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トヨタ カローラバン 1979 HOYA 社用車
#hachette #toyota #トヨタ #van #バン ##
懐かしの商用車 1/43 カローラバン HACHETTEsennakazu
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いすゞ ベレットエキスプレス 1967 洋品店
#hachette #isuzu #いすゞ #van #バン ##
イセ洋品店 懐かしの商用車 1/43 ベレットエキスプレスsennakazu
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三菱 ミニキャブ 1981 畳店
#hachette #mitsubishi #三菱 #truck #トラック ##
和気畳店 懐かしの商用車 1/43 ミニキャブsennakazu
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ダイハツ CM8 1962 大前醤油本店配達
この時代の丸目フェイスは、どうも人の顔に見えてしょうがないのです。現代車両では動物や爬虫類の顔を感じるものがたまにありますが、人の顔にはなかなか見えず、懐かしの商用車シリーズを集め出してからは、誰々さんに似てるなぁ、と言った感じで楽しんでいます。 このダイハツCM8もそうですが、昔からお世話になっている近所の町医者の清水先生に顔がそっくりで、にらみながら毒舌で喋る眼光鋭い目つきとアクの強い口周り、1本タイヤとカバーの辺りがアゴから喉にかけて似てるし、と言った感じです。 「顔」に個性がある昔のクルマって、見てて楽しいですね。(私だけかな⁈) #hachette #daihatsu #ダイハツ #truck #トラック ##
懐かしの商用車 1/43 CM8 HACHETTEsennakazu
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トヨタ ダイナ 1979 芳谷園造園・建設業
ダイナは、トヨタ自動車が販売する小型・中型トラックで、トヨペット・ルートトラックRK52型をルーツとする、トヨタの小型トラックとして誕生しました。 登場時はトヨエースより上級に位置していましたが、1985年(昭和60年)以降は双子車となり、仕様とラインナップが共通化されています。 1969年(昭和44年)発売の3代目以降はダイハツ工業との共同開発となり、ダイハツブランドでもデルタとして販売されていました。 後にダイハツは開発から撤退し、1999年(平成11年)発売の7代目以降は日野自動車との共同開発となり、2t積以上の車種の製造も全て日野自動車で行われており、バッジ違いの双子車が日野・デュトロとしても販売されていました。 このモデルは、4代目(1977年 - 1984年)で、1977年8月にフルモデルチェンジが行われ、また、ダイハツ・デルタに加え、日野・レンジャー2として日野自動車向けにOEM供給が開始されました。セミキャブオーバーでは足元にホイールハウスが張り出すため、運転席の居住性改善と荷台拡張を目的に、セミキャブオーバーからキャブオーバーへ変更されました。 前後異径タイヤの「ジャストロー」が設定され、OEM先のダイハツ・デルタにも「ローデッキ」の名で設定されました。 (参照ウィキペディア) この車両が発売されたのが、このシリーズの初期だったので、トラックの荷台に植木なんて、粋なことをやるなと、今後に期待を持った一台でした。 そして、これも植木への固定ロープをして一手間掛けようと努力したのですが、なかなかそれらしく上手く行かず徒労に終わりました… #hachette #toyota #トヨタ #truck #トラック ##
懐かしの商用車 1/43 ダイナ HACHETTEsennakazu
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ダイハツ ハイゼットバン S38V 1979 塗装店
