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1/18 AUTOart スバル インプレッサ WRC GDB
2003 Monte Carlo Rally Petter Solberg / United Kingdom Phil Mills スバルWRC史における最後のチャンピオンマシン。 不評だった丸目から涙目にフェイスリフトしたことにより今でも人気の型ですね。 このモデルは同年のオートアートの中でも標準的な出来ではありますが、塗装は特出して素晴らしいです。 深みのあるブルー・マイカを忠実に再現しているのはもちろんの事、塗装の劣化が全く感じられません。 この個体に限った話ではなく、出回っているほとんどがそういった劣化が見られません。
WRC オートアートszk
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1/18 AUTOart トヨタ TS020
1999 Le Mans 2nd 片山右京/鈴木利男/土屋圭市の 日本人トリオでル・マン2位を飾った車両です。 霜降り肉のような98年型も良いですが、やはりマルボロカラーとなった99年型は今見ても美しいです。 あわや優勝というところでタイヤがバースト、悔しい2位となってしまいましたが、片山右京の猛追は今でも伝説の走りとして記憶されています。 モデルは古いオートアート製ですが、前後カウルの着脱、ドアの開閉ができます。 近年のプロトタイプカーモデルはドアしか開かないものが多いので、この時代のモデルが恋しいです。 フロントノーズ部の下地がおかしいのか、ほぼ全てのモデルで塗装がひび割れています。
プロトタイプ オートアートszk
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1/18 AUTOart スバル インプレッサ WRC
1999 Tour de Corse Burns Richard / Reid Robert ターマックラリーならではの低い車高が22Bのワイドなボディを強調しており、非常に決まってますね。 ホイールはOZの鍛造マグネシウムのものが装着されております。 1999年の仕様は小型ルーフベンチレーションが2つのついたタイプから大型のものに換装されているようです。
ラリーカー オートアートszk
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1/18 AUTOart フォード マスタング マッハ1
1971 歴代マスタングの中でも1番人気の1971年式MACH1。 排気量規制前の最終モデルでスペックもマッスルカーに相応しいものでした。 映画60セカンズに登場したり、007でボンドカーに選ばれたりと何かと注目度の高い車です。 モデルはオートアートのミレニアム時代のものになります。 この時代は正にオートアート全盛期で、近年のモデルよりも全然よくできています。 太いヒンジなど、古いモデル特有の部分は見受けられますが、エッジに乗りにくいイエローも綺麗に塗られておりますし、樹脂で再現される事の多いシートベルトもちゃんと布製になっています。 もちろん351 RAM AIRエンジンや内装も精密です。
マッスルカー オートアートszk
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1/18 AUTOart シボレー コルベット C5-R
2003 Le Mans 11th Oliver Gavin / Andy Pilgrim / Kelly Collins この年はコルベット50周年記念として、ゼッケン50にボディカラーはグランスポーツにも採用されているアドミラルブルーとなっています。 イエローが有名ですが、カラーリングとしてはこちらの方が好みです。 エンジンカバーやリア内部のカバーなど、前年型との違いもしっかりと再現されておりますね。 流石オートアートといったところでしょうか。
GTS オートアートszk
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1/18 AUTOart ジャガー XK-SS
1957 2017 ル・マンで優勝したレーシングカーであるDタイプのロードゴーイングバージョンがこのXKSS。 ロードゴーイングといっても後部フィンが外され、助手席側のドアとソフトトップが追加されたぐらいですのでほぼほぼレーシングカーですが…。 25台生産予定のどころ製造工場の火災により、16台しか生産する事ができませんでした。 クラシックジャガーの中で最も希少価値のある車として知られています。 近年ジャガーから当時の設計図と現存する実車を元に、1から作るプロジェクトが取り組まれ生産する事ができなかった9台を新車としてリリースしました。 NHKのBS世界のドキュメンタリーでも特集されましたね。 「栄光のル・マン」でお馴染みのスティーブ・マックイーンも所持していたようで、このモデルはそのマックイーンの車両を再現しております。 通常版とパッケージぐらいしか違いがありませんが、ホイールやマフラーなどの金属パーツの処理が多少上質な仕上げになってます。
