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レゴはなぜ世界で愛され続けているのか 最高のブランドを支えるイノベーション7つの真理 (日本経済新聞出版)

日経BP 2014年

レゴの知られざる裏側を初めて明かす

「20世紀を代表するおもちゃ」を生み出した巨大イノベーション工房

ブロック型のおもちゃの草分けとして知られ、知育玩具としても世界中で人気のレゴブロック。フォーチュン誌はレゴを「20世紀を代表するおもちゃ」と評している。しかし企業としてのレゴが、2004年に約3億ドルの大赤字を記録して倒産の危機に瀕していたこと、その後、驚異的なV字回復を果たしていたことは、あまり知られていない。
本書では、レゴが歩んできた軌跡、80年間ブランドを支えてきた基本理念、そして経営再建に向けて定めた「イノベーション7つの真理」を、スイスの名門ビジネススクールIMDで「レゴ・プロフェッサー」の称号を与えられた著者が、企業幹部をはじめ多くの関係者への取材をもとに説き明かす。

3億ドルの大赤字――失敗と復活から学んだ教訓

右肩上がりの成長を続けてきたレゴに危機が訪れる。テレビゲームなど、デジタル化の波が子どもたちの遊びにも押し寄せてきたのだ。レゴは遅れを取り戻そうと、ブルー・オーシャンへの進出、破壊的イノベーション、クラウド・ソーシングなどを取り入れ、「7つの真理」を中核に据えた成長戦略を立てた。しかし、21世紀のイノベーションの処方箋はレゴに壊滅的な結果を招いたのだった。 そんな中、CEOに抜擢された若きヨアン・ヴィー・クヌッドストープは、失敗を経験知として活かし、劇的な復活を遂げた。レゴが辿った軌跡はすべてが教訓に満ちており、劇的な環境変化のなかで苦戦を強いられている企業にとって、すばらしいイノベーションの教科書となるはずだ。

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子どもからおじいちゃんまで、誰でも手を伸ばせる芸術の世界。元LEGOアンバサダーさいとうよしかずさんが語る、LEGOブロックの魅力とは。

多種多様なブロックを組み合わせることで、立体的な造形表現ができるLEGOブロック。子どもの頃に一度は触れたことがある、という方も多いはずだ。今回はLEGOブロック関連の著作も多いさいとうよしかずさんに、その魅力について語っていただいた。