今回の展示で3回目になる「ハイゼットS38V」の1979年車です。 1979年4月、ハイゼット55ワイド(1977年6月に発売された4代目モデルのボディサイズ拡大車)のマイナーチェンジを受け、フロントグリルが黒色化され、フロントバッジがすべて「HIJET」に統一されたため、前方からは360ccか550ccかの見分けが付きにくくなりました。 ちなみに、ハイゼットの名前の由来は、 高性能を意味する「HI」と、超小型を意味する「MIDGET」をそれぞれ組み合わせた造語であり、ミゼットに対し、より一層の高い性能を備えるクルマという意味合いが込められています。 #hachette #daihatsu #ダイハツ #van #バン ##
町田塗装店 懐かしの商用車 1/43 ハイゼットバン S38Vsennakazu
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スバル サンバー 1982 農業
このモデルは、4代目(1982年-1990年)のサンバーであり、1982年(昭和57年)9月に登場しました。 ボディタイプは、2ドアキャブオーバー型トラックと、5ドアキャブオーバー型ワンボックスの2タイプ。駆動方式は、RR/パートタイム4WD/フルタイム4WD。エンジンは、544cc 水冷SOHC、EK23型 直列2気筒。最高出力は、2バルブ: 28ps/5,500rpm 3バルブ: 34ps/6,000rpm。 4輪独立懸架サスペンションはこれまでどおりでしたが、この4代目からは4WD車のフロントサスペンションがこれまでのセミトレーリングアーム式サスペンションからマクファーソン・ストラット式(2WD車はセミトレーリング式を継続)に変更されました。タイヤは2WD全車が10インチ、4WD全車は12インチ(ただしブレーキは全車、大径4輪ドラム)を採用。4WDには超低速ギアのELが設定され、ATは設定されませんでした。海外専売車種を除く直列2気筒エンジンを搭載した日本車はこのサンバーが最後となりました。 (参照ウィキペディア) #hachette #subaru #スバル #truck #トラック ##
懐かしの商用車 1/43 サンバー HACHETTEsennakazu
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いすゞ エルフ 150 1975 木村屋總本店配達
3代目エルフの3種目の展示になります。今回のモデルは、「木村屋總本店」「キムラヤのパン」の箱車ということで、楽しみにしていましたが、デフォルメといい、ブラウン系の色合い及びツヤといい、期待以上の出来でした。このシリーズで購入して良かったと思った一品でした。 #hachette #isuzu #いすゞ #truck #トラック #elf #エルフ
キムラヤのパン 懐かしの商用車 1/43 エルフsennakazu
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ホンダ TN360 1969 魚屋
TN360は、本田技研工業がかつて生産、販売していた軽トラックで、ホンダ初の軽トラックであったT360の後継として、1967年(昭和42年)11月にデビューしました。 TN360は、先に発売されたN360の空冷 2気筒エンジンをベースに多くのパーツを共用し、複雑なDOHC直4エンジンを搭載し、必ずしも量産に適さなかったT360よりも普遍性を狙ったモデルとして開発されましたが、シャーシ、ドライブトレーンとリアサスペンションの設計は極めて特徴的なものになっていました。 シャシはT360や競合他社の軽トラックのように強度を確保しやすい低床式ラダーフレーム(はしご状のフレーム)ではなく、荷台床そのものをプラットフォームフレームとした特殊なモノコック構造で、荷台下面のサブフレームで補強されてはいるが、ライトバン派生型でない本格的な軽トラックとしては他にほとんど例のない構造でした。 エンジンはN360の強力なパワーユニットをベースに、後輪駆動の貨物車用シャーシに床下搭載するため、シリンダーブロックをほぼ水平にレイアウト変更しましたが、N360の横置きエンジン配置は踏襲され、変速機についてもやはりN360の前輪駆動向けトランスアクスルを流用しました。従って、パワートレーン一式は後車軸直前への配置を要し、必然的にミッドシップレイアウトとなった。このため荷台後部にはエンジン点検蓋が設けられています。 TN360は、その後TN III360、TN-V、TN-7とモデルチェンジの度に名前を変えていき、1977年(昭和52年)に後継のTNアクティが登場し、生産が終了されました。 (参照ウィキペディア) #hachette #honda #ホンダ #truck #トラック ##
