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SEIKO SEIKO5SPORTS SRPB37K1
オレンジ色ダイアルの「SRPB39K1」の色違い、ステンレスブレスモデルだが、その印象はただの色違いでは済ませられない大きな違いがある。そもそもなんで同じシリーズのモデルを2つも買っちゃんたんだろうか…買った当時の気持ちが思い出せない(゚д゚) 当然、機能的には全く同じなのでその辺りは「SRPB39K1」の項を参照していただくとして…見た目の話だけをさせていただく。 ベゼルとダイアルのブルーがかなり唐突な配色だと感じる。まずダイアルだが、ぶっちゃけ下品系のブルーなのだ。はっきりいって日本人が好む色ではないと思う。ただサンレイは鮮やかで美しく下品な色使いだからといって安っぽく見えるわけではない。 そしてベゼル…アメ車のミニカーでこんな色持ってたなぁ~と思い起こさせるアメリカンなブルー。とてもケミカルでインダストリアルな強烈な着色がなされている。それを丁寧な加工でまとめているものだから、初めて見た時は「真面目にこのセンスか!?」という混乱と目眩を感じたものだ。 正直、どんな服にも合わせるのが難しくコーディネートに苦労する。ただ間違いなく個性的なので、そこを重視する人には勇気を持ってチャレンジしてもらいたいと思う。 作りの良さは折り紙付きだし視認性も最高だ。ただ、ラバーストラップ仕様のSRPB39K1でも重かったのにSRPB37K1はブレス仕様だ。即ちメチャメチャ重いのである。
ハードレックス 幅47ミリ SEIKO ステンレス・スティール砂布巾
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HAMILTON Khaki Tachymiler H71726233
7750を搭載しつつリーズナブルな価格を実現したタキマイラー。個性的なダイアルはレーシングカーのコックピットのようでもあり、雰囲気からするとタグホイヤーのフォーミュラと被る。 左配置のリューズのため時刻合わせにはちょっとしたコツがいる。特にデイデイトの設定は使う都度間違える。間違えると「はいもう一周」 マッシブの極みのようなデザインではあるが、キメきれなかったゆるい部分があるのでそれが全体の印象が重くなり過ぎるのを防いでいるようにも感じる。怪我の功名ってやつか。 気に入っているのはベゼルの質感とクロノのプッシャーの赤い差し色。注文を付けたいのはペラいハンドの作り。 コンビ色のブレスは厚みがある割に着けやすくバックルの出来も良い。総じてさすがはハミルトン!やることにソツがないぜ!と言いたいところだが…一点。 重い。230gは重すぎるのだ。 3針好きの私のコレクションの中では貴重なクロノグラフなのでガシガシ使っていきたいのだが、この重さのせいで最近は出番が減ってきている。ブレスをNATOに換装すれば活路は見いだせそうだが… 100万円近い時計にも普通に載っている7750を搭載してこの安さ。過剰に凝ったデザインは好き嫌いが分かれそうだが、現在のお洒落路線に突入する以前の尖ったハミルトンの代表作として大事に取っておくべきか…
サファイアクリスタル 幅47ミリ HAMILTON ステンレス・スティール砂布巾
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CASIO PRO TREK PRT-500
20年くらい前にプレゼントして頂いたモノ。「プロトレックがいいよ~」とおねだりしたら買ってくれた。ありがたやありがたや。 今見ると回転ベゼルがいい感じだ。貰った当時はリューズやプッシャー関係が扱いづらくて本物の局地で使うと苦労しそうだなぁ~と思ったが、街で使う分には全く問題なかった。 何といっても魅力は3針のシンプルなダイアルに浮かび上がるデジタル表示。この時私はこのような仕掛けを初めて見た。ダイアル全体がまるでアクアリウムを覗き込んだように神秘的な趣があって、作り込んだアプライドのアワーマーカーが湖底に沈んだ宝石のように見えたっけ。 バックライトを点けた時のきれいなダイアルをまた見たくなったので、近々電池交換してみよう。
ミネラル・ガラス 幅47ミリ CASIO ラバー砂布巾