MUUSEO SQUARE
日本語で「斜め・傾斜・坂」という意味の「スラント(slant)」という文字通り、斜めについたジャケットの腰ポケットのこと。乗馬中には体を前傾姿勢にしているため、ポケットが斜めに付くことにより、手をいれやすく、入れたものが落ちにくくなるという利便性からきているとされる。また、水平ポケットと異なり、腰回りを中心にシャープな印象を与えることができるなど、スタイリッシュな着こなしが可能になる。「ハッキングポケット」「スランテッドポケット」とも呼ばれる。
イラストでわかりやすく解説!スーツ・ジャケットのパーツとデザイン。
ジャケットを構成しているパーツたち。ラペル、ポケット、フロントなど一つ一つのパーツにもデザインの違いがあり、見た目の印象の変化にも大きく関わってくるもの。カタチの違い、バリエーションを知ったうえで、「さて自分はどれが好みか」を探していくのも楽しいもの。パーツバリエーションをLOUD GARDEN(ラウドガーデン)クリエイティブディレクター岡田亮二氏のコメントも交えつつご紹介。
ジャケットを仕立てるアイデアが浮かぶサンプル8選
スーツやジャケットは、ラペル、ポケット、ベンツ、ショルダー、フロントデザインなどのパーツ、そして生地の組み合わせで無限の広がりをみせる! 今回はオーダーメイドやパターンオーダーのジャケットを愛用する3名のお気に入り私服ジャケットを掲載。ディテールの違いで印象もグッと変わるもの。ノッチドラペル、ピークドラペルなどラペルパーツの違いも写真で比較してみよう。
サファリ、ハッキング、ノーフォーク。個性派スポーツジャケットの起源はここにあった。
ファッションにこだわりのある人が好んで着る印象のある、サファリジャケットやハッキングジャケット。もともとはそれぞれの用途に特化した作りがデザインに反映された機能的なアイテムだった。服飾ジャーナリスト・飯野高広さんとともにその起源を解説、知れば知るほどに面白いジャケットの世界だ。
機能美が光る、ジョッパーブーツの特徴を解説
ミューゼオ・スクエア編集部の高橋です。この連載では、革靴のデザインごとに代表モデルやディテールについて解説します。「お気に入りの革靴を履いている」満足感は、仕事や学業のパフォーマンスをあげてくれるもの。今回は、インド北西部で乗馬ブーツとして作られたジョッパーブーツを深掘りしていきます。
紺ブレ
アイビー
雨降り袖
LOUD GARDEN(ラウドガーデン)
OLD HAT(東京店)
フィッシュマウスラペル
グレンロイヤル
玉縁
ゴージライン
イラストで紐解くメンズスーツ&ジャケットヒストリー! 時代が変わればスタイルもここまで変わる!
普段何気なく着ているスーツのデザインも、衿、袖の形や着丈も、現代に至るまで歴史の移り変わりとともに大きく変化を遂げてきた。1920年代から現代まで服飾ジャーナリスト・飯野高広さんがイラストとともに解説する。
万年筆でイラストを。サトウヒロシ流、万年筆インクの楽しみ方
万年筆は「文字を書くために生まれた道具」だ。しかし、最近では絵を描くツールとして使っている人が出てきている。その一人が万年筆画家のサトウヒロシさん。万年筆でイラストを描く楽しみ方を語ってもらいつつ、愛用のインクや紙を見せてもらった。
日本の手製靴の技術を継承する「小笠原シューズ」。時代に媚びない靴作りを貫く
東京の著名な靴店に置かれる紳士靴のビスポークなど最高級品を手がけてきた「小笠原シューズ」。1955年の創業から継承してきた技術から生み出される美しい造形。そして、時代に媚びないディテールからは靴作りへの覚悟と潔さが感じられる。2012年に代表取締役に就任した根岸さんが大切にする靴作りのこだわり、見据える先について服飾ジャーナリストの飯野高広さんが伺った。