焼津 魚鈴 懐かしの商用車 1/43 TN360sennakazu
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マツダ ニューポーターキャブ550 1977 りんご園
ポーターは、東洋工業(マツダ)が1968年から製造・販売した軽商用車であり、シリーズにはボンネット型トラック / バンのポーターと、1969年に追加されたキャブオーバー型トラックのポーター キャブがありましたが、ポーターがそれ以前からのボンネット型軽トラック「マツダ・B360」のモデルチェンジ的な性格であるのに対し、ポーターキャブはキャブオーバーに徹した完全な新設計で、当初はエンジンも異なっていました。 ポーターは1976年で製造終了し、ポーターキャブのみが在来型の拡大設計で存続、マツダは軽乗用車のシャンテも1976年で生産中止しており、以降ポーターキャブは、マツダがラインナップする唯一の軽自動車となっていました。 ポーターキャブは1969年から1988年まで(販売は1989年まで)約20年に渡り大小のマイナーチェンジのみ受けて生産され続けました。 1969年3月に新発売されたポーターキャブのエンジンは空冷直列2気筒2ストローク360ccで、オートバイ業界から1960年代中期に撤退したブリヂストンサイクル出身のエンジン技術者によって開発されたものです。4ストロークエンジンが主流を占めた歴代マツダ製レシプロエンジン中でも、数少ない2ストロークエンジンであります。 1970年2月、マイナーチェンジが行われ、ドアウィンドウを引き違い式から巻上げ式に変更し、フロントベンチレーターを追加、外装色を白から黄色に変更しました。 1973年2月、再度マイナーチェンジが行われ、エンジンをシャンテに搭載していた水冷直列2気筒2ストローク(元はポーターキャブ用空冷エンジンをベースに水冷化したもの)に換装。そして外装色が黄色からライトグリーンになり、また丸型リアランプの形式がブレーキ・ウインカー兼用の赤一色から赤・橙の上下分割コンビネーションテールに変更され、以降、この形式が最終モデルまで採用されました。このモデルから3方開きが追加されました。 1975年1月、現行の黄色ナンバーに対応した改良を実施。これに伴い合わせホイールの標準装着も廃止されました。 1976年4月、再度マイナーチェンジが行われ、外装色がライトグリーンから再び白色に変更、内装カラーもゴールドかかった茶系に変更、ライトベゼル色も変更されました。 1977年8月、大幅なマイナーチェンジが行われ、車名もこのモデルの「ニューポーターキャブ」となり、エンジンが550ccになりました。それに伴い基本設計やスタイリングを踏襲しつつも、ボディが軽自動車の新規格に合わせ一回り拡大され、ヘッドライトベゼルも丸型から角丸四角形状に変更、前面エンブレムはマツダのCIロゴが採用されました。 このモデルから一方開きが廃止され、3方開きのみの販売となり、エンジンは量産規模の制約からマツダ自社製エンジン開発が断念され、社外の三菱自工製2G23型4ストローク2気筒SOHC「バルカンS」エンジンが搭載されることになりました。 (参照ウィキペディア) #hachette #mazda #マツダ #truck #トラック ##
懐かしの商用車 1/43 ニューポーターキャブ 550 HACHETTEsennakazu
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トヨタ ハイエース クイックデリバリー 西濃運輸配達車仕様
