Friction  軋轢

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東京ロッカーズ、ポストパンクetc田舎で文字情報だけで想像していたが、初めて聞いた時の衝撃はなかなかだった。ぶっといBASSのスライドで始まる1曲目で胸グサリ。ツネマツマサトシのギターはカミソリのような切れ味だが真似してもなかなか同じ音が出ない。弾き方?映像見ても変わったことはしとらんが…ある意味ジミヘンのギター、そう誰が弾いてもああならないあの感じ。チコヒゲのドラムも無駄をそぎ落とした塊のような音。

 PUNKベースな音?当時のNYの感じ?たぶん色々混ぜて音作ってたんだろうな、3人で。それが結果これ何風?とは絶対ならない唯一無二な音。歌でもなくRAPでもなくBASSで歌を弾く?みたいな変な例えしか思い浮かばんが日本語、英単語の羅列だかなんだか。どんどん放たれるこの言葉のマシンガンが意味があんまり分からんでも耳に、そして頭にこびりつく。

趣味が変わると聞かなくなるジャンルがあったりするが、Frictionのこの1stだけはず~~~と聴いてる気がする。そしてアナログで手に入れたのは何気に初めてだった。

https://www.youtube.com/watch?v=8cNeu4zqfY0


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