メタルテープとは?

カセットテープで最強の性能を誇る。「メタルテープ」「メタルポジション」「TYPE Ⅳ」などと呼ばれる。
磁性体は鉄を主体とした合金。標準のものは酸化している鉄で、メタルは酸化していない鉄が使われる。テープの色は、光沢があるダークグレー。録音できる最大音量の限界が高いため、大音量の録音ができ、オーケストラなどの強弱が激しい音源に向いている。
メタルテープに対応している機器が必要なため、取扱説明書などで使用できるか確認が必要。

READ MORE

今は亡き“尖った”スポーツカーにアラフィフが熱狂! ユーザーがホンダNSXにハマる理由とは_image

今は亡き“尖った”スポーツカーにアラフィフが熱狂! ユーザーがホンダNSXにハマる理由とは

燃費や室内空間の広さを売りに「移動手段」としての価値をアピールするクルマが多くを占める国産車。だが、振り返ると趣味性が高く「嗜好品」としての魅力を持つ国産車も少なからず存在した。そんなクルマたちを取り上げるこの企画の第一弾は、1989年に発表された国産高級スポーツカー、ホンダNSXだ。

平成生まれの若月さんが5歳から集めてきた1000本以上のカセットテープ。時代の流れを巻き戻すコレクションの数々_image

平成生まれの若月さんが5歳から集めてきた1000本以上のカセットテープ。時代の流れを巻き戻すコレクションの数々

時代の変化は、テクノロジーの進化で表現されることがある。
よく使われるのが「音楽の聴き方」である。

一般的な家庭に音楽が流れ始めたのは1930年頃であり、ラジオが最初だった。1950年頃にアナログレコードが普及し、その後は、カセットテープ、CD、MD、MP3と音楽を保存する媒体が変化してきた。現在では、Apple Music、Spotify、AWAなどの音楽サービスを使えば、インターネットを通じて、好きな時に、好きな音楽が聴ける時代である。

私が小学生時代を過ごした1990年頃は、カセットテープが主流だった。ラジオ番組を録音したり、好きな曲をダビングして、カセットウォークマンで聴いたものである。しかし、時代は1990年中頃になると、急速にCDが主流になり、カセットテープは姿を消し始めた。

そして、2015年の春。
知人を通じて、カセットテープのコレクション・ダイバーに出会った。当時22歳の大学生だった若月さんである。はじめて若月さんを紹介された時、不思議に感じたことがある。
「22歳の若者がカセットテープを集めている。なぜ?」
その疑問を、若月さんに訪ねてみた。

RECOMMEND

季節外れのEVの暖房のハナシ「BMW iX、トヨタ bZ4X、スバル SOLTERRA」_image

季節外れのEVの暖房のハナシ「BMW iX、トヨタ bZ4X、スバル SOLTERRA」

2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーで選考委員を務め、『10年10万キロストーリー』をはじめとするクルマに関する数々の著書を執筆、国内外のモータースポーツを1980年代後半から幅広く取材されている自動車ジャーナリストの金子浩久氏。当連載では、金子氏が「99%のクルマと、1%のクルマ」をテーマに、過去・現在・未来のクルマについて解説していきます。

今回は、BMW iX、トヨタ bZ4X、スバル SOLTERRAの3車を例にして、最新のEVならではの新しい考え方による暖房システムについて教えていただきました。

日本が誇るソフビ工房。その手仕事の全て!「シカルナ・工房」_image

日本が誇るソフビ工房。その手仕事の全て!「シカルナ・工房」

こんにちは、ミューゼオ・スクエア編集部の佐々木です。突然ですが、こちらの写真を見てください。

世界各地で作品を制作。若き視覺藝術家 リュウ・ジーホンの現在地_image

世界各地で作品を制作。若き視覺藝術家 リュウ・ジーホンの現在地

日常生活や旅先での出来事を多面的にとらえ、独自の詩的感覚を織り交ぜながら物語を紡ぐ台湾出身の作家、劉致宏(リュウ・ジーホン)。

2016年には台北市立美術館が開催するTaipei Art Awardsを受賞。2020年には台北のメガギャラリー「TKG+」で個展が開催されることが決まっている。彼の作品は絵画にとどまらない。インスタレーション、映像、文字、立体など多岐に渡る。テーマごとにさまざまな素材を用いた展示を見ていると、豊かな感性は単一のメディウムだけでは表せないように思えてくる。物静かな青年はどのように制作に取り組んでいるのか。現代アート・コレクターの神田さんが話を聞いた。

テーラリングにはゴールがない。ビスポークテーラー「SHEETS」森田智が追求する、人と布との関係_image

テーラリングにはゴールがない。ビスポークテーラー「SHEETS」森田智が追求する、人と布との関係

服飾ジャーナリスト・倉野路凡さんによる連載「日本の実力派テーラーを訪ねる旅」では、倉野さんが今気になっているテーラーの方々の工房へお邪魔し、テーラーを目指したきっかけから立ち上げまでの流れを服作りのこだわりと共に伺っている。

今回は、ビスポークテーラー「SHEETS」森田智さん。

ふんわりと穏やかな空気を纏いながらも、ハングリー精神が見え隠れする。そんな森田さんの服作りについて探っていく。