刻表ではまずないページ。 #国鉄 #時刻表 #鉄道グッズ
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