外羽根式とは?

革靴の構造を大きく分けると「内羽根式」と「外羽根式」がある。
革靴の紐を通すパーツ(鳩目、またはアイレット)が靴の脇から甲を覆う様な形状のこと。羽根が外側に開かないデザインの内羽根式とは異なり、羽根が外側に開く作りになっているため活動的な印象になる。靴の脱ぎ履きを素早く行うことができるため、狩猟用や屋外労働用などで用いられてきた。
「ブラッチャー、またはブルーチャー(blucher)」や、「ダービー(derby)」とも呼ばれる。

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靴作りドキュメント第二回 靴のデザインを考える_image

靴作りドキュメント第二回 靴のデザインを考える

なんとなく靴作りを始めてみた、いち素人です。この連載では、履ける靴を一足仕上げるまでをドキュメントスタイルでお伝えしていきます。

靴制作の過程を見てもらう中で、靴マニアじゃなくても「なぜ、いい靴はこんなにも高いのか?」の疑問、さらには靴を愛したくなるヒミツがわかってもらえるのではないかと思います。

靴の裏側(というと大げさですが)がわかると、靴を見るのが楽しくなる!(購入に至るか否かはまた別の話…)

今回から靴作りをスタートします。

足元にはいつもオールドチャーチ。_image

足元にはいつもオールドチャーチ。

ファッションライター倉野路凡さんが今気になるモノ、従来愛してやまないモノについて綴る連載第7回。「倉野さんにとって英国靴といえば?」「チャーチ!」と即答が返ってくるほど思い入れの強いブランド靴について。しかもオールドチャーチについてブランドの歴史を交えつつ語ってもらいました。

革靴の種類が丸わかり。定番デザイン7選!_image

革靴の種類が丸わかり。定番デザイン7選!

靴の顔といっても過言ではない、靴の形、そしてデザイン。ストレートチップ、モンクストラップ、フルブローグ、Uチップなど種類はさまざま。今回は、定番かつ人気の革靴のデザイン7選を紹介しよう! ネーミングの由来、形として出来上がった背景、どんなシチュエーションと相性が良いのか、プラスαを知ることでより自分好みの一足を探してみてほしい。

チャーチ、ジョンロブ、リーガル。ものづくりの哲学とヒストリーを携えた、著名革靴ブランド10選。_image

チャーチ、ジョンロブ、リーガル。ものづくりの哲学とヒストリーを携えた、著名革靴ブランド10選。

チャーチ、ジョンロブ、エドワードグリーン、リーガル……。英国や米国の名ブランドたちはどんな歴史と個性を持ち合わせているのか。ブランドごとの特徴を服飾ジャーナリスト・飯野高広氏の監修でわかりやすく解説。各革靴ブランドの愛好家たちのシューズフォトも豊富に掲載!

【前編】靴好きの3人が思いのままに語る革靴談義。僕らが靴のとりこになった理由。_image

【前編】靴好きの3人が思いのままに語る革靴談義。僕らが靴のとりこになった理由。

チャーチ、ジョンロブ、エドワードグリーン、オールデンなどなど、往年の名作靴について思いのままに語るこの企画。今回は、ファッション業界でもかなりの靴好きとして知られる、ジャーナリストの飯野高広さん、倉野路凡さんに靴談義を繰り広げてもらいました。靴を肴に何時間でも語り合えてしまうというお二人、お題は初めて買った1足から始まり、購入時のマイルール、愛用靴へのこだわりの磨き方など話は尽きず(笑)。これを読めば80年代ごろからの革靴の系譜が分かっちゃいます! さて、まず前編は、靴との衝撃の出合いを果たしたお二人の青春時代まで遡ります。

John Lobb、Alden、Church’s……、名作革靴ブランドのブラックレザーを比較分析!_image

John Lobb、Alden、Church’s……、名作革靴ブランドのブラックレザーを比較分析!

