フォックスブラザーズとは?

フォックスブラザーズ(Fox Brothers & Co)は、1772年イギリス・ウェリントンに軍服用のサージウールの織物工場として創業した老舗のミル。1773年からフランネルを織り始め、フランネルの創設者として公認されている。
当時とほとんど変わらぬ手法で織られ続けており、サヴィル・ロウ(Savile Row Street)を始めとした世界中の名門テーラーで秋冬の定番服地として絶対的な信頼を得ている。
代表する生地は370~400g/mのクラシックフランネル。ウィストン・チャーチル(Winston Churchill)もチョークストライプの服地を使用し、紳士服のテイラー・ヘンリープール(Henry Poole & Co)で仕立てていた。
少し前になるが、イセタンメンズでもフォックスブラザーズにホワイトフランネルを織らせていた。

READ MORE

オーダースーツ、ジャケットにオススメの生地ブランド9選_image

オーダースーツ、ジャケットにオススメの生地ブランド9選

靴や洋服にブランドがあるように、生地にもブランドが存在する。各ブランドごとに産地や使用する素材、製造過程の違いで得意とする生地もさまざま。

今回は、数ある生地ブランドの中から英国生地を中心にご紹介。英国生地が豊富に揃うテーラー「Loud Garden」のクリエイティブディレクター岡田亮二氏のコメントを交えてお届けする。

実力テーラーが語るスーツ・ジャケット談義。ドレスダウン時代の楽しみ方とは_image

実力テーラーが語るスーツ・ジャケット談義。ドレスダウン時代の楽しみ方とは

着なれない人にとっては堅苦しいイメージもあるかもしれないジャケット。実は仕事モードのオンにも休日のオフにも使える、そのうえ羽織るだけで気分も印象も上げてくれる頼れるアイテムなんです。

今回は、ジャケットを知り尽くした三賢者が登場!かつて起こった紺ブレブームや、映画007の俳優のかっこいい着こなしまで、話題も豊富にいかにジャケットを楽しめば良いのかを語ります。これを読めばジャケットファッションの系譜までわかるかも!? 

モダンな生地に注目。FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)の生地特集_image

モダンな生地に注目。FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)の生地特集

ミューゼオ・スクエア編集部の高橋です。ジャケットやスーツを仕立てる際、間違いなく一つの楽しみと言えるのが生地選び。今回は英国フランネルの代名詞「FOX BROTHERS (フォックスブラザーズ)」の服地コレクションの中から、春夏向けと秋冬向けにいくつかピックアップして紹介します。

テーラリングにはゴールがない。ビスポークテーラー「SHEETS」森田智が追求する、人と布との関係_image

テーラリングにはゴールがない。ビスポークテーラー「SHEETS」森田智が追求する、人と布との関係

服飾ジャーナリスト・倉野路凡さんによる連載「日本の実力派テーラーを訪ねる旅」では、倉野さんが今気になっているテーラーの方々の工房へお邪魔し、テーラーを目指したきっかけから立ち上げまでの流れを服作りのこだわりと共に伺っている。

今回は、ビスポークテーラー「SHEETS」森田智さん。

ふんわりと穏やかな空気を纏いながらも、ハングリー精神が見え隠れする。そんな森田さんの服作りについて探っていく。

【コート鼎談・後編】コートはもっと楽しめる!3人の愛用コートを参考に、素材や機能、デザインを語る_image

【コート鼎談・後編】コートはもっと楽しめる!3人の愛用コートを参考に、素材や機能、デザインを語る

クラシックファッション通3名によるコート鼎談・後編。服飾ジャーナリストの飯野高広さんと倉野路凡さん、ミューゼオ・スクエア編集長の成松に、連載「コート解体新書」の応用編として、前編の記事ではコートの着こなしや学生時代からの変遷、憧れたあの人のコート姿などを語っていただいた。

意外なブランドからアパレルブランドが出ていたり、自分なりのコーディネートルールを考えさせられたり、驚きと発見があった。

後編では、3人に持参してもらったコートを参考に、素材や機能、デザインについて教えてもらいましょう。既製品、オーダーメイドのそれぞれの良さを知ることで、よりコートの楽しみ方がわかるはず!