クイックデリバリー(QD )は、トヨタ自動車が1982年(2t級は1986年)から2016年まで生産・販売していたウォークスルーバンです。 ダイナ、トヨエース、ハイエーストラックのジャストローシャーシの上に背の高い箱型車体を架装したもので、組み立てはフレーム付き車両を得意とするアラコ(後の吸収分割により現在はトヨタ車体)が担当していました。当初は「ダイナクイックデリバリー」「トヨエースクイックデリバリー」(積載量2t級)、「ハイエースクイックデリバリー」(積載量1t級)のように、積載量および販売店で車名が分けられていましたが、後に車名が「200」(2t積)「100」(1t積)にそれぞれ変更されています。ヤマト運輸では両方が使われており、積雪寒冷地では4WD車も導入されています。 2t積・1t積ともに車体はほぼ共通でありますが、サスペンションスプリング、ブレーキをはじめ、デフ、ホーシング、プロペラシャフトなどのドライブトレインは2t積の「U系」と1t積の「Y系」では対許容荷重や容量が異なります。 エンジンはダイナ、トヨエース、200がトヨタ・ダイハツ共同開発の、トラック用のヘビーデューティーな「B系」ディーゼルエンジンを、ハイエース、100は乗用・ピックアップトラック用のライトデューティーな「L系」ディーゼルエンジンを積んでいます。 トランスミッションはどちらにもMTとATがあり、ともにコラムシフトでありますが、やはり、2t積と1t積で最大許容トルクが異なっています。 また、少量生産ゆえ、メーカー希望小売価格は消費税込みで550万円を超える。開発依頼元のヤマト運輸ですら、クイックデリバリー生産終了直前には圧倒的に安上がりなごく普通の2tトラックを導入することが多くなっていきました。 (参照ウィキペディア) 配達中のクイックデリバリーをよく見かけますが、シンプルな車両ながらも、ヤマト運輸と協議を重ねて開発された便利機能がきっと随所に散りばめられているのでしょう。個人的には、キャンピングカーとして利用してみたい車両ですね。 #hachette #toyota #トヨタ #van #バン ##
懐かしの商用車 1/43 ハイエース クイックデリバリー HACHETTEsennakazu
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トヨタ ハイエース 1993 内装業
ハイエースは、トヨタ自動車が製造・販売するキャブオーバー型の商用車及び乗用車で、このモデルは4代目 H100系(1989年 - 2004年)になります。 1989年8月14日に4代目へフルモデルチェンジを経て、1993年8月にマイナーチェンジを行いました。フェイスリフトならびにワゴンのリアコンビランプとリアガーニッシュのデザインを変更し、このマイナーチェンジよりワゴンDXは、バン・コミューター用から、ワゴン用のフェイスになりました。同時にバン・コミューターのヘッドランプをシールドビームから球換え式のH4ハロゲンランプに変更。車両正面にあったハイエースのエンブレムが廃止され、トヨタのCIマークに変更されました。 2.0Lガソリンエンジン(バン・コミューター)は、キャブレター式燃料供給の1RZ型から、電子制御式燃料噴射 (EFI) の1RZ-E型(ワゴンはモデルチェンジ時から搭載)に変更しました。(参照ウィキペディア) #hachette #toyota #トヨタ #van #バン ##
懐かしの商用車 1/43 ハイエース HACHETTEsennakazu
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ダイハツ ハイゼットバン S38V 1976 米屋配達
ハイゼット(HIJET)は、ダイハツ工業の軽貨物車で、英語の綴り字は「HIJET」ですが、片仮名表記は「ハイゼット」になります。 初代モデルはボンネットタイプのライトバンと軽トラックでありましたが、2代目モデルから、キャブオーバータイプのバンとトラックに変更されました。 このモデルは、その4代目で、 ハイゼットバンS38V型(360ccモデル) 1972年-1981年になります。 1971年9月、トラックを先行フルモデルチェンジ(S38P型系、1方開きと3方開きの2種類)。 1972年2月、バンをフルモデルチェンジ(S38V型系)。バンのリアドアは軽自動車初のスライドドアとなり、また、リアスライドドアは両側に設定され、左右どちらからでも荷物の積み降ろしが可能になりました。バンのバックドアは先代の横ヒンジドアから上ヒンジドアへと変更され、雨天時も屋根代わりになり、「大切な商品を濡らさない」と運搬業者から好評を博しました。さらにパネルバンもラインナップされており、こちらも雨やホコリを嫌う商品を扱う業者に好評でした。 1974年9月、マイナーチェンジ。