John Lobb(ジョンロブ)、Alden(オールデン)、Church’s(チャーチ)など錚々たる名ブランドの靴たち。ベーシックカラーと捉えられ、一見同じように見える黒色の革靴たちも、見る人が見れば革質によって青みがかっているのか、赤みがかっているのかその微細な違いが見えてくるという。ファッションジャーナリスト・飯野高広氏が黒色の世界を深掘りする。

チャーチにエドワードグリーン。グラデーションも美しい革靴ブランドの茶色を独自の視点で解説。_image

チャーチにエドワードグリーン。グラデーションも美しい革靴ブランドの茶色を独自の視点で解説。

服飾ジャーナリスト飯野高広氏がChurch's(チャーチ)のBracken(ブラッケン)や、Edward Green(エドワードグリーン)のChestnut(チェスナッツ)など、ブランドごとに個性が光る茶色を比較。少しづつ違うレザーの魅力をマニアックに綴ります!

世界的評価を受けるHIRO YANAGIMACHI。聡明な靴が出来るまで。_image

世界的評価を受けるHIRO YANAGIMACHI。聡明な靴が出来るまで。

国内国外問わず、通の革靴好きから支持されている柳町弘之さん率いるシューブランド「HIRO YANAGIMACHI」。服飾ジャーナリスト・飯野高広さんも「聡明な靴」と例える革靴たちは、製作の過程も非常に計算され洗練されたものだった。柳町さんが大切にしている靴づくりへのこだわり、そして見据える先について聞いてみた。

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宴の準礼装・ディナージャケットの装いを理解する

約束事が厳密になりがちな礼装(フォーマルウェア)について整理する本企画。準礼装であるディナージャケットの装いや着用シーンについて、服飾ジャーナリストの飯野高広さんに教えていただきました。

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約束事が厳密になりがちな礼装(フォーマルウェア)について整理する本企画。正礼装であるモーニングの装いについて、服飾ジャーナリストの飯野高広さんに教えていただきました。

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同じ靴クリームのブラックといえどこれほどまでに違う⁉︎ モゥブレイ、イングリッシュギルド、サフィール、ブリフトアッシュなど、色味、テクスチャーそして使用感を服飾ジャーナリストであり革靴愛好家である飯野高広さんがマニアックに語ります!

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日本の革靴ブランド「chausser(ショセ)」プレス・山本教子さんによる革靴連載。これまで健康靴販売・加工、インソール製作、修理などを経験し、誰かの役に立つ革靴づくりを学んできた山本さん。革靴に携わるさまざまな方のインタビューを通して、革靴を気軽に楽しむ方法から奥深い魅力までをお届けしていきます。

今回は「革靴のお手入れ」の必要性や押さえるべきポイントを教えてもらうべく、Studio-hidden(スタジオヒドゥン)のレザーコンダクター・嶋香 友那さんにインタビューしてきました。

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革靴のバリエーションを知る。飯野高広の厳選17足!

靴や足にお悩みの女性たちに、靴の選択肢の一つとしてお試しいただきたい「おじ靴」。

初回に引き続き、『紳士靴を嗜む』の著者であり、2020年の「靴磨き選手権大会」でMCを務めた服飾ジャーナリストの飯野高広さんが、近年一部の女性の間で評価を得つつある「おじ靴」について解説していきます。そもそもおじ靴とはどんなもの?という基本のことから、普段は語られないデザイン・革の種類、いざ履く前の大事なお約束ごと、足のお悩みに合わせた選び方、さらに知れば知るほど面白くなる靴の構造や磨き方など、全7回(予定)にわけてお届けします。

さて、今回の「おじ靴リスト」ですが、当初は番外編として連載がもっと進んだ後にご紹介する予定でした。が、初回から多くの反響をいただき「おじ靴の具体例を知りたい」というご要望もあり、それならば!と急遽変更し連載2回目として発表します。

飯野さんおすすめ「おじ靴」17選!

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靴作りドキュメント第六回 アッパーを木型に合わせる作業「釣り込み」に進みます

なんとなく靴作りを始めてみた、いち素人です。デザインや型紙の製作などを経て今回はやっと完成したアッパーを木型に合わせて行く作業です。慎重に行いつつもスピードもそこそこ必要という工程。ここで靴の形が固定されます。