FERRARI 1512 ITALIA GP 1965 JOHN SURTEES

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フェラーリ 1512F1は、スクーデリア・フェラーリが1964年から1965年にかけてF1世界選手権で使用したフォーミュラ1カーで、車名の1512は「1,500ccの12気筒エンジン」をあらわします。(158は8気筒)

先に8気筒の158F1は156F1の後継車として、マウロ・フォルギエリを中心に開発されました。エンジンはバンク角90度の1,489ccV型8気筒で、ボッシュ製燃料噴射装置を装備し、210ps / 11,000rpmを発生しました。シャーシは156F1後期型で使用した「アエロ」と呼ばれるセミモノコック方式を継続し、外観ではノーズサイドのNACAダクト、水色に塗られたホイール、エンジンカウルから露出した吸気管などの特徴がありました。

同時期に、フェラーリは平行してバンク角180度のV型12気筒エンジンを搭載する1512F1も開発しました。このモデルの仕様になります。エンジンは1970年代に結実する水平対向12気筒(ボクサー)路線の原点となりました。また、ボディは同チーム初のFRP製で作られました。

1,500ccエンジン規定最終年となる1965年シーズンは1512F1を主戦とする予定でしたが、実際は158F1と併用する形となりました。この年はジム・クラーク選手+ロータス・33の組み合わせが圧勝し、フェラーリ勢は2位2回が最高成績で、シーズン4位でした。なお、ジョン・サーティース選手がスポーツカーレースで脚を負傷したため、終盤2戦はペドロ・ロドリゲス選手に搭乗の機会が与えられました。
(参照ウィキペディア)

サーティースのイタリアGOの成績はリタイア、シーズンは5位でした。

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