後に一部のユーザーから「ドラえもんハイゼット」と呼ばれるほど愛嬌のあるフロントマスクも形状変更が行われたほか、360cc2サイクルのまま1975年1月から実施される軽自動車の道路運行法改正に伴う現行の黄色ナンバーに対応した改良を実施しました。 キャッチコピーは「愛着のハイゼット360」。 1976年4月、550cc 4サイクル直列2気筒SOHCエンジンAB型搭載車(S40系)追加され、キャッチコピーは「余力のハイゼット550」。550ccエンジン車はバンパーが大型化され、全長がバンで100mm、トラックで50mm延長されました。 (参照ウィキペディア) 確かに「ドラえもんハイゼット」と言われるだけあって、愛嬌のある顔がチャーミングですね! #hachette #daihatsu #ダイハツ #van #バン #
池田精米店 懐かしの商用車 1/43 ハイゼットバン S38Vsennakazu
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日産 セドリックバン V330 1975 JAF サービスカー
セドリック(CEDRIC)は、日産自動車が1960年から2004年まで製造・販売していた乗用車(高級車)です。自家用車のほか、タクシー、ハイヤー、パトカー、教習車としても多く採用され、同クラスのトヨタ・クラウンとは長年の競合車種でありました。ボディタイプはセダンとハードトップを基本とし、ライトバンおよびワゴンが年式によりラインナップされました。 3代目230型からは、旧プリンス自動車工業より引き継がれたグロリアと姉妹車の関係になり、2車をあわせて「セド・グロ」と呼ばれました。 4代目セドリック(グロリア)330型車は、1975年から1979年の4年間販売され、ほぼ1年ごとに改良や車種追加が行われました。グレードによりフロントグリルやホイールキャップのデザインが異なるので、外観の違いだけでも多くのバリエーションがありました。 エンジンは、排ガス規制対象外のバンには従来型L20が、廉価機種にはSD20型2000ccディーゼル、営業車用H20P型(2000ccLPガス仕様)も設定されました。 ボディータイプは4ドアセダン、同ハードトップ、2ドアハードトップ及びバンで、従来のワゴンは廃止された。またSUツインキャブ搭載車(GX)の廃止により、全車シングルキャブレターと4速MTの組み合わせとなる。 4ドアはコラムシフト、フロアシフト共に選択可能、2ドアはフロアシフトのみ、ディーゼル及びバンは3速コラムシフトとなり、またデラックス以上には3速オートマチックが設定され、2800SGLにはニッサンEマチック(電子制御自動変速)及び後輪アンチスキッドがオプション設定されました。 正確に燃料を混合できる電子制御化は排気ガス対策の切り札であり、動力性能も若干改善されました。EGI車は5速MT(コラムシフトは4速)と3速ATの設定となる。キャブレター仕様も継続販売、SD20ディーゼル・デラックス及びバン・カスタムデラックスも追加された。(参照ウィキペディア) 前回展示したセドリックバンは、ブラウン一色のシンプルなものでしたが、今回のはJAFサービスカー仕様でスッキリとして精悍さが伺えます。子供たちにも人気で、先日マクドナルドのハッピーセットのおまけにもこの仕様車が付いており、孫の「お気に入り」です(笑) #hachette #nissan #日産 #van #バン ##
社団法人 日本自動車連盟 懐かしの商用車 1/43 セドリックバン V330sennakazu
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日産 ブルーバードバン 910型 1979 UCCサービスカー
日産自動車は排出ガス対策にある程度の目処がついた1970年代中盤になると、積極的に新型車の開発を推進し、とくに中核車である次期型ブルーバードの開発には、大いに力を入れました。 新しいブルーバードを企画するに当たり、開発陣はコンセプトに“原点回帰”を掲げ、ブルーバードの設計理念は「つねに先進的なクルマであること。そして、最高水準のメカニズムをもつこと」。これこそが本来の“ブルーバード・スピリット”であり、次期型はこれを具現化するものでなくてはならない--。こうした開発方針のもと、「1980年代を代表する高性能、高品質の本格乗用車」の完成を目指しました。 スタイリングは、“シンプル&クリーン”がテーマ。