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『マスターズ 超空の覇者』
1987年アメリカ作品 ゲイリー・ゴダード監督。 米マテル社の玩具シリーズ『マスターズ・オブ・ユニバース』を実写映画化したドルフ・ラングレンの初主演作。 かなり人気のあるシリーズでアニメ、ゲーム、コミック化などされたようですが肝心の映画の出来は・・・。 日本語吹き替え版はテレビ東京版とテレビ朝日版がありますが、収録されているのはテレ朝版。 こちらではドルフ・ラングレン演じる主人公ヒーマンを大塚明夫、敵の親玉スケルターを大塚周夫という親子対決キャスティングとなっています。
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『失われた世界』DVD
2002年イギリス作品。 スチュアート・オルメ監督。 イギリス公共放送BBCが制作した、コナン・ドイル原作『THE LOST WORLD』のテレビ映画。 テレビ映画とはいえCG技術のレベルも高く、140分を超える作品ながら最後まで飽きさせません。 主演はボブ・ホスキンス、なんとピーター・フォークが共演しています。 大塚周夫さんはボブ・ホスキンス演じるチャレンジャー教授の吹き替えを担当。 FIXとまでは行きませんが、ボブ・ホスキンスは大塚さんが吹き替えることの多かった役者の一人です。 パッケージには吹き替えキャストが載っておらず、ネットにもまるで情報が無いのですが、知人から 「ボブ・ホスキンスとピーター・フォークが気になって買ってみたら、ホスキンスが大塚周夫さんでしたよ」 と教えてもらい、即購入。 普段から好きなものを公言しておくことが大事ですね!
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『マニアック・コップ』BD
1988年アメリカ作品。 ウイリアム・ラスティグ監督。 テレビ放映時のタイトルは『地獄のマッドコップ』。 政治的陰謀により刑務所に収監された警官が、囚人達に惨殺された後に復活して復讐のために殺人を行うというホラー映画。 低予算映画ですが話は結構面白く、サクッと見れます。 ブルーレイには日曜洋画劇場版の吹き替えが収録されていて、しかもちゃんとテレビ放映版で再生することが可能。 大塚周夫さんは警察署長役で、実に憎々しい感じ。 本作の吹替えで珍しいのは、女性役として野沢雅子さんがキャスティングされているところでしょうか。
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『三銃士』『四銃士』BD
1973年イギリス・アメリカ合作。 リチャード・レスター監督。 フランスの劇作家アレクサンドル・デュマ・ペール原作の有名な『三銃士』を映画化した作品。 映画は分かれていますが、実質は前後編なので並べて展示します。 本作の悪役であるリシュリュー枢機卿を演じるのは、なんとチャールトン・ヘストン。 またその部下がクリストファー・リーという、倒すのは容易ではないという説得力に溢れたキャスティングです。 英雄然としたヘストンを悪役に起用するというのは意外性があったのでしょうが、日本語吹替版では悪役なら海千山千の納谷悟朗さんが当てているので実に堂に入った悪者っぷりです・・・。 ダルタニアンの松橋登さんもイメージにぴったり。 三銃士のアトス、ポルトス、アラミスは、それぞれ内海賢二さん、大塚周夫さん、金内吉男さんとこれまた個性豊かな顔ぶれ。 『四銃士』の冒頭には、原語には無いポルトス=大塚周夫さんによる前回のあらすじが入っていて、ファンにとっては嬉しいところ。
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『名探偵ホームズ』BDボックス
1984~1985年にかけて放映されたテレビアニメーション。 東京ムービー新社とイタリア放送協会との合作。 当初は東京ムービー新社の下請け会社であるテレコム・アニメーションで制作されていましたが、一時中断。 その後、監督が宮崎駿から御厨恭輔へバトンタッチ、制作会社も複数に分けられる形で計26本が制作されました。 全26本中6本が宮崎駿監督作品であり、またそれらの脚本を後に『この世界の片隅に』でその名を広く知らしめることになる、若き日の片渕須直が担当していることで有名。 このボックスには含まれていませんが、1984年に劇場公開されており、テレビ版とはキャスト・音楽等が異なります。 1980年代半ばでありながら、主要キャストが広川太一郎、富田耕生、大塚周夫、飯塚昭三という面々というのも今から見ると凄い。 紅一点のハドソン夫人は麻上洋子で、ゲストキャラクターも芸達者揃いです。 個人的に非常に思い入れの強い作品で、本作の悪役であるモリアーティ教授こそ、私を大塚周夫狂いにしてしまった元凶。 悪党なのにどこか憎めず、頭が切れるのに間抜けで、悪事には全力を尽くすのに女性には紳士的。 まさに大塚節全開のキャラクターで、劇場版・テレビ版ともキャストが変わらなかったのも頷けます。 モリアーティ教授の部下であるトッドとスマイリーは、増岡弘と千田光男が担当。 ジャムおじさんやマスオさんのイメージが強い増岡さんですが、こすい悪役がこれまた上手い。 千田さんは洋画劇場世代なら数多の作品で耳にした名脇役ですが、本作ではスマイリーのとぼけたキャラクターととてもマッチしています。 なにかと宮崎担当6本が持ち上げられる本作ですがそれ他にも、作画クォリティの高い『飛行船しろがね号を追え!』や、教授のトリックが光る『貨車が消えた!?教授の大魔術』といったところもおすすめです。 ちなみに、イタリア版では日本放映の際にカットされたシーンが存在しており、一部はフィルムブックなどで見ることができます。
