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NIKKO/日幸電子 M-205W
#オーディオ M-204の音に味を占め、「他のNIKKOの音も聞いてよう」と手に入れたNIKKOのパワーアンプM-205W。 M-204が1976年ごろの発売で、このM-205Wが1981年。 5年振りの新作だけあって、パワースイッチ、スピーカーON/OFF、メーターON/OFF、ボリュームが追加されている。 しかし音質は・・・良くも悪くも80年代。 確かに聴感上レンジは広くなって解像力も上がっているが、M-204が持っていた優しいふわりとした良さは失われている。 「この音なら、他メーカーのアンプも選択肢に入ってくる」という感じ。 70年代には各社個性的な音色が揃っていたが、80年代に入ると個性が消えて横並びになる傾向がみられる。 スピーカーは見た目に分かりやすいが、アンプにも同じことが言える気がしている。 追記:2018年12月、我が家を旅立ちました。
オーディオ機器 日幸電子 60000円前後qqtys
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NIKKO/日幸電子 M-204
#オーディオ 現在はもうオーディオから撤退してしまった日幸電子が生み出した純A級パワーアンプ。A級なので出力は40W+40Wと少ないが、それこそ目玉焼きが焼けるんじゃないかと思うくらいに熱くなる。そのためPC用の静穏ファンを上に乗せて使用している。 パワースイッチが無い、ボリュームも無い、スピーカーのオンオフもできないというあまりにも潔すぎる設計。 友人から「動作検証してみて!」と預かってしばらく鳴らしていたら、案の定保護回路が働いてしまい、修理することに。 幸い保護回路のトランジスタが故障していただけで、大事には至らなかった。 A級らしい歪のない美しくしなやかな音質で、ふわっと漂うような良さがある。 純A級アンプというと有名なエクスクルーシブM4aがあるが、あちらはピンとこなかった。 どちらも古いアンプなので、コンディションの当たり外れも大きく、一概に悪口は言えないのだけど・・・。 この上位にM-110というトンデモアンプがあるのだが、果たして現存しているのだろうか?
オーディオ機器 日幸電子 2018年qqtys