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パール(20本入)-沖縄向け輸出用
「パール」は、日本国内で1955年11月から10本入り小箱で発売が開始され、沖縄へはその翌年から輸出されたようです。日本専売公社製品としては珍しく、側面に英文で商品説明(ブレンドのもととなったタバコ葉の品種説明)があります。封緘紙は、専売公社商標部分を琉球政府の納税済印に替えた特別のものを使用しています。 【画像1】全景 【画像2】英文による商品説明。バージニア、バーレー、トルコの3種類によるブレンドであることが明記されている。 【画像3】封緘紙拡大
スタンダード型 谷 益三 同年内 1956年shirotanino
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レッドダイアモンド(20本入両切)―沖縄向け輸出用
琉球政府発足当時、沖縄はアメリカおよび英国資本による香港のタバコメーカーの銘柄が市場を占めていました。その中で、商品としてより強い印象を与えられるよう、原色に近い色遣いでデザインされといわれています。ただ、時期を同じくして輸出されていた「チェリー」に比べて人気が出ず、早々に廃止されました。 【画像1】1954年より沖縄向けに製造・輸出 【画像2】拡大
U字型 谷 益三 1954年内に廃止 1954年shirotanino
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パール(10本入)
10本入り小箱で1955年より発売。ピースの紺色、光の濃橙に対して店頭での見栄えを考慮したデザイン・配色となっている。 【画像1】1955年10月1日~ 30円で発売開始 ・1961年4月廃止
シェルアンドスライド(小箱) 谷 益三 1961年4月 1955年10月1日shirotanino