アールヌーボーとは?

アールヌーボー(Art Nouveau)は「新しい芸術」という意味を持ち、19世紀末から20世紀のはじめにかけてヨーロッパを中心に起こった国際的な美術運動・スタイル。
花や植物などの有機的なモチーフと曲線的な組み合わせを用いたり、 当時新しかった鉄やガラスの利用も特徴的。建築、工芸品、グラフィックデザインなど多岐分野にわたる。
建築ではラトビア・リガの歴史地区にあるアールヌーボー建築の「ユーゲントシュティール建築群」が有名で、世界遺産に指定されている。

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ジュエリーは身につけるだけで、仕事着をオフ仕様にしてくれる。

一時、スーツをより楽しく着るにはどうすればいいか、ということを真剣に考えたことがあった。スーツやジャケットなどの大物が揃ってきて、小物に注目し始めたころだ。

男性でも無理なくつけられるジュエリーがないものかと考えていたところ、スーツのラペルを飾るブローチに行き着いた。大昔は権威の象徴として身につけられていたジュエリーだが、最近はあまりしなくなってきたからだろうか。スーツにもジュエリーをするという習慣があってもいいと思った。

今よく使っているのは、ブリティッシュアンティークとターコイズのブローチ。

ブリティッシュアンティークのブローチはアンティークショップなどで集めている。高価なものではなく、つけてみたい、普段使いできるという視点で選んでいる。

ターコイズはジュエリー職人さんと相談しながら作ってもらった。元々石が好きだったのもあり、集めたものの中から特に気に入ったターコイズを使っている。産地による色味や模様の微妙な違いを楽しめるところが魅力で、コレクター心をくすぐられるのだ。

今回はこの2種類のブローチを紹介していくのだが、どちらも非常に奥が深く、推測のものもあるのでその辺りはご了承願いたい。

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