オールソールとは?

靴底全体を交換すること。ビジネスシューズに限らず、ワークブーツなど、さまざまな種類の靴に対応した修理方法。
革靴の製法にもよるが、ソールとの縫い付け部分であるウェルト(細い帯状の革)を新しく縫い付け、アッパー(甲革)と新しいアウトソールを縫い付けていくのが基本的な修理の工程。
オールソールを行える回数には限度があり、甲革部分(アッパー)とソール部分を縫い合わせる「グッドイヤー・ウェルテッド製法」で作られた靴は5回前後、靴の内側でアッパー(甲革)とアウトソール(本底)を縫い合わせる「マッケイ製法」の靴は3回前後、アッパーと表底を接着剤で貼り合わせ、加圧密着させる「セメンテッド式製法」の靴は1~2回が限度と言われている。

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「クラシックだから」の一言で片付けたくない。英国ブランドが世界中で愛されるのはなぜか?

ファッションの世界は不思議だ。

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今回は、そのBRASSから作り出されるオリジナルブランド「CLINCH(クリンチ)」についてご紹介します。『紳士靴を嗜む』の著者であり服飾ジャーナリストの飯野高広さんが、代表の松浦稔氏にブランドコンセプトから靴づくりのこだわり、見据える先までをインタビュー。さらにアトリエへお邪魔し、製造の裏側も見せていただきました。

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