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合成コバルトスピネル
ロシアで試験的に作られた合成コバルトスピネルの結晶です。 結晶の形も天然のものと同じですね。 ライトを当てるとかなりビビットなブルーです。とても美しい色合いです。 ロシア、RUSGEMS 製
人工石結晶 MgAl2O4 ロシアネルママ
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パライバカラーのアウイン
宝石質のアウインはドイツのアイフェル産が有名で、目の覚める様な青い色の宝石というイメージですが、近年アフガニスタンでパライバカラーのものが出て来ました。 かなり複雑な化学組成を持つ鉱物ですがソーダライトに属し、単独で産出する他に、瑠璃(青金石」: ラピスラズリ)の主成分を成す鉱物としてソーダライト、ノゼアンと共に含まれます。 いずれも鮮やかな青い色が珍重され、宝石として珍重される鉱物ですが、これらの青は含まれる硫黄イオンの電荷移動による発色です。 青の他にも白、緑、黄色、赤などの色があるとのことです。 2.98×2.38×1.81mm
鉱物 ルース (Na,Ca)4-8Al6Si6(O,S)24(SO4,Cl)1-2 0.091ctネルママ
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キュービックジルコニア
オレンジ色のルースと一緒に入手したカラーレスのキュービックジルコニアです。
人工石 ルース ZrO2(+Y2O2またはCao) 等軸晶系ネルママ
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キュービックジルコニア
キラッキラのキュービックジルコニア。 ダイヤモンドのサイミュラントとして1番利用されている人口のお石さんですが、 ミネショなどではなかなかお目にかかる事なく(扱うお店に普段立ち寄らない)意識して探した結果、綺麗なのが見つかりました。 あまりダイヤモンドに思い入れがないので、ただただピカピカで可愛いの一言に尽きます。 オレンジ色は添加物にセリウムを加える事で発色するそうです。
鉱物 ルース ZrO2(+Y2O2またはCao) 等軸晶系ネルママ
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アントヒル クロムパイロープ
世界各地で産するパイロープの中には一風替わった存在があります。 アントヒル・ガーネットと呼ばれるのは、Ant Hill(蟻塚)の名の示すように、これは蟻が掘り出したパイロープです。蟻塚作りの際に地中でぶつかった邪魔者のガーネットを蟻が捨てたものを,人間がありがたくいただくという、”人も歩けば宝石に当る”を地で行くお話しです。 もちろん蟻が運ぶくらいですからごく小さく、大きくてもせいぜい0.2カラット程度です。 宝石の本等に,パイロープの産地としてアメリカのアリゾナ州等が挙げられているのは、この蟻塚ガーネットのことです。 このクロムパイロープを手に入れてから結構経ちますが、先日のミネラルショーの海外の方のブースで虹針クロムパイロープと書かれているルースを見つけて、もしかしてこのルースにも虹針があるのでは?と見直してみたら!ありました! 同じアントヒルパイロープでもレインボーニードルありのものと無しのものがあるそうです。ちょっと得した気分です。
鉱物 ルース Mg3Al2(SiO4)3 アメリカネルママ
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ドラゴンガーネット
今年のツーソン位から市場に出てきたマラヤガーネット。 通称ドラゴンガーネットと呼ばれています。 針状インクルージョン、ブルーアパタイトインクルージョン、紫外線で蛍光する新しいガーネットです。 電球色でのカラーチェンジ/カラーシフトもあるとのこと、まだ未確認です。 カットはイマイチなルースですが、アパタイトがよく観察出来ます。
鉱物 ルース (MgFeMnCa)3Al2(SiO4)3 1.30ctネルママ
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ハックマナイト
ハックマナイト ブラックライトを5秒から10秒間ほど当てると淡い紫色から濃い紫色に変わり、しばらく元の色には戻らないという不思議な特徴があります。 1980年代にロシアのコラ半島で発見された比較的新しいタイプのレアストーンです。 硬度が低いので硬いモノにぶつけないよう注意が必要です。
鉱物 ルース Na 8 Al 6 Si 6 O 24 (Cl 2 ,S) 0.29ctネルママ
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ピンクスピネル
小粒の礫ですが、角が取れて丸くなったものから1次鉱床から採れたての様なシャープなものまであります。 ピンクスピネル色の起因はクロム成分が少なく、かつ青色の鉄を実質含まない場合になります。 蛍光を阻害する鉄分が少ないせいか、ビビットに蛍光します。
鉱物 結晶 MgAl2O4 ミャンマー モゴクネルママ
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ガーノスピネル
