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ヒトラー帝国の興亡
1939年9月、ポーランドに侵攻したドイツに対し英仏は宣戦布告、第二次世界大戦が始まった。 このゲームはその半年後、1940年春から始まります。あなたは枢軸国または連合国の最高司令官となり、陸海空3軍の指揮を執って勝利を目指します。 「ヒトラー帝国の興亡」は、第二次世界大戦におけるヨーロッパの戦いを戦略レベルで再現したゲームです。ゲームは原則として2人のプレイヤーで競われ、1人が枢軸軍を、もう1人が連合軍を受け持ちます。ゲームは1940年春から始まります。ポーランドに侵攻したドイツに対して英仏が宣戦布告を行い、そのポーランドは独ソ両国に分割支配され、奇妙な戦争と呼ばれた期間が終わったところです。史実ではドイツ軍によるノルウェー侵攻そしてフランスに対する電撃戦が行われることになります。枢軸国はドイツとイタリア、それにフィンランド、ルーマニア、ハンガリーブルガリアの小国で構成されますが、ゲーム開始時、連合国と交戦状態にあるのはドイツだけで他の国は中立状態です。連合国はアメリカ、イギリス、フランス、ソ連で構成されますが、ゲーム開始時枢軸国と交戦状態にあるのはイギリスとフランスだけで、他の国は中立状態です。枢軸国、連合国に属さない国は宣戦布告されるまで中立状態です。両プレイヤーは陸海空の3軍を指揮して勝利条件の達成を目指します。 #第二次世界大戦 #ヨーロッパの戦い
ルール(16P) ユニット148個 マップ1枚 1本 コマンドザベスト#2 戦略級ちょこ大佐
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1948:日独最終決戦
1948年11月、第三次大戦勃発! 偽りの平和の時は過ぎ去り、再び全世界が戦火に包まれた。時に西暦1948年。日本軍は中東とアフリカ、そして北米で大規模な攻勢を発動、それに対しドイツは日本本土を狙った「意志の勝利」作戦を敢行する…。 「1948:日独最終決戦」は、XTR社から発売された仮想戦ゲーム「ミシシッピ・バンザイ」と「ブラック・ゴールド」の日本語版です。両者は連結して遊ぶことはできませんが、同時期の日本軍の攻勢を扱った作戦級シミュレーションゲームです。 「ミシシッピバンザイ」 1948年、ついに日独は世界の覇権を賭けて衝突した!先に仕掛けたのは日本軍で、100個師団の兵力をもって北米大陸のハートランドで攻勢を開始した。脆弱な枢軸同盟国軍が守る戦線はたちまち突破され、第6軍はセント・ルイス市に包囲された。日本軍はバーリンデン、フォート・マディソンを占領し、シカゴ、そして東海岸を目指す。しかしドイツ軍はあらゆる予備兵力を動員し、これに立ち向かった…。スターリングラードの戦いをモチーフに、機動戦重視のシステムを用いた作戦級ゲームです。大規模な戦車戦、凄惨な市街戦、そして核兵器の使用と、これまで経験したことのない戦いを楽しむことができるでしょう。 「ブラックゴールド」 ミシシッピバンザイ作戦以上の兵力を投入し、ドイツ第三帝国の生命線を断つ、中東の大油田地帯占領を目的とした「ブラックゴールド」作戦が発動された。同方面司令官のゼップ・ディードリッヒはその無能ぶりをさらけだし、日本軍の攻勢を食い止めることはできなかった。しかし混乱から立ち直ったドイツ軍は、地の利を活かし最新鋭戦闘爆撃機P-1101を投入して日本軍の進撃を阻む…。地形が厳しく、防御側が制空権を握っている戦場…。バルジの戦いをイメージしてデザインされています。民族的、宗教的対立もルールに含まれたユニークな作戦級架空戦です。 #架空戦 #日独最終決戦 #ミシシッピバンザイ #ブラックゴールド
ルール(24P) ユニット695個 マップ2枚 1本 コマンドマガジン別冊#19 作戦級ちょこ大佐
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ドイツ南方軍集団<完全版> Army Group South
1941年6月22日、南方軍集団は東部国境を越えてソ連領内へと侵攻を開始し、ソ連赤軍を相手とする4年間もの熾烈な戦争の幕が切って落とされた。暗号名”バルバロッサ”と名付けられたこのソ連侵攻作戦は、北方及び中央軍集団の戦区に於いては目覚ましい戦果を挙げることに成功したものの、南方軍集団に所属するドイツ軍将兵たちは、ウクライナの平原で当初の予想をはるかに上回る数のソ連軍部隊と遭遇して苦戦を強いられることとなった。ソ連の独裁者スターリンは、予備の戦車兵力を集中的にこの地域へと配備しており、赤軍は十分な数の反撃兵力を投入してドイツ軍の進撃を遅らせることができたからである。 しかし、この赤軍の善戦も長くは続かなかった。中央軍集団の戦区の装甲部隊が、スモレンスク方面から大きく南下したことでキエフ周辺で防衛線を築いていたソ連赤軍の大兵力が包囲されたのである。赤軍はこの戦いで60万人以上の捕虜を出すという壊滅的な敗北を喫し、南部での戦況はドイツ側に大きく傾いたかに見えた。だが、冬将軍の到来とともにドイツ軍の進撃は停滞し、要衝ロストフを占領したところで遂にソ連軍の冬季大反攻が開始され、東部戦線の前線は大きく西方へと引き戻されてしまった。 これ以降、東部戦線の焦点は南方軍集団戦区へと移行し、戦史に残る幾多の激戦が繰り広げられていった。スターリングラードで大勝利を得た赤軍は、その余勢をかって1943年春にハリコフの奪還を目指す”星作戦”を開始、1944年の1月にはコルスン周辺のドイツ軍に対する大包囲作戦を展開した。ドイツ南方軍集団の将兵たちは、休む間もなくソ連赤軍の攻勢に晒されながら次第に傷つき消耗していった…。 