数多くのアイデアスケッチが提出されましたが、その中から直線基調のシャープなボディラインを描く1枚が選出され、また各設計課には、「デザインを変更するような注文は一切出してはいけない」という厳命が出されました。 メカニズムについては、従来の810型で他車との共通化や省資源を徹底したことを鑑み、次期モデルでは新機構を積極的に取り入れる戦略を打ち出し、そして“ハイキャスター・ゼロスクラブ・サスペンション”、“ラック&ピニオン式ステアリング”“ベンチレーテッドディスクブレーキ”“高性能&省資源のZエンジン”という4つの技術トピックを生み出しました。 フロントに配したハイキャスター・ゼロスクラブ・サスペンションは直進安定性と制動時の方向安定性を高める機構で、FR(フロントエンジン・リアドライブ)車としては日本初の採用となり、その数値が小さいほどに直進性と制動安定性が増すスクラブ半径を、キングピン軸の延長線がタイヤの接地面の中心に交わるゼロの位置に設定。さらに、クルマの直進性に大きな作用を及ぼすキャスター角(キングピン軸のタイヤの接地中心に対する後傾角。その角度が大きいほど直進性が増す)は、国産車では屈指の約4度というハイキャスターの設定としました。リアサスペンションに関しては、SSS系にチューニングを見直したセミトレーリングアーム式を、それ以外のグレードにはリンクダンパーを組み込んだ4リンク式を採用、トレッドは前後とも従来の810型系より拡大されました。 ラック&ピニオン式ステアリングは、同社のフェアレディZ用で培ったノウハウをベースにしながら、緻密な改良を加えていった。目指したのはハイキャスター・ゼロスクラブ・サスペンションとの最適なマッチング。結果的に軽くて鋭い切れと素早い応答性、さらに高速走行でのしっとりとした安定感を実現しました。また上級グレード用には、西ドイツ(現ドイツ)のZF社との技術提携により生まれたパワーステアリングを組み込みました。 フロント側に装着するベンチレーテッドディスクブレーキはクラス初採用となる機構で、同時にマスターバック径を7.5インチ(SSS-E系以上は9インチ)にサイズアップし、放熱性や耐フェード性に優れたベンチレーテッド式は、ゼロスクラブによる制動時の方向安定性の高さと相まって、優れたストッピングパワーを発揮しました。また、SSS-E系以上には後輪にもディスクブレーキを装着し、さらに後輪の早期ロックを防止するNPバルブや2系統式油圧回路のタンデムマスターシリンダーも採用しました。 エンジンに関しては、V字型配置の吸排気弁や1気筒当たり2本のプラグの配置した既存のZ型系エンジンを、チューニングを見直して搭載しました。ラインアップはZ16型系1595cc直4OHC/Z18型系1770cc直4OHC/Z20型系1952cc直4OHCを設定。Z18型については、最新の過給器であるターボチャージャーの組み込みも仕様検討されました。 810型ブルーバードの登場からわずか3年4カ月後の1979年11月、6代目となる910型ブルーバードが市場デビューを果たし、ボディ展開は2ドアハードトップ(HT)と4ドアセダン、5ドアワゴン(車名はADワゴン)、5ドアバンの計4タイプを用意(ワゴンとバンは同年12月から販売)。810型系で用意していた6気筒エンジンを積むロングホイールベース版は廃止されました。搭載エンジンに関しては改良版のZ型系のほか、実用重視のLD20型1952cc直4ディーゼルを設定しました。 直線基調のシャープなスタイリングに、先進の足回りを採用した910型ブルーバードは、たちまち市場の大人気を獲得しました。 510型以来の人気モデルとなった910型ブルーバードは、1983年10月になるとフルモデルチェンジが実施され、7代目となるU11型に移行しました。そのU11型系では、伝統のFRからFF(フロントエンジン・フロントドライブ)機構へとレイアウトが一新されましたので、結果的に最後のFRブル—バードとなった910型。しかし、最大のライバルであるトヨタ・コロナをも凌駕し、27カ月連続でトップセラーの地位に君臨した偉業は、長いブルーバード史の中でも一際強い光を放っています。 (参照 名車文化研究所) #hachette #nissan #日産 #van #バン ##
懐かしの商用車 1/43 ブルーバードバン 910型 HACHETTEsennakazu