春夏のスーツやジャケットの楽しみ方。クラシッククロージングを語る【鼎談 前編】_image

春夏のスーツやジャケットの楽しみ方。クラシッククロージングを語る【鼎談 前編】

毎年恒例の鼎談企画。今回は、少し暖かい風を感じながら「春夏のクラシッククロージング」をテーマに語っていただきました。

集まってもらったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、あらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前編では、3人が春夏に着る実際のコーディネートを紹介してもらいながら、汗ばむ季節もスーツやジャケットを心地よく着られる服地や、原点のファッションに基づく着こなしのマイルールなどを教えてもらいました。

RECOMMEND

原点のファッションがあるから、素材や違いをより楽しめる。クラシッククロージングを語る【鼎談 番外編】_image

原点のファッションがあるから、素材や違いをより楽しめる。クラシッククロージングを語る【鼎談 番外編】

春夏のクラシッククロージングについて語る鼎談・番外編。

集まったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、何よりもあらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前後編と2記事にわたりお届けしてきた当企画ですが、まだまだ記事に入れられなかった熱いトークがあります。

今回は番外編(雑談編?)として、3人のファッションのルーツや当時のセレクトショップでの思い出などをお届けします。ぜひ後編の最後から続けてお読みください!

対談「ヴィンテージウォッチに合わせるベルト」ミリタリーウォッチとストラップの関係性_image

対談「ヴィンテージウォッチに合わせるベルト」ミリタリーウォッチとストラップの関係性

直接肌に触れるベルトは時計のルックスと装着感に大きく影響します。ヴィンテージウォッチの場合、純正で状態のよいものが見つかればよいのですが、それ自体がコレクターズアイテムになってしまっており普段使いできるものを探すのはなかなか難しい。そこで、さまざまなブランドやショップがオリジナルのベルト・ブレスレットを開発しています。

ヴィンテージウォッチ専門店「キュリオスキュリオ」「ケアーズ」もそれぞれオリジナルのベルトを展開しています。それぞれが作ったブレスレット・ストラップをお互いに扱っていることから、ものづくりに対してのリスペクトが感じられます。

今回はキュリオスキュリオ・オーナーの萩原秀樹さんと、ケアーズ東京ミッドタウン店に勤める(追記:2020年8月21日より表参道ヒルズ店に勤務)石川智一さんの対談を企画。ヴィンテージウォッチに合わせるブレスレットやストラップについて、私物の時計などを交えそれぞれの持論を展開しました。

司会を務めるのはヴィンテージロレックスを収集する 編集・記者の戸叶庸之さん。前編では萩原さんがミリタリーウォッチとストラップの関係について語ります。

アナログレコードの魅力を語る!レコードコレクター×買取査定のプロ 座談会_image

アナログレコードの魅力を語る!レコードコレクター×買取査定のプロ 座談会

レコードコレクターにとって、自分が所持している1枚が世間的にどれほどの価値があるのかは気になるところだろう。売るにしても、ただの中古としてではなく、ちゃんと価値を理解してくれるショップに買い取ってもらいたいと考えるのは当然のことだ。

セタガヤレコードセンターはレコード買取の専門店として非常に高い評価を受け続けている名門ショップ。今回はミューゼオからレコードコレクターとしてnegritaさん、利右衞門さん、Vinylさんの3人が、実際にセタガヤレコードセンターの買取査定を体験してみる。担当してくれる鑑定士はセタガヤレコードセンターの廣瀬さんと田中さんのお2人。

5人で各々のレコードを持ち寄り、レコード愛を語り合いながら、目の前で査定してもらい、どんなポイントが価値を見分けるポイントとして重要なのかを知る。鑑定士の非常に奥深い知識にも感激の買取査定体験レポートをどうぞ!

テーラー界でも一目置かれる妥協のないスーツ作り。ビスポークテーラー・Dittos。_image

テーラー界でも一目置かれる妥協のないスーツ作り。ビスポークテーラー・Dittos。

服飾ジャーナリスト倉野さんも「服作りの真摯な態度には頭が下がる」というほど尊敬しているテーラーが、今回の取材先であるDittos(ディトーズ)の水落卓宏さん。

お話を伺うこちらも背筋を正したくなるほど一つ一つ丁寧に、そして論理的に服作りにおいての大切なポイントを解説してくださいました。オーダー通をも唸らせる、水落さんの細部にまで至るこだわりを探ってきました。