タミヤ 1/350 日本海軍戦艦 大和(旧版)
田宮模型(現タミヤ)の1/350スケールの戦艦大和です。
2011年に発売された新版ではなく、モーターライズ仕様にもできる旧版の方。
入手したのは中古店で見つけた未開封の当時品ですが、なんとリニューアル版が出た現在でも新品で入手可能、しかもお値段はずっと手ごろで、タミヤの良心を感じます。
それに古いキットゆえにパーツは少なめで、初心者の私にも非常に組み易く、しかも出来上がれば迫力満点。
毎日1時間ちょっと作業して、一か月程度で完成。
正直1/700のフジミのキットよりも作るのはずっと楽でしたね。
ディティールアップパーツの類は一切使用せず、キット付属のパーツだけで組みました。
自分の力量をわきまえて、防水布や甲板もグレーにして色数を減らしてコントラストを抑え、墨や汚しも入れず、初めて作業した張線の本数もかなり少なくしてあっさり目に仕上げています。
スケールモデルはネット上だと腕に覚えのあるヤバい先達の方々の作品ばかりがヒットするので、こういう素人工作の例を見て安心する人もいるだろうと、今回敢えてコレクションに載せてみました。
艦体色は佐世保海軍工廠色、木甲板はガンシップグレイとちゃんとマスキングして塗り分けたんですが、実物でも写真でもほとんど違いが出ず。
艦底色はキャップの色味が気に入ってタミヤスプレーのマイカレッドを買ってきたんですが、ラメ入りだと知らずに吹いたものだから、いきなりツヤツヤキラキラしてきてびっくり。
塗り直すのもあれなのでそのままにしたのですが、グレーの甲板と相まって宇宙戦艦の方を彷彿とさせる仕上がりになってしまい、複雑な気分に。
わざわざマスキングまでしたのに木甲板をグレイに塗ったのは、兵器としての無機質さを出したかったからというのもあります。
ハワイで実物の戦艦ミズーリに乗船したときにも、もちろん木甲板だし豪華な内装の部屋なんかもあるんですが、あくまで印象に残ったのは灰色一色の兵器としての無骨で巨大な外観でした。
本来の艦船は兵器であると同時に立派な建造物でもありますが、今後も自分は木甲板をタンで塗る気持ちにはなれないような気がしています。
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