「ドイツ南方軍集団<完全版>」は、1979年にSPI社から発売された「Army Group South」の再販です。 同じ基本ルールと少しのシナリオ毎の特別ルールでプレイできるが、マップもユニットもそれぞれ専用の「キエフ」「ロストフ」「星作戦」「コルスン」の4つのゲームが収録されています。SPI社は当時この同じルールで遊べる複数(4つ)のゲームを収録して発売するタイプ、”クワドリ”というゲームを発売していました。その中でもこの「Army Group South」と、中央軍集団と北方軍集団を扱った「Army Group Center」「Army Group North」は、人気の東部戦線を扱ったプレイアブルなシリーズとして人気が高かったと記憶しています。 システムは安定のPGGシステムを採用しており、ドイツ軍装甲部隊の電撃的なオーバーラン、司令部に拘束されて柔軟な対応ができないソ連軍、実際に戦闘に参加するまで正確な戦闘力がわからない、など、両軍の能力上の特徴を見事に再現しています。名作です。 #SPI #アーミーグループサウス #オペレーションスター
4本(キエフ、ロストフ、星作戦、コルスン) Army Groupシリーズ 作戦級 キエフ(1Turn=2日 1へクス=8㎞)/ロストフ(1Turn=5日 1へクス=17㎞)/星作戦(1Turn=5日 1へクス=10.5㎞)/コルスン(1Turn=2日 1へクス=7.5㎞)ちょこ大佐
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太平洋艦隊(完全版) Pacific Fleet
1941年12月7日、日本軍機動部隊の奇襲により太平洋戦争の火蓋はきられた。開戦当初、日本軍は破竹の勢いで進撃を続け、翌42年の5月までにはシンガポール、フィリピン、ジャワ、スマトラといった南方の主要な目標をおおむね占領した。国内は戦勝気分に沸き立ち、国民は勝利に酔いしれていた。しかし、この勝利はあくまでも見せかけのものだった。開戦から半年、一方ではようやく日本軍の奇襲から立ち直った連合軍が反撃の準備を進めていたのだ。こらからが本当の戦争なのである…。 「太平洋艦隊(完全版)」は、第二次世界大戦における太平洋方面の戦い全般を再現した戦略級シミュレーションゲームです。ゲームは基本ゲームと拡張ゲームの2つに分かれています。基本ゲームは太平洋方面のみをプレイするもので、中国大陸での作戦は扱っていません。基本ゲームがこのゲームの主要な狙いですが、中国軍やソ連軍との戦いも見てみたいという人のために拡張ゲームが用意されています。 元々は1983年にホビージャパンから、日本オリジナルのゲームとして「Pacific Fleet」という名前で発売され、プレイアブルに太平洋戦争が再現できる好ゲームとしての地位を確立していました。絶版になって以降も手軽な太平洋戦争のゲームは中々現れず、再販が望まれていましたが、2002年にサンセットゲームズが満を持して完全版をリバイバル出版したのがこのゲームです。 #太平洋戦争 #パシフィックフリート
ルール(本誌56P) ユニット600個 A1マップ1枚 A3マップ3枚 チャート3枚 9本 無し 戦略級海戦ちょこ大佐
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ファイティングゼネラルパットン
「ファイティングゼネラルパットン」は、1986年にアドテクノスから発売された「走れ!パットン」から、バルジの戦いで最大の激戦地になったバストーニュの攻防を再現した「バストーニュ救出作戦」と、枢軸軍の敗戦がほぼ決定した後、戦後を見据えてチェコスロバキア国境を越えて侵攻したパットン第3軍とソ連軍の激突を描いた架空戦「プラハ侵攻作戦」の2本のシナリオを再録したゲームです。最大の魅力は、砲爆撃、移動、戦闘を繰り返すだけのシンプルなシステムながら事前の砲爆撃で前線の敵軍を混乱または撃破し、混乱した敵部隊が失った支配地域から突破を図るという、実際の戦場の展開を再現し、かつプレイアブルなシステムを両立させている点である。2つのシナリオとも、当時日本よりもアメリカで評価されていた名作。 #パットン #バルジの戦い #架空戦 #アメリカ軍VSソ連軍
2本 旧アドテクノス再販企画第一弾 作戦級 1Turn=半日 1へクス=2㎞ 1Unit=大隊 / 1Turn=1日 1へクス=7.5㎞ 1Unit=連隊~師団ちょこ大佐
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戦略級関ヶ原 〜家康最大の誤算〜
日本人なら誰でも知っている”関ケ原の戦い”。日本の盟主を決める重要な戦いだったのにもかかわらず、わずか半日で東軍の家康が勝利し、その後200年続く江戸時代の礎となった戦いです。そこまでは誰もが知っていると思いますが、このゲームは少し違います。 「戦略級関ケ原」は、その名の通り作戦級としての関ケ原の戦いという1つの会戦だけを再現するのではなく、会戦前の調略や行軍からシミュレートしている戦略級のゲームです。 ”日本の会戦は布陣した時には既に勝敗は決している”を体現するかのように、布陣前の調略、どの大名を味方につけるか、謀略、誰と誰を離反させるか、などに重点を置き、それらの行動からゲームがスタートするため、事前工作が非常に重要になっていきます。日本の鬼才ふ~ら~中村氏が贈る別視点での関ケ原、一度プレイされることをお勧めします。 #関ケ原の戦い #戦略級
1本 ゲームジャーナル#02 戦略級 1Turn=無し エリア方式 1Unit=1500~3000人ちょこ大佐