カンナとは?

木工用の工具の1種で、長方形の樫の木台に刃を仕込み、木材に当てて削ることで、鉋(カンナ)の刃が木材を切り込んでいき、木材の表面を滑らかにすることができる。明治期以降、日本では刃が2枚ある二枚刃鉋がヨーロッパから導入され、現代ではこちらのほうが主流。
用途により平鉋・丸鉋・溝鉋など様々な種類がある。古くから用いられた柄の先に刃を付け、突くようにして木材を削る槍鉋(やりがんな)に対して、台のあるものを一般的に台鉋と呼ぶ。

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