相棒 season1

警視庁の窓際部署である特命係の杉下右京と相棒の亀山薫。捜査権も無く仕事といえば雑用みたいなものばかり…
しかし、超人的な頭脳を持った右京は興味を持った事件を「勝手に」捜査し始める。

単発ドラマが３回放送された後、満を持して連続ドラマがスタートしました。
能力は非常に高いにも関わらず、出世コースから外れてしまい窓際に追いやられている杉下右京。長年愛されているそのキャラクターですが、この頃はまだ若く尖っていますね。もしかしたら、本人にはそんな気は無いのかもしれませんが、他人を見下したり馬鹿にしているような言動が目につきます。実際に薫も最初は右京をイヤな奴だと思っており、反感を持っていました。

相棒シリーズは、杉下右京という主人公が相棒と過ごすうちに、共に成長や変化をしていくのが見所だと思います。
まず、このseason１では、ある意味まだ尖っていた右京と薫が事件を通じて、徐々に互いを認めていくところが注目ポイントですね。

特に、11話と12話は右京の過去に関わるエピソードであり、特命係が作られた経緯が語られるだけではなく、杉下右京という人物の根幹にある正義や信念に触れることが出来て必見ですね。

≪収録話一覧≫
第１話　警視総監室にダイナマイト男が乱入！刑事が人質に！？犯罪の影に女あり…
第２話　教授夫人とその愛人
第３話　秘密の元アイドル妻」
第４話　下着泥棒と生きていた死体
第５話　目撃者
第６話　死んだ詐欺師と女美術館長の指紋
第７話　殺しのカクテル
第８話　仮面の告白
第９話　人間消失
第10話　最後の灯り
第11話　右京撃たれる　特命係１５年目の真実
第12話(最終回)　特命係、最後の事件