E2系J14編成東北新幹線「はやて」

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こちらはE2系0番台のはやて仕様です.
E2系の最初期の編成で,1997年に登場しました.当初,東北新幹線で運用されるJ編成は,長野新幹線のN編成と同じ8両編成でラインが赤の車両でした.2002年に東北新幹線が八戸まで開業し,「はやて」のデビューにあわせてJ編成には10両に改造され,ラインが赤からつつじピンクに変更されるなど,東北新幹線用としての更新が行われました.

すでにモデルを公開しているE2系1000番台とは,大きなパンタグラフカバーや窓の形,ワイパーの本数など,さまざまな外観の違いがあります.初期のE2系0番台の窓は正方形に近い小窓の形をしていますが,10両化時にJ編成に連結されたE225-100形(7号車),E226—400形(8号車)のみ1000番台に準じた横長の窓を持っています.そのためレイアウトの直線上にこの車両をフル編成でおくと,大小の窓のミックスがわかります.

当方の車両センターで2番目に導入時期が古いE2系で,個人的に思い入れが深い子でもあります.当初は基本と増結Aの7両で導入し,のちにジャンクで購入した旧ロットの車両をカプラー交換しながら組み入れて10両にしています.2023年の10月に付属の車番用インレタ,世田谷車両センターの全面表記インレタを用いてJ14編成に仕上げました.

E2系0番台の普通車の特徴である茶,紫,青系がランダム配色の座席を再現するために,高校生時代に初期の7両へ室内パーツの着色を行っています.室内灯を入れた車両の窓をのぞき込むと,カラフルでにぎやかな室内の様子が楽しめます.そのうち全車両への座席彩色,室内灯装備を行う予定です.

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