ロードカー オートアートszk
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1/18 AUTOart プジョー 206 WRC
2001 Monte Carlo Marcus Grönholm / Timo Rautiainen プジョーはグループB廃止以降ワークス参戦はしておりませんでしたが、205の後継モデル206が発表されると同時に再びWRCへの参戦を発表。 三菱、シトロエンとチャンピオン争いを繰り広げ、マニファクチャラーズタイトル3連覇を記録しております。 この当時ハッチバックのリアウィングといえば基本的には箱型だったのですが、これは取手のような独特な形状をしており非常にカッコいいです。 ラリーカーはアンバランスなスタイルになりがちですが、このマシンは流れるような綺麗なフォルムをしておりますね。 個人的にはインプランエボよりも好みです。 カラーリングは初年度のプジョーエンブレムが全面にプリントされたタイプが好きでしたが、オートアートでは2001年以降のマシンしかリリースがありません。 古いものですが、モデルの出来はなかなかのものです。 特に内装のスイッチ類や複雑に張り巡らされたロールバー、ネットはかなりの情報量です。
グループA オートアートszk
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1/18 AUTOart BMW 700 Rennsport Coupe
Flugplatzrennen Innsbruck 1960 Hans Stuck キドニーグリルのないBMWというのも新鮮ですね。 それもそのはず、この車はRRですのでフロントグリル自体が必要ありません。 イセッタを起源に持ち、発展型であるBMW 600から多くのパーツを流用しつつ、ボディには近代的なモノコック構造が採用されております。 そんなBMW 700にツインキャブエンジンを積み、軽量化を施したのがこのスポーツクーペです。 BMW史上初のレーシングカーと言えますね。 ドライバーはル・マンやツーリングカーレースで活躍したハンス・ヨアヒム・スタックの父親。 彼もまた、戦前のグランプリでアウトウニオンを駆り活躍しました。 オートアートはF1カーでもない限り、特定のグランプリ、ドライバーを箱に記載するということはなかなかないですが、このモデルにはしっかりと記載されております。 社内に相当な好き者がいるのでしょうか。 モデル自体も非常に気合が入った作りとなっておりますが、特に驚いたのは箱に固定するネジ穴を塞ぐ蓋まで付いているということです。 過去に沢山のモデルを見てきましたが、こんなものは初めてみました。
ミニカー オートアートszk
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1/18 Autoart BMW 635 CSi (E24)
1984 ETCC Donington 500km 3rd Dieter Quester / Hans-Joachim Stuck 世界一美しいクーペと称される初代6シリーズ。 逆スラントノーズに伸びやかなクーペスタイルが非常にカッコいいですね。 BMWといえばこれというイメージの方も多いと思います。 このマシンは3.0CSLから引き継ぎETCCに投入されました。 レギュレーションの関係から、M6でなくベーシックな635ベースにグループA仕様に換装しているようです。 ドライバーはドイツのハンス=ヨアヒム・スタック。 カラーリングは、まるで内部構造が透けているようなBMW純正パーツの複雑なデザインとなっています。 相当古いモデルですが、全てタンポ印刷で再現されているので、全く劣化が見られません。 これがミニチャンプスのような全面デカール再現なら今頃ボロボロになっていることでしょうね。 当時のオートアートの技術力の高さが伺えます。
ETCC オートアートszk
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1/18 AUTOart 日産 スカイライン GT-R R32 グループA
全日本ツーリングカー選手権 STP TAISAN 高橋国光 / 土屋圭市 グループAで猛威を奮ったGT-R R32。 子供の頃から外車党だったので、その敵であるR32は個人的にそこまで好きなマシンではないのですが、スカイライン シルエットと並べるマシンが欲しく…。 オートアートからはリーボック、カルソニック、ユニシアジェックスなど有名どころはほぼ全てモデル化されておりますが、私はSTPタイサンのモデルを選びました。 アドバンカラーもレッド×ブラックですので、スカイライン シルエットすんなり並べることができます。 非常に良くできたモデルではあるのですが、NISMOバンパーの形状に考証ミスがあります。 中央部がナンバー取り付けの為に窪んでいるのですが、実際のグループA仕様はカットされています。
グループA オートアートszk
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1/18 AUTOart 日産 スカイライン RS ターボ スーパーシルエット 前期型