スピネルの基本の構造式(組成式)は、MgAl2O4 このうちマグネシウムMgが亜鉛Znに置き換わったものをガーナイトといいます。 組成式はZnAl2O4です。 この2つの固溶体がガーノスピネルになります。 少しでも亜鉛が入ればガーノスピネルになるのか、ある一定基準値より多ければなのか、屈折率が条件なのかは資料がないのでわかりません。 ご存知の方がおられましたらぜひお教え願いたいです。 ちなみに屈折率は、瑞浪鉱物展示館さんの商品説明では、 スピネル1.718 ガーノスピネル1.735-1.790 ガーナイト1.77-1.80 とあります。 スピネル自体がMgOとAl2O3の固溶体であり、MgとAlが多様な金属にいろいろな量置き換わることが可能なので、様々な値をとるものと思われます。
鉱物 ルース MgAl2O4 1.86ctネルママ
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藍方石(アウイン/アウイナイト)
透明度の高いアウインとして入手したものです。 6.1×5.9×3.9mmの端正な結晶はケシ粒のようなアウインしか見たことが無かった私としては驚きの大きさでした。 敬愛してやまない[空想の宝石結晶博物館]からの抜粋ですが、 アウインは火山性の鉱物で、イタリア、カナリア諸島のテネリフェ島、フランスのオーヴェルニュ地方の中央山塊、その他モロッコ、アメリカのコロラド州、ニューメキシコ州、メキシコのバハ・カリフォルニア半島先端のピナカテス、タヒチ島のいずれも火山岩中に発見される稀産の鉱物です。 宝石質のアウインは世界でただ一ヶ所、ドイツライン川沿いの街コブレンツの西10kmほどのアイフェル山地のニーダーメンディッヒ(Niedermendig)やラーハー湖( Laacher See )付近の響石と呼ばれる粗面玄武岩の中にカリ長石、ノゼアン、霞石、白榴石、斜長石、角閃石、輝石、磁鉄鉱、チタン鉄鉱、金雲母、燐灰石、橄欖石等と共に1mm程度の微細な結晶、粒状、または団塊状で発見されます。 アウインはコンクリート・ブロック等の建材用に採掘される軽石の採石場から副産物として回収され、鉱物標本やカットされた石がコレクター向けに市場で流通しているとのこと。 アウインとしてはとびきり大きな結晶のこの結晶の正体は? 天然アウイン/アウイナイトでソーティング取れました。 アウイン (Na,Ca)4-8Al6Si6(O,S)24(SO4,Cl)1-2 ハックマナイト Na 8 Al 6 Si 6 O 24 (Cl 2 ,S)
鉱物 結晶 0.954ct 等軸晶系ネルママ
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アルマンディン くいちがい
鉄礬柘榴石 食い違い石とは断層がずれたときに、地層に含まれていた礫がせん断破断され、ずれたまま膠結したもの。 結晶面もハッキリと観察できます。
鉱物標本 Fe3Al2(SiO4)3 山口県柳井市ネルママ
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コバルトスピネル
1980年初頭頃からヴェトナム各地でルビーとともにスピネルが発見されました。ビルマのモゴク、スリランカ、タンザニア等の産地に匹敵する美しいスピネルです。 赤、ピンク、ラズベリー、青、紫と、あらゆる色のスピネルが採れますが、特筆すべきは写真の表な素晴らしく明るい青い色合いの結晶です。 この発色はコバルトに因るものと考えられます。 この色のスピネルは、他にはパキスタン産のみが知られています。
鉱物 結晶 MgAl 2 O 4 ベトナム イエンバイ ルクエンネルママ
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ソーダライト
ソーダライトはラピスラズリの主要な成分ですが、単独のソーダライトは大量に採れることと、方解石などの白色を含むこと、やや沈んだ色合い等からラピスラズリ程には重珍されません。 こちらのお石さんのように透明なものもあります。 ソーダライトの発色の仕組み(ソーダライトの色の原因) ラピス・ラズリや藍方石の輝かしい青の発色は微量に含まれる硫黄イオンの電荷移動による発色です。 ソーダライトでは結晶内のアルミニウムまたはシリコンの格子の空隙内に注入酸素イオンによる光の吸収による発色と考えられています。
鉱物カボション Na 8 Al 6 Si 6 O 24 Cl 2 等軸晶系ネルママ
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内モンゴル産 ピンクフローライト
フローライトはカラーバリエーションが豊富な鉱物ですが、ピンク色のものは産地も限られており他のカラーに比べるとややレアな色合いでもあります。 八面体の形が連なった結晶です。 くすみカラーの淡いピンク色ですが、よく見ると針状結晶が内包されています。 結晶は角閃石との事。
鉱物 結晶 2022年 CaF2ネルママ
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グロッシュラー 灰礬柘榴石
カナダケベック州のグリーングロッシュラー。 透明度の高い爽やかなグリーンのお石さんです。 自然光下で結晶面がテリテリに光ります。 カナダ東部、ケベック州には世界的なアスベスト(石綿)の鉱山が数多くあり、その名もアスベストス町の石綿鉱山からは、石綿の岩脈の空隙を埋めて世界的な水準の多彩な色合いのグロシュラー・ガーネットやベスヴ石標本を産しました。 石綿が肺癌を引き起こすことから使用禁止となり、鉱山は全て閉鎖されましたが、現在も鉱物標本の採集は細々と続いているようです。 ジェフリー鉱山から採れる無色、蜂蜜色、クロムを含み鮮やかな緑色のグロシュラーは、いずれも鉱物コレクター垂涎の的であり、鉱物フェアで稀に姿を見せると、たちまち売切れてしまいます。 ミドリ括りでデマントイドと一緒に書き込んでいたせいでデマントイドとあげていましたが。まちがいです。
鉱物標本 Ca3Al2(SiO4)3 カナダ ケベック州 ブラックレイクネルママ