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アイデン AD-40
アイデン社がかつて製造していた1インチスロートのドライバーユニット。 これも同社の高級ラインナップから漏れず、アルニコマグネットと黒チヂミ塗装による無骨かつ力強い仕上げとなっています。 1974年ごろから1984年の倒産直前まで長きに渡って生産されていたロングセラー製品の一つ。 そのためか、中古市場でも比較的目にすることが多いモデルです。 発売当時の仕様を見ると、金属ホーンAH-1200とセットで紹介されています。 スピーカーシステムS-501にトゥイーターユニットとして搭載されていました。 ドライバーというのはそのままでは十分な音量が得られないため、ホーン(ラッパ)を取り付けて音を鳴らすスピーカーのこと。 ラッパをつなぐ部分の口径が大きくなるほど低音再生に有利ですが、これは1インチと小口径で単体では十分な帯域が確保できません。 そのため、低音用のウーファーユニットと組み合わせて使うことになります。 取付穴は3つでJBLやコーラルといったメーカーと同一のようです。 取り付けるホーンはメーカー品を買う、中古品を探す、自作する、といったところになります。 しかし、ホーンの長さ・大きさ・材質・構造といったものが、再生音に直結する重要な要素のため一筋縄ではとてもいきません。 本来ならばメーカー純正ホーンAH-1000と組み合わせるべきなのでしょうが、入手が難しいため、程度の良さそうな自作品の木製ホーンを中古品店で購入して取り付けました。 同社のAW-120Xと簡単に組み合わせて鳴らしてみましたが、ウーファーと同じく聞き疲れのしない優しい音色です。 もっとも、ホーンを使ったスピーカーシステムの構築はそれだけでン十年の歳月と膨大な手間暇(と、莫大な資本に広大な場所)を必要とするもののため、これがAD-40の音だとは断言できません。 ですが、死蔵しておくのはあまりに勿体ないため、 「とにかく鳴らせるようにしよう」 と一通り形にすることになりました。
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アイデン AW-120X
今は亡きアイデン社の30cmウーファースピーカーユニット。 アルニコマグネット、黒チヂミ塗装の仕様は同社高級ユニット群共通です。 アイデンが自社ブランドを立ち上げた1973年頃から販売を開始しており、同社の高級スピーカーシステムS-501(1974年当時14,4000円)のウーファーとしても採用されています。 入手品はコーンを支えるエッジ部分が硬化し、コーン紙に一部傷があるもの。 エッジは硬くなりすぎると低音が出なくなるので、軟化させる処置を行いました。 振動版は穴こそ開いていないものの、傷部分が薄くなり強度が落ちているため、大入力をぶち込むような真似はできません。 外観は一目でアイデン製とわかるフルレンジと違い、アメリカの伝説的オーディオメーカー、アルテック・ランシング社のウーファーにそっくりです。 サッと鳴らした印象ですが、年数が経っているためか、非常に落ち着いた、とても優しい(悪く言えば地味な)音です。 アンプを選び、適正なボックスに納めて大音量で鳴らせば、ガラッと変わるのかもしれません。
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『きつねと猟犬』
1981年公開作品。 猟犬ときつねという相容れない種の友情物語。 大塚周夫さんは猟師のエイモス・スレイド役、作中ずっと悪役然とした彼が情けを見せる最後のシーンはグッときます。
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『トイ・ストーリー』DVD
もはや説明不要の圧倒的人気作品。 それまで一段下に見られていた3DCG作品に文字通り新時代をもたらし、ピクサーの名を知らしめた名作です。 『3』は映画館で年甲斐もなくボロボロ泣きました。 大塚周夫さんはメインキャラクターの一人(?)、ブタの貯金箱のハムを好演。 好演と言ってもいつもの大塚節炸裂!…ではなく、臆病で皮肉屋で素っ気なく、実にサラッとした演技です。 大塚周夫好きを自認していた僕が、見終わってキャストを参照するまで気づかなかったほどにアッサリした芝居は、大塚周夫の役者としての引き出しを改めて思い知らされました。 ある大塚ファンが「観客にまったく媚びることろがない芝居」と評していましたが、まさにその通りと思います。 実際、知合いにハム=大塚周夫ということを話すと驚かれることが多かったので、やはりただものではなかった。 大塚周夫が更に好きになった作品です。
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フジケンサウンド FF-128V
フジケンサウンドが発売していた防磁型12センチフルレンジユニット。 FF-128Sと比べるとフレームなどの基本パーツは共通ですが、コーン紙が違うようにも見えます。 マグネットが防磁カバー付きになった関係で一回り小さくなり、そのため重量も軽くなっています。 こちらはオークションで手に入れたものですが、どうも単売されていたものではなく、同社のPRO-1000HDから外したもののようです。 正面はパンチングメタルのカバー付きで、お子さんのいるご家庭でも安心してご使用いただける仕様となっております。 比較写真は左からAF-50X、FF-128S、FF-128V。 正面から見たらほとんど違いはありません。
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『さらばバルデス』BD
1973年フランス・イタリア・スペイン合作。 ジョン・スタージェス監督。 インディアンと白人のハーフという、孤独な男チノが主人公。 ブロンソンの持つどこかアウトローな雰囲気と相まって、とても魅力的なキャラクターに仕上がっています。 ジル・アイアランドは『バラキ』と同じく平井道子さんが担当。 ラストシーンはかなりぐっとくるものがあります。 居場所の無い孤独な人間の悲哀・哀愁を感じる、いい作品だと思います。
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『特攻サンダーボルト作戦』DVD
1977年アメリカ作品。 アーヴィン・カーシュナー監督。 1976年に起こったエール・フランス機のハイジャック事件~エンテベ空港人質救出作戦までの一連の流れをテレビ映画化した作品。 尺が長いので吹き替えされている部分が少ないのが残念だが、とても見応えがある。 ・・・個人的なことですが、かつて知り合いにイスラエル人がいました。 ただの普通の男だった彼が言っていた、「パレスチナの連中は悪魔だ!」という言葉が忘れられない。 人間ではないのだから、いくら殺そうが死のうが構わないと。 だからこそ、どんな手段をもってしてもパレスチナに世界の目を向けさせようとする、解放人民戦線の人物にも一種の憐れみを覚えてしまうのです。 恐らく、どちらかが完全に滅びるまで、イスラエルとパレスチナの対立は終わらないでしょう。
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『スーパーマグナム』ブロンソン没後15年特別版BD
1985年アメリカ作品。 マイケル・ウィナー監督。 『デスウィッシュ』シリーズ第三弾。 DVDには収録されなかった日曜洋画劇場版の吹き替えが、満を持して収録。 前作から大幅にスケールと火力がアップした本作は、吹き替えも名言のオンパレード。 「あなた! カージーさんよ! ダニを撃ち殺してるわ!」 という台詞がこの作品のすべてを言い表しています。 残り2作、『デスウィッシュ4』と『デスウィッシュ5』にも吹き替え収録される日は来るのだろうか?
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『合衆国最後の日』2枚組特別版
1977年アメリカ/ドイツ制作。 ロバート・アルドリッチ監督作品。 中古品を購入。 BDも発売されていますが、吹き替えが収録されているのはこのパッケージのDISK2のみ。 このDISK2、TV放映時の日本語吹き替えを基にして特別編集したとありますが、なぜか欠損部分がある。 オリジナルでチェックしてみると、どうも吹き替えで使用したBGMの権利問題が絡んでいる模様。 バート・ランカスターに久松保夫さんを持ってこなかったのは、やはり映画のキャラクターを優先したのでしょうか。
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コーラル音響 H-104
スピーカーユニットの名門コーラル音響の大型ホーンツィーター。 より上位にプロフェッショナルシリーズのH-100があります。 それでもフォステクスの現行製品T900Aよりもでかくて重い。 手に持った感じはまさに砲弾。 当時26,000円らしいのですが・・・大赤字だったのではないでしょうか。 ヤマハのJA-0506IIがほぼ同価格なのですが、なんと重量が2倍以上違います。 (JA-0506が1.3kgに対して、H-104は3.5kg!) コーラルは他製品も激安でしたが、なんか潰れてしまった原因が見えてくるような…。 所有しているツィーターの中では最も巨大ですが、逆にホーン口径はもっとも小さいです。 他の手持ちツィーターと比べると、細かい音もなんなく描き出すような圧倒的描写力を持ちます。 反面、あまりに正直でありすぎるのか、JA-0506と比べると表現力に個性を感じません。 もちろん個性が無いことも個性、癖が無いということは使いやすいということでもありますが。 曲によってJA-0506と入れ替えながら使っていきたいのですが、その重量故に乗せ換え作業はさながら揚弾・装填作業を行っている気分です・・・。
オーディオ機器 コーラル音響 48000円qqtys