1982 富士スーパーシルエットシリーズ 長谷見昌弘 後期型を手放し、こちらの前期型を購入しました。 鉄仮面グリルよりも前期のフィングリルの方が好みです。 エアロ形状はこちらの方がシンプルですね。 後期型のモデルも同じく素晴らしいクオリティですが、1点ネガ要素としてホイールキャップが外れやすいという問題がございました。 こちらではホイールキャップセンターに磁石が仕込まれており、容易に外れる事がないようになってます。 オートアート公式ツイッターでも告知されておりましたが、今後ダイキャストの再販はしないそうですね。 まだ、在庫はあるので、1/18コレクターの方は手に入るうちに買っておくことをおすすめします。
シルエットフォーミュラ オートアートszk
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1/18 AUTOart アウディ スポーツ クワトロ S1 E2
Rallye Monte Carlo 1986 3th Hannu Mikkola / Ame Hertz 末期のグループBは既にミッドシップ+4WDというレイアウトでなければ戦えなくなっておりました。 それでもアウディは「高速4WD市販車のプロモーション」という参戦のコンセプトがあるため、車体の大きなクワトロを使い続けるしか選択肢がありませんでした。 長いボディを無理やり切り詰め、大型のエアロで武装。 元車の面影は既になく、まるでシルエットフォーミュラのようなスタイルに。 果たしてこれでプロモーションになるのかは甚だ疑問ですが、このヘンテコなフォルムがヲタク心を掴みます。 ゲテモノマシンの中ではかなり知名度がある方だと思いますが、なかなかモデル化に恵まれておりませんね。 少し前にオットーからレジンの密閉モデルが出ましたが、満を辞してオートアートからフルディテールモデルがリリースされました。 実車からしてペナペナのFRPボディですので、コンポジットモデルであることには特に気にしてないのですが、以前よりも全体的にクオリティが落ちている気がしてなりません。 塗装にはところどころムラがありますし、エンジンの再現度もダイキャストのスポーツクワトロより1段落ちています。 また、サンプル品の写真でも見られたので、個体差ということではないと思うのですが、リアタイヤがトーインで取り付けられております。 精度に関してはオートアートが最高だと思っていたのですが、やはりこの定価でこれだけのクオリティのものを出すのは難しいのでしょうか。 1/18スケール市場の今後が危ぶまれますね。
グループB オートアートszk
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1/18 AUTOart ポルシェ 917 LH
24H Le Mans 1971 Jo Siffert / Derek Bell ガルフカラーのGT40でも有名なJWAの917です。 常勝チームに、マシンはル・マンスペシャルのLH「ラングヘッグ」、ドライバーは最速のポルシェ使いであるジョー・シフェールというラインナップ。 明らかに優勝最有力候補ですが、実際に優勝したのはザルツブルクの917Kでした。 リアを覆うスパッツが悪さをし、オーバーヒートで途中リタイヤ。 予選では最速でしたが、レースはそう簡単ではありませんね。 このガルフカラーの917LHはミニカー界隈ではかなりの人気でミニチャンプスの1/43ですらプレミアが付いておりますね。 例に漏れずこのオートアートのモデルもなかなかのプレミアが付いており今では手が出ません。
プロトタイプ オートアートszk
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1/18 AUTOart アルファロメオ 1750 GTV
この時代のアルファロメオの代名詞であった、「段付き」と呼ばれるフロントノーズのデザインが一新され、ヘッドライトも丸目4灯となりました。 内装も段付きのレーシーなデザインと比べ、エレガントなものとなってますね。 計器が大きくなり、ダッシュボード周りはウッディで非常に雰囲気があります。 この辺も再現されているのが1/18スケールモデルの良いところです。
ビンテージカー オートアートszk
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1/18 AUTOart ポルシェ 917K
24H Le Mans 1970 Winner Richard Attwood / Hans Herrmann ポルシェ初のル・マン優勝車として有名な車両ですね。 このモデルはポルシェミュージアム特注となっており、ハンス・ヘルマンのサインがカウルに署名されております。 また、通常版との違いとしてデカールが全てタンポになっていたり、カウルのつっかえ棒が増設されていたりと細かな部分に違いがあります。 917Kはル・マンで連覇することになりますが、翌年のシャークフィンのついたマルティニカラーのマシンはこのスケールではなかなかモデル化されませんね。 ノレブからギミックのないプロポーションモデルが出ておりますが、やはりオートアートから出て欲しいですね。
プロトタイプ オートアートszk