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ハッピー(10本入)-その1
10本入は、手貼り型の簡易包装と連続模様の2種が並行して販売され、手貼り型が主流となりました。「専売局」の文字や証票の大きさ、用紙裁断時の打ち抜き型に変化が確認できます。 【画像1_2】1948年7月2日~ 30円で発売開始 ☆「日本政府専売局」左書 ベタ印刷 ☆「10 CIGARETTES」の大きさや証票の大きさ、文字に大小が確認できる 【画像3_7】出現時期不明 ☆「日本政府専売局」左書 スクリーン印刷 ☆「10 CIGARETTES」の活字に異同がある。「R」に確認できる ☆証票の大きさ、文字に大小が確認できる 【画像4】はのりしろ部分に「N.S.K」と用紙印刷を請け負った民間企業の社名が確認できる 【画像8】20本入と共用の連続模様用紙。20本入同様印刷形式が2種類ある
簡易包装(4面打抜)・連続模様 福田 杜士夫 1948年7月2日 1949年12月shirotanino
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ハッピー(10本入)-その2
1949年4月に新しく「日本専売公社」が発足し、続けて販売された。手貼簡易包装・連続模様包装の二本立てで販売されたことは前代と同じである。 【画像1_2】1949年4月1日~ ☆「10 CIGARETTES」の大きさや証票の大きさ、文字に大小が確認できる 【画像3】出現時期不明 ☆常用漢字の表記が採用されて「十本入」と訂正 ・1949年12月製造中止。以降は在庫処理を行う。1950年4月1日に40円に値下げ
簡易包装(4面打抜) 福田杜士夫 1948年7月2日 1949年12月shirotanino
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ハッピー(20本入)
当時は配給制度が依然として残り、「ピース(売価50円)」などの自由販売品は高価格、「金鵄(15円)」などの配給品は低価格と価格帯が別れていた。ところが、1948年5月に、自由販売品である「新生(細巻、売価20円)」が売り尽しのために値下げの上で終売することになり、中間的な価格で販売される銘柄が必要とされて「ハッピー(売価30円)」と「憩(売価40円)」が発売されることになった。 「ピース」・「コロナ」に続いて公募デザインが採用され、月桂樹のパターン模様に「HAPPY」と描く。10本入では「HAPPY」の文字の影が省略されている。のちに製造効率を上げるため連続模様に変更された。連続模様にはベタ印刷とスクリーン印刷の2種がある。 【画像1】1948年7月2日~ 60円で発売開始 ☆「日本政府専売局」左書 横型包装 【画像2‣3】出現時期不明 ☆「専売局」U字型(4面連続)へ包装変更 ベタ印刷 【画像4‣5】出現時期不明 ☆「専売局」U字型(4面連続) スクリーン印刷 【画像6‣7】1949年4月1日~ ☆「日本専売公社」U字型(4面連続)スクリーン印刷 ・1949年12月製造中止。以降は在庫処理を行う。1950年4月1日に40円に値下げ
横型→U字型(4面連続模様) 福田 杜士夫 1948年7月2日 1949年12月shirotanino