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アイデン AW-120X
今は亡きアイデン社の30cmウーファースピーカーユニット。 アルニコマグネット、黒チヂミ塗装の仕様は同社高級ユニット群共通です。 アイデンが自社ブランドを立ち上げた1973年頃から販売を開始しており、同社の高級スピーカーシステムS-501(1974年当時14,4000円)のウーファーとしても採用されています。 入手品はコーンを支えるエッジ部分が硬化し、コーン紙に一部傷があるもの。 エッジは硬くなりすぎると低音が出なくなるので、軟化させる処置を行いました。 振動版は穴こそ開いていないものの、傷部分が薄くなり強度が落ちているため、大入力をぶち込むような真似はできません。 外観は一目でアイデン製とわかるフルレンジと違い、アメリカの伝説的オーディオメーカー、アルテック・ランシング社のウーファーにそっくりです。 サッと鳴らした印象ですが、年数が経っているためか、非常に落ち着いた、とても優しい(悪く言えば地味な)音です。 アンプを選び、適正なボックスに納めて大音量で鳴らせば、ガラッと変わるのかもしれません。
オーディオ機器 アイデン ネットオークションqqtys
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『合衆国最後の日』2枚組特別版
1977年アメリカ/ドイツ制作。 ロバート・アルドリッチ監督作品。 中古品を購入。 BDも発売されていますが、吹き替えが収録されているのはこのパッケージのDISK2のみ。 このDISK2、TV放映時の日本語吹き替えを基にして特別編集したとありますが、なぜか欠損部分がある。 オリジナルでチェックしてみると、どうも吹き替えで使用したBGMの権利問題が絡んでいる模様。 バート・ランカスターに久松保夫さんを持ってこなかったのは、やはり映画のキャラクターを優先したのでしょうか。
映画ソフト 日活株式会社 5000円ほどqqtys
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NIKKO/日幸電子 M-205W
#オーディオ M-204の音に味を占め、「他のNIKKOの音も聞いてよう」と手に入れたNIKKOのパワーアンプM-205W。 M-204が1976年ごろの発売で、このM-205Wが1981年。 5年振りの新作だけあって、パワースイッチ、スピーカーON/OFF、メーターON/OFF、ボリュームが追加されている。 しかし音質は・・・良くも悪くも80年代。 確かに聴感上レンジは広くなって解像力も上がっているが、M-204が持っていた優しいふわりとした良さは失われている。 「この音なら、他メーカーのアンプも選択肢に入ってくる」という感じ。 70年代には各社個性的な音色が揃っていたが、80年代に入ると個性が消えて横並びになる傾向がみられる。 スピーカーは見た目に分かりやすいが、アンプにも同じことが言える気がしている。 追記:2018年12月、我が家を旅立ちました。
オーディオ機器 日幸電子 60000円前後qqtys
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ERATO ERA1069 クルト・レーデル/パッヘルベル&J.S.バッハ
#レコード #アナログレコード CDルーム、と言いつつのアナログレコード紹介。エラートのクルト・レーデル指揮ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団によるパッヘルベルとバッハの名曲集。この盤に収録されているパッヘルベルのシャコンヌ ヘ短調が特に素晴らしい。のだけれども、おそらくCD化はされていないはず。(MP3などの圧縮音源でのデジタル配信はどうやらあるらしい)。
クラシック音楽 エラート 2004年ごろqqtys
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SANSUI AU-α607MOS LIMITED
#オーディオ あまりにも有名な07シリーズの最終モデルであり、山水電気がこの世に送り出した、最後の本格的プリメインアンプです。 中古ワンオーナー品を購入しました。 製造メーカーの部品保守期限は8年と定められていますが、この607は保守期限が切れたMOS-FET素子を利用して1000台が限定生産されました。 サンスイも、自分の行く末をはっきりと認識していたということでしょう。 MOSらしい高音域の素直さ、なにより美しい容姿が気に入ってホーンツィーター用に使用しています。 近年の同クラスアンプと比べて非力なので、能率の高いスピーカーと組み合わせてあげるのがよいでしょう。 年代によって音色が異なるサンスイのアンプですが、α以降の集大成的モデルでしょうか。 上位機種α907を聞いたことが無いので、比較ができません。
オーディオ機器 山水電気 90000円qqtys