紺ブレとは?

1980年代後半に日本でアメリカンカジュアル、略してアメカジブームが起きた時のドレスアップバージョン(キレカジ/きれいめのカジュアル)として紺色のシングルブレステッドのブレザーが人気を集めた。略して「紺ブレ」と呼ばれ、リーバイスのデニムに合わせて着用する場合が多かった。
日本では1960年代の第一次アイビーブームの頃にブレザーは存在していたが、1980年の第二次アイビー(プレッピー)ブーム時に人気が再燃。とくに大学生の間で人気が高く、男女関係なく着用された。当時のブレザーは金色のメタルボタンが一般的で、胸にエンブレムを付けることもあった。
1980年代後半の紺ブレブームの頃はラルフローレン(Ralph Lauren)のブレザーが憧れの的で人気だった。また1990年代に、ドラマで主演女優が着用したことをきっかけに再び注目された。

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ファッションライター倉野路凡さんが今気になるモノ、従来愛してやまないモノについて綴る連載第6回。今回は王道のなかに遊び心とスパイスを効かせるテーラー・LOUD GARDEN(ラウドガーデン)岡田亮二さんを訪ねてきました。

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実力テーラーが語るスーツ・ジャケット談義。ドレスダウン時代の楽しみ方とは

着なれない人にとっては堅苦しいイメージもあるかもしれないジャケット。実は仕事モードのオンにも休日のオフにも使える、そのうえ羽織るだけで気分も印象も上げてくれる頼れるアイテムなんです。

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ジャケットを構成しているパーツたち。ラペル、ポケット、フロントなど一つ一つのパーツにもデザインの違いがあり、見た目の印象の変化にも大きく関わってくるもの。カタチの違い、バリエーションを知ったうえで、「さて自分はどれが好みか」を探していくのも楽しいもの。パーツバリエーションをLOUD GARDEN(ラウドガーデン)クリエイティブディレクター岡田亮二氏のコメントも交えつつご紹介。

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原点のファッションがあるから、素材や違いをより楽しめる。クラシッククロージングを語る【鼎談 番外編】

春夏のクラシッククロージングについて語る鼎談・番外編。

集まったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、何よりもあらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前後編と2記事にわたりお届けしてきた当企画ですが、まだまだ記事に入れられなかった熱いトークがあります。

今回は番外編(雑談編?)として、3人のファッションのルーツや当時のセレクトショップでの思い出などをお届けします。ぜひ後編の最後から